みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

バースデイ

2007-09-26 | kid

22日、こうたろうは4歳になりましたー。

初めてアンパンマンケーキなんて用意してみたけど、
もう来年くらいからはこういうの喜ばないかもね。
(しかし、切るとき胸が痛んだ……なんせ顔だし。
アンパンマンって食われる運命なんだ、と割り切った)

家族でお祝いしたり、センター南でお友達と再会したりと、
いろいろと盛りだくさんな3連休でした。

4歳となると、なんかもう「子供が小さいので」って言うの違和感あるなー。
4歳男児って、すごいナマイキな感じが……。
(実際ナマイキだけど)

日本で浸透している「3歳神話」の時期も過ぎてしまったってことか。
「3歳までに○○○」とかってよく聞くけど、
ちゃんとクリアしてきてるのか自信がありません。

でも、元気に育ってよかったよかった。
これからも仲良くやろうね。


ガンバの冒険

2007-09-21 | television
先週の連休、相方が「ガンバの冒険」のDVDを持って帰ってきた。
職場の人が唐突に「ツタヤで借りて録画したのであげます」
と言ってダビングしたのをくれたらしい。
テレビで放映されたのを収録したもので、全部で5枚あるうち
相方がもらったのは、はじめの2枚。
なぜ突然。なぜガンバを。なぜ相方に。なぜ2枚。
なぞは深まるばかりだが、朝帰りだった相方はそのまま寝てしまったので
こうたろうと一緒に観た。

ガンバを知らない若い人も、「なつかしアニメ特集」とかで
けっこう取り上げられているので、
ガンバ~、ガンバ~、ガンガンガーンバ♪ 
というノリのいいオープニング曲を聴けばわかるはず。
個性的なネズミたちが、海を越えて冒険するストーリー。

しかしこれ、じっくり本編を観てみると、かなり重いアニメ。
ゆかいな仲間たちの冒険物語♪というんじゃなくて、
もうホントに生きるか、死ぬかっていうサバイバルな話だ。
簡単に言うと、ノロイという悪どいイタチを倒すために、
ガンバを中心にネズミたちが闘うという内容なんだけど、
「自然界の厳しさを説く」というよりも、
「不条理な権力に屈するな! 立ち上がれ、平民たちよ!」という感じ。
そしてノロイが、マジでこわい。姿を見るだけで、ぞわぞわくる。
リスの「黒狐にとって、僕らは冬の食料なんだ」なんてセリフも
あのマンガマンガした絵柄で言われると「えええ!?」なんてびっくりしてしまう。
キティちゃん(猫)がミッキー(ネズミ)を食う、みたいな。

そんな中、「ボーボが初めて恋をした」というタイトルがあり、
「おお、こんなほのぼのした回もあるのか」と思いながらゆったり観ていたら
ボーボと仲良くなった女の子(リス)のお兄さんが、
仲間や妹を守るため、黒狐との壮絶な闘いのすえ死んでしまった。
悲しい。かなり悲しい。っていうか、そのタイトルちがうだろ。

ネズミたちは赤いツナギ着てたりチューリップハットかぶってたりしてカワイイし、
サイコロ振ってばかりいる「イカサマ」とかキャラもユニークだし、
一見楽しげなのになあ。
でも、そのギャップがまたよかったりもするんだろうな。
このタッチがヘビーなテーマをやわらげてくれるというか。

子供のころのアニメを今になってあらためて観ると、
いろいろ考えさせられますな。
ところで、ガンバの声優は野沢雅子さん。
我々世代は、主人公がこの声でしゃべってるのを聞くとなんか安心するよね。



秋の訪れ

2007-09-18 | health
ちょっと涼しくなったら、とたんに風邪をひいた。
「これくらい大丈夫、気の持ちようだ!」とがんばっていたのだが
昨日久しぶりにヘルペスのお出まし。敗北……。
でも、ひきはじめのしんどさはちょっとラクになってきたみたい。
ゆるくだるい感じだけどゆるく治ってきていもいるので、ゆるく通常営業。

日記をたどってみると、風邪をひいたのは6月末以来。
ひと夏、無事だったということだ。
産後1年くらいからずっと、本当にしょっちゅうしょっちゅう風邪を
ひいていたので(しかも一回ひくとなかなか治らない)
3ヶ月健康だったというのは私にしては快挙!
冬から飲んでいる漢方のおかげもあると思うけど、
暑かったせいもある気がする。

猛暑猛暑と騒がれた今年の夏、私にはすごーく過ごしやすかったのだ。
雨が少なかったせいか、あんまりじめじめしてなかったし。
エコを意識していたわけじゃないけど、ひとりで家にいるときは
あんまりクーラーも扇風機もつけなかった。
冷たい飲み物もほとんど摂取した記憶がなくて、
基本的にはあったかい紅茶ばかり飲んでいた。
(あ、でも、この夏はジーマにはまったな。
夏を通して7~8本ってところか)

暑さに強いというより、本当に寒がりなんだなあ、私。
あれくらい暑ければ元気でいられるということがよくわかった。
これからどんどん寒くなるんだと思うと、細胞が身構えるのがわかる。
私はずっと秋が一番好きで、秋の気配がするとうれしくて仕方なかったけど、
今年は「あーあ……夏、終わっちゃったな……」なんてさびしい気持ちに。
おお、これが、秋はもの悲しいってやつなのね。
今まで「秋がなんで悲しいんだ、春のほうがよっぽど不安定で切ないよ」と
思っていたけど、37回目にして、初めておセンチな秋を感じています。ひゅるる。

サザエ流子育て

2007-09-11 | kid
「サザエさん」の登場人物タラちゃんは、3歳だそうですね。

今まで特に気にとめていなかったのだが、
それを知ってからはどうもタラちゃんがうさんくさくて仕方ない。

3歳といえば、こうたろうと同じ年。
少なくとも、私の知るかぎりでは、
この世にあんな品行方正な3歳男児はいない。

それとも、あの家族構成の中で育てばああなるのだろうか。
母親がサザエさんみたいな髪型をすればいいのか。
なんなら私、やってもいいぞ。

男の子を育てていて実感するのは、
「くれよんしんちゃん」とか「まことちゃん」が
いかにリアルであるかということ。
ぜんぜんデフォルメでもギャグでもないのだ。
もちろん個人差はあるけど、だいたいあんな感じ。

私は見たい。
おしりをまくって、ふりふりダンスをするタラちゃんを。
「うん●」とか「ちん●」と叫びながら大笑いしてるタラちゃんを。
鼻くそをほじって食べ、「ハムの味がする~」などとコメントするタラちゃんを。
きれいなお姉さんと遊んでいるとき、自分がコドモであることを駆使して
抱きついたりさりげなくおっぱいをさわったりするタラちゃんを。

そういえば、サザエさんがタラちゃんを叱ってる場面ってあんまりないなあ。
サザエさんが叱ってるのはいつもカツオだ。
それを見てるからタラちゃんは「おりこうにしなくちゃです」
と思うんでしょうか。
私はかねてから「なんでサザエさんは弟が宿題しなかったくらいで
怒ってるんだろう。姉として行き過ぎじゃないか?」と疑問だったのだが、
あれは子育ての一環として、計算のうえでのことだったのかも。

やるなー、サザエさんって。


ゴール

2007-09-07 | kid
こうたろうの滲出性中耳炎、完治しました。

昨日の診察で「いい感じに安定してるから、もういいですよ」と
お医者さんに言われたときは、うれしいのより先に、
まずぽかんとしてしまった。
今まで、「ほとんどお水がないからもう少し」と診断されて
もう治るんだと期待したこともあったのだが、
次に行くと「また増えちゃってるね」とぶりかえしていたりして、
何度かその繰り返しだったのだ。
最初から「症例写真よりもひどい状態」と言われていたし
この調子だと完治までに1年はかかると覚悟していたので、
4ヶ月で通院が終わるとはびっくり。

ただこれは再発しやすい病気で、原因はとにかく鼻水なので、
「これから寒くなって鼻水がたくさん出るような時は
見せに来て」とのこと。
それまでは、とりあえず通院も薬も終了。

診察が終わって受付に行っても
「あー、もう次の予約しないでいいんだ……」
帰り道でも
「あー、もう薬局に寄って薬もらわなくていいんだ……」
家に帰ってからも
「あー、もう保育園に薬と『投与願い』の書類(薬を飲ませてもらうときは
必ず提出する。今まで4ヶ月毎日持っていっていた)
用意しなくていいんだ……」
と、なんだか大事なことをし忘れているような気持ちにも。

お医者さんに「もういいですよ」と言われる日をどんなに望んでいたか。
そうなったら、「ヤッターー!!」って飛び上がって喜ぶと思っていた。

でも、いざそうなってみると実感がわかなかった。
今となっては耳鼻科通いが生活に組み込まれていて、
それがこんなに突然なくなるとは思っていなかったのだ。
はじめのうちは症例写真を見ただけで失神しそうになっていた私も、
このごろは専用器具でこうたろうの耳の中を見せてもらっていた。
(あれはリアル! 水と鼓膜の間の空気の泡が動いてるのが見えるの!)
「母親として強くなった」ということではなくて単に「慣れた」んだと思う。
滲出性中耳炎は痛みがないので、扱いやすかったのもある。
病名を宣告(!)されたときはショックだったけど、
この4ヶ月のあいだにかかった手足口病やトビヒに比べたら、
ただ病院に行ったり薬を与えたりなんて
どうということはないとさえ感じ始めていた。

じわじわとうれしい気持ちがこみあげてきたのは、
こうたろうと一緒にお祝いのクレープを食べ終わったころ。
うん、やっぱり、うれしい。よかった。
親子ともども、ひとつ、解き放たれた。

よくがんばったね、こうたろう。
そしてみなさん、ありがとうございました。



NGワード

2007-09-04 | kid
このところ、ちょっぴりツイてないこうたろう。
「一歩手前」と言われていたとびひは前進してしまい、
最初の水ぶくれが治ってきてもまた新しいのが増えたりして
大好きになったプールも後半からずっと入れないまま終わってしまった。
園からのおたよりに「見学だったこうたろう君は、プールに入っている
おともだちに拍手していました」と書いてあって、それもまた胸がいたかった。

そのあとも、冷凍庫から出したばかりの氷を口に入れようとして
相方に怒られたものだからすぐ離したら唇の皮がべろんと剥がれてしまった。
その夜はスプーンが当たるのも痛かったようで、
私が箸で流し込むようにしてなんとか食事。
また次の日にはふざけて転んで顎をちょっと切ったり、
スーパーで知らないおじさんの大きなバッグが頭にぶつかったり。

そしてつい先日のこと。
保育園で「小さく切ったストローを紐に通してネックレスを作る」
という遊びをしたらしい。
先生によると、こうたろうはいっしょうけんめい、
たくさんストローを通したらしいのだが、
「ママ達に見えるように窓に貼っておくから持っておいで~」と言われて
持っていく途中、バラバラっとほとんどのストローを落としてしまったとか。
「展示してあるものは少ししかストローがついていないけど、
ほんとはこうちゃん、すごく長ーく作ったんですよ!」とノートに書いてあった。

窓際を見ると、みんなが作った作品が名前つきで展示されている。
たしかにこうたろうのは、ストローがちょっとしかついていなくてさびしい。
縦にぶらさがるように並べて貼ってあるのでまるで営業成績の一覧表みたいに見えて、
きっと長かったであろう図を想像したらちょっとせつなくなってしまった。

せっかくがんばったのになあ……。

その夜、相方に「なんだかかわいそうでさぁ」と話したら、
「かわいそうじゃないっ!」と叱られてしまった。
「先生がちゃんと見ててくれて、俺たちがわかってるんだから
それでいいじゃないか!」と、いつになくアツい。

そうだよな……。
こんなこと、これからいくらでもいくらでもあるんだろうな。
私たちがこうたろうのがんばりを知っていればそれでいいんだよね。
私も、昔から「かわいそう」って言われるの大嫌いだったのに。
いろんな意味で、これってNGワードだよなあ。

私って育児むいてないなあ、と思うのはこんなとき。
生き物(!)の世話が苦手とか、ついイライラしてしまうってこともそうなんだけど、
いろいろ想像しすぎたり、子供に感情移入しすぎてしまうみたい。
そういう意味でも、私の場合、仕事があってよかったなと思う。

でも、とびひは海に行ったらなぜか突然治ってしまったし、
プールもホテルでじゅうぶん満喫していたし、
何より、こうたろうが自分で「俺、最近ツイてなくてさ~」なんて
嘆いてるわけじゃないものね。
私が気に病んでどうするんだ、ホントに。

小さいことにこだわらないで笑い飛ばせる元気なかあちゃんでいたいんだけど、
まだまだ修行が足りないなあ。



なつやすみ

2007-09-01 | monologue
遅めの夏休みで、御宿の海に来ています。
ホテルに備え付けのパソコンより、ブログ更新。

この夏、
あんなにあんなに晴れて暑かったのに、

よりによって本日、です。
念のため持ってきたパーカーが役にたった。

まあでも、気持ちよく過ごせてます。
雨じゃないだけよかったよかった。
これからディナーです♪