みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

3歳児の会

2006-12-31 | kid
Photo by mae-gamiさん

昨日はmae-gamiさん宅で「3歳児の会」♪
久しぶりのセンター南。やっぱり心が洗われますな。
あの駅まわりって、私にとってはまちがいなくパワースポットだ。

さて、この会、11月にあった保育園仲間での集まりに参加できなかった
メンバー(突然の体調不良で)のために、
mae-gamiさんがしきりなおしてくれたもの。
(たまたま全員が3歳児だったのでmae-gamiさんが名づけた)
今回は親も子も全員元気で顔を合わせられたのが本当にうれしかった!

こうたろうは卒園してしまったので、他の子供たちとは久しぶりだったのだが、
だからこそ本人もすごく楽しみにしていた様子。
いつもはぐずる電車も、50分間にこにこと乗っていた。

よそのお宅にあるおもちゃって新鮮なようで、飽きずに遊んでいたのだが、
こうたろうが一番ハマったのが「びっくり箱」!(上の写真)
最初はビビっていたこうたろうも、だんだん慣れてくると夢中に。
箱からピエロが飛び出してくるたび、きゃははは~~と笑っていた。
そしてお友達にも「見て~!」とひとりひとりのところに持っていく。
子供たちがまた、それを見てい~いリアクションをするんだなあ。
こうたろうはみんなが「うわ~!」って顔するのが楽しくて仕方なかったらしい。
何度もやっていやがられて(?)いた。

みんなに会うたびに感じるのは、他の子たちの成長。
おお、こんなことするんだ~。こんなこと言うんだ~。背も伸びたな~。
子供同士のからみも、これまでと違ってきているのがよくわかる。
気がつくと、大人同士も、1年前と比べて関係が深くなっているし、
それぞれの環境がどんどん変わってきている。

ただ一生懸命に日々生きてるだけのような気がするけど、
確実にいろいろなことが動いてるんだな……としみじみ思った。

今年もお世話になりました。
来年もさらにさらに、よろしくお願いします!!

読書記録2006-31

2006-12-28 | book
最後の読書記録です。
来年からは、読んで特に印象に残った本だけアップします。

75「愛してよろしいですか?」田辺聖子  充実度★★★★☆
「芋たこなんきん」がおもしろいので、田辺作品を読みたくなった。
自分の本棚にもあったっけ……と探したら、これが見つかりました。
いつ読んだんだろうな~。たぶん20歳くらいのころだったと思う。
(発行されたのは昭和57年)
でもけっこう内容を覚えていて、「好きなくだり」というのがいくつか
きちんと頭にもココロにも刻まれていたみたい。

ストーリーは、34歳の「ハイ・ミス」すみれと、大学生ワタルとの
とてもキュートなラブストーリー。
12歳年下の男の子との恋愛に戸惑う、すみれの想いがいじらしくてかわいい。
そして、すみれのことを「スウ」と呼んで愛するワタルがすっごくいい男だ。

ハタチの私が読んでおもしろかったんだもの、
すみれに近い年齢の今の自分が、この小説をつまらないと思うはずがない。
経験値分、深く堪能できたし、田辺聖子という作家と、作品の「味」のようなものを
しっかり楽しむことができた。

「芋たこなんきん」で、健次郎が言ったプロポーズの中に
「僕と結婚したらおもしろい小説がたくさん書ける」という言葉が
あるんだけれど、(これが実話なら)そのとおりになったなあ、と思う。
町子(聖子さん)は「もっとロマンチックな言い方はないの?」と返すんだが、
小説家としてこれ以上うれしい言葉はないじゃないか!
お聖さんのあたたかでユーモアのある文章の傍らには、
あんなすてきなご主人の愛があったのね……などと、
別の見方もしてしまいました。
時代をぐるっとまわって、また田辺聖子の世界が世の中に求められてるのかも。
田辺作品、もっと読んでみたいです。

誕生

2006-12-27 | people
義姉のK子が、昨日の夜、元気な男の子を出産しました!

今朝、お義母さんからの電話で起床。
うれしいニュースを受けたのは、クリスマスシーズンで職場(ホテル)に泊り込み、
5日ぶりに帰ってきた相方。
く、くそ~、ずっといなかったくせに私より先に知るなんてっ!!

なにはともあれ、めでたい!
この日をどんなに楽しみに待っていたことか。
産院がうちから徒歩5分くらいのところなので、
相方も出勤前に会いたいと言って面会に。

まずはK子のいる個人部屋へ。
私も夜中の出産だったが、翌朝は子宮収縮の痛みに苦しんだので
K子ももしかして寝てるかも、と思いつつそろりと……
しかし、そこにはいつもと何も変わらないK子がベッドに座っていた。

彼女は妊娠前から「子育てはしてみたいけど、出産がこわい」とずっとずっと言っていて、
おしるしがきたときも「こわいよ~、ココロの準備ができてないよ~」と
苦笑いしていた。
注射だって、こわがっていたら余計に痛いはず。
だから私は、出産前はあまり「痛かった、大変だった」という話はしないようにして、
「いや、その時になると意外とできちゃうものだよ」とか言っていたのだ。
「大変だった話」は、全部終わってからお互いいっぱい言い合おうと思っていた。

が、K子、陣痛に関しては
生理痛だね、あれは
程度の感想。
出産の瞬間に関しては、
「痛いっていうより、出すのが大変って感じだね」
とな。

う、うそ~~~。
あんな生理痛が毎月きたら生きていられるもんか!

さらに、子宮収縮の痛みも全然ないそうで、本当に普通にしていた。
昨日は、陣痛がきたので義兄さんとお義母さんと一緒に産院に来て、
「朝までかかると思う」と言われ、義兄さんとお義母さんは帰宅したのだが、
その2時間後に産まれたらしい。予想以上にスピーディーな安産だったようだ。

しかもしかも、こんな超安産だったK子、
妊娠中のトラブルが一切なし。
つわりさえなかったというから驚きだ。
どんなに健康な妊婦でも、貧血とか、糖やタンパクが出たりとか、むくんだりとか、
他にもあれこれあれこれ、何かとあるものなのに。
まるでテキストのように育って、ばっちり予定日どおり自然分娩で出産した。
こんな妊婦、初めて見た!

「こんなに順調にきて、思ったよりもずっと楽にお産ができたのは、
自分だけの力じゃないと思う。いろんな人(生きている人だけじゃなくて)が
助けてくれたことをすごく感じる」

そう言っていたK子がとてもきれいでした。
彼女のそんな心がけが、順調なお産につながったんだろうね。

そして念願のベビーとご対面♪
……は! びっくり!

なんちゅうハンサム!!

普通、新生児って、ふにゃふにゃしてて、ほやんほやんで、
うわ~~~~いや~~~~~んかわいいいい~~~
って感じなのに、そのベビー、キリっとりりしいのだ!
(もちろんかわいいけど)

大きな瞳は義兄にそっくり。
将来、すごい大物になる感が。
ものすごく強くて清い魂を感じた。

お兄ちゃん風をふかせるこうたろうを想像したら、笑えた。
そして、これからこの子と一緒に家庭を築いていく義兄とK子を想ったら、
なんだかわからないけど、じんわりと泣けた。

本当におめでとう!
これからもよろしくね。

ダメサンタ

2006-12-25 | kid
メリークリスマス

12月中盤に入ったころ、あちこちで「こうちゃんのプレゼントは何にする?」
と聞かれた。まだよくわかんないだろうしな~と思って特に考えていなかったんだけど、
保育園でも「クリスマスとかいう日にはサンタさんがプレゼントをくれる」というのを
教えてもらってなんとなく理解している様子。
ためしに「サンタさんに何もらいたい?」と聞いてみたら、

「うーんとね、こうくんはね……ボウロ。

という答えが。

ぼ、ボウロって、あの卵ボウロとかの、お菓子のボウロ!??
ぎゃはは、そんなんでいいのか~。ウケる~。
よしよし、サンタさんに頼んであげるね。

……と思っていたのだが、ママ友たちの話を聞くと、
「自転車」とか「シルバニアファミリー」とか、けっこう高額商品が出てくる。
ボウロって……いくらなんでもかわいそうかな……。

と、思い、もう一度本人に確認してみたのだが、
何度聞いても、誰が聞いても、やっぱりこうたろうはかたくなに

ボウロ。

と言うのだ! 必ず笑顔付きで!

ちょっと不憫になったのか、妹が
「じゃあ、サンタさんにはボウロね。それとは別に、Mちゃん(妹)が
何かプレゼントしてあげるよ。こうたろう、何がいい?」
と聞いてくれた。そしたらこうたろう、

「うんとね、白いボウロ

だって……。なんなんだ、白いボウロって。

まあ、本人がそこまで強くリクエストしてるならしょうがない。
私(っていうかサンタさん)からのプレゼントはボウロね。(ラッキー♪)

土曜日は同じマンションの保育園仲間、はーちゃん親子と、我が家で
クリスマスパーティーをすることに。金曜の夜、仕事が終わってから
急いでスーパーへ。いろいろ食材を買って、あ、ボウロ買わなきゃ、と
お菓子のコーナーへ行ったら、

ボウロが売っていない~~~( ̄□ ̄;)

や、やばい。知らなかった。ボウロ扱ってないんだ、この店。
でももうお迎えの時間ぎりぎりで、他の店に行く余裕がない。
まあいいや、日曜の朝にケーキを買いに行く予定なので、そのときに
ちょっとどこかへ寄ろう、とそのまま保育園へ。

そして週末、はーちゃん親子からは、お菓子がいっぱいつまった
新幹線の形をしたタイヤ付きのボックスをもらって大喜び。
寝るときも出かけるときも離さないくらいの気に入りぶり。
ばーばからは、名前の入ったマグカップとお茶碗が送られてきて、
さっそく「これで牛乳飲む~!」と早くも愛用。
妹からは、最近すごくハマっているパズルをふたつもらって、
寝る直前まで夢中で楽しんでいた。

でも……でも……
実はまだボウロが買えていない……

ケーキを買いに行ったとき、なんと私はボウロのことを忘れてしまったのだ。
ひどい。ひどすぎる、私。
ボウロなんてつつましい願いさえかなえてやることができないダメサンタ。
こうたろうが「ボウロは?」とか言わないところがまたツライ。

でも今日がホントのクリスマスなんだよね。まだ間に合うぞ!
あとで買いに行ってきます……。

コドモから出る言葉

2006-12-22 | kid
保育園で覚えてきた「友達賛歌」を時々家で歌っているこうたろう。
「ひとりとひとりが腕組めば~ たちまち誰でも仲良しさ~」というアレです。
「おたまじゃくしはカエルの子」や「ごんべさんの赤ちゃん」、
そして「ヨドバシカメラ」のテーマソングと同じメロディの、アレです。

歌詞の意味もろくにわかっていないはずのこうたろうの、

空にはおひさま 足もとに地球

というこの部分の歌声を聞くと、私はなぜか、

ぶわっっ

と涙が出てきてしまうのです。
なんというか、雄々しくて明るくてたくましくて幸福な言葉だなあ、と。
そうやっておおらかに生きてる人間のすばらしさというか。
ふだん、細かいことをぐだぐだ気にして病んでばかりいる自分に
大事なことを伝えられたというような感じなのかなあ。

先日、保育園に迎えに行ったとき、
5歳児クラスの「しょうや君」という男の子としゃべっていたら、
「なりたいものがあるなら、サンタさんにお願いすればいいんだよ。
そうやって夢をかなえな!
と笑顔で言われて、別に私の夢をしょうや君に語ったわけでもなんでもないんだけど、
それを聞いてまた

ぶわっっ

と涙が……。

36歳にもなって5歳児に「夢をかなえな!」なんて言われるとは思わなかった。
すっごい励まされちゃったよ、ありがとう!

感動させようとか、スゴイこと言ってるつもりはないんだろうに、
コドモの口からこぼれてくる言葉ってしみるなあ……。


読書記録2006-30

2006-12-20 | book
読書記録、一気に。

68「池上彰の新聞勉強術」池上彰 充実度★★★★☆
友人が編集担当した本です。
鞄に入れて電車で読むのに最適でした。
ひとつひとつのコラムが短めでぎっしりなのがグー。
私もかつては「新聞」を作っていた時代があるんだけれど、
シンブンというものをこんなに立体的に、多角的に捉えたことはなかったな……と
省みました。
インターネットがここまで普及して、ペーパーレス時代と言われているけど、
新聞は絶対に廃れることはない、と確信した。
JR西日本の事故についての、いろいろな新聞記事の「読み比べ」が面白かったです。
それぞれの新聞社の「書き手の顔」が見えるようでした。
ニュースって、同じことが起きていても同じようには伝わらないので、
読み手が何をどう選んで捉えるかが大事だなと思った。
池上氏の新聞に対する愛さえ感じた本でした。

69「風味絶佳」山田詠美 充実度★★★★☆
そうだ、山田詠美がいたじゃないか! そう思わされる一冊でした。
「肉体労働者」である男性とのロマンスが描かれた短編集。
山田詠美の手にかかると、鳶職もガソリンスタンド(ガスステイションというのが
山田流らしい)のスタッフも引越し屋さんも、みんなセクシーになってしまうのがすごい。
中でも「夕餉」という作品がすごくよかった。
ゴミ収集員と恋に堕ちて家を飛び出した人妻の話なんだけど、
これだけは何度も読み返してしまった。料理の繊細な描写にはため息……。
スープに浮かんだアルファベットのマカロニで英単語を作りあうところなんて、
涙なしには読めませんでした。
表題作の「風味絶佳」は映画にもなっています。

70「よその子」トリイ・ヘイデン 充実度★★★☆☆
同僚のN嬢が貸してくれた、著者の体験によるノンフィクション。
識字障害や自閉症といった子供たちを補習教室で受け持つ教師のトリイ。
その中のひとり、12歳で妊娠している少女・クローディアが特に印象的だった。
胸の痛むシーンにいくつか遭遇したが、それ以上に、
きっとここに書けないこともたくさんあったのだろうと思う。
子供とのかかわりももちろん、トリイが恋人から「仕事と僕とどっちをとるんだ」と言われ
ケンカになってしまう場面も考えさせられました。

71「死の壁」養老孟司  充実度★★★★☆
「バカの壁」はぜんぜんいいと思わなかったけど、これはおもしろかった。
「死」というものの概念や「死体」そのものについて書きつつ、生のことを説いている。
おばあちゃんのお葬式の時のことなど、しんみりと思い出してしまった。
養老先生の本はいくつか読んだけど、これが一番好きかもしれない。

72「ジコチューな3歳児」プチタンファン編集部  充実度★★☆☆☆
子供が「魔の2歳児」のときは「3歳になれば大丈夫」と思っていたのだが、
3歳は3歳で「ジコチュー」なのか……。とほほ。
このジコチュー3歳児にどう対応すればいいのかは、はっきり言って
この本を読んだくらいではあまり参考にならなかったのだが、
ここに挙げられた例がこうたろうのやることとかなり似ていて、
「ま、3歳なんてこんなもんか」とは思えたのでそれはよかった。
今は「4歳になると全然違うわよ~! 自立するわよ~!」という
先輩ママたちの言葉を信じてがんばります。

73「ピーヒャラドンの謎」如月小春  充実度★★★★☆
演出家、如月小春さんの子育てコラム。
保育園入園バトルや、「ひとりっこはかわいそうか!?」とか、
そうそう、あるある、と共感しまくり。
かなり前に書かれたものだけど、古さを感じさせないのは、
国の制度や世間の目があんまり変わってないってことかな~?
今、このブログを書こうと思ってネット検索したら、如月さんが2000年に
お亡くなりになっていたことを知ってびっくりした。44歳だったそうです。
ご冥福をお祈りします。

74「ダダこね育ちのすすめ」阿部秀雄  充実度★★★★☆
子供の「ダダこね」に手をやいているお母さん、一度読んでみてください。
私もまったくそのひとりだったけど、この本を読んでちょっとラクになりました。
幼児期の正しいダダこねが、いかに健全で大切なものであるかがよくわかった。
たとえば、保育園から帰ってきて、夕食前に「お菓子ちょうだい!」とごねるとき。
子供の本当の要求は「お菓子」ではないんだということ。
頭ごなしに「ダメ!」とやるのではなく、
「そうか~、お菓子が食べたいのか。保育園でがんばってきたから、おなかがすいたんだね。
でもお母さんがこれからごはん作るよ。だからもう少し待っててね」。
と、まず共感することが大切なんだとか。
もちろんそれでもダダこねは続行するけど、「わかってもらえている」という
安心感を得られることがポイントみたいだ。
私もちょこちょここれを応用していたら、自分自身のイライラが激減した。
本の後半で、幼少のころダダこねがきちんとできなかった思春期の子の暴走について
書かれていて、それを読んで「ホントに子育てが大変なのは思春期なのかも……」と
ちょっと青くなったりもしたが、まあ今は目の前の小さなこうたろうと
仲良く過ごすことにしよう。

歪みを知る

2006-12-19 | health
カイロプラクティックに行ってきた。

先日の入院で、人よりも白血球が少ないことを指摘された。
なので免疫力が弱く、すぐ疲れるし、
風邪をひきやすくて治りにくい傾向にあるそう。
だからといってすぐに治療というほどの大病ではなく、医師が言うに、
「無理に強い体を作ろうとするのではなく、
そういう体質だということを認識して、それに合った生活を送って下さい」
とのこと。
加えて、私は薬の副作用が出やすい。入院中の抗生物質の点滴も、
投入前のテストで皮膚に反応が出てしまうので別のものに差し替えることになり、
看護師さんも「こんな弱い薬で反応が出ちゃうの?」とびっくりしていた。
退院時、「あなたに薬の投与はこわい。医者も本人も困りますね。
自力で治してもらうしかないです」と医師に言われ、
いっさいの処方箋が出ず手ぶらで帰った。

そりゃあ薬を使わずにじっくり療養できればそれが一番いいんだろうけど、
これからの人生、そんなにゆっくり生きていくことが可能だろうか。
できれば、その免疫力とやらを高めたい。
ということでウォーキングなど意識して始めたのだが、
ネットで見つけて気になったのが最寄り駅のそばにあるカイロプラクティックのサイト。
風邪もだいぶ良くなってきたので予約した。

最初の20分ほど、問診。
そのあと着替えて、いろんなポーズをとりながら検査。
そしてやっと施行。これがなんと、1時間半におよんだ。
どれひとつとっても、ものすごくていねいでわかりやすかった。

その結果わかったことは、
①骨盤が開いている。
 →臓器が下がる傾向にあるので、圧迫されやすい。
②背骨がやや曲がっている。
 →骨が神経にさわっている可能性も。
③左肩が極端に下がっており、上半身に左向きの癖がついている。
 →おそらく子供をいつも左で抱っこするせい。
④左側の骨盤がねじれていて、動きが悪い。
 →全体のバランスがうまくとれない。
⑤全体的に筋肉が少なく、自覚症状よりもうんと固くこわばっている。
 →血流が悪いうえ、柔軟性がないので背骨をしっかり支えられていない。
 冷えや頭痛の原因にも。

……などなど、悪いところだらけ!
去年不調続きだったとき、消化器科、循環器科、婦人科でいろいろ
検査してもらったのだがそのたび「どこも悪くない」と言われていた私。
なんでも「ストレスでしょう」と精神面のせいにされることこそがストレスだった。
(だから、「白血球が少ない」と言われた時は、もちろん喜ばしいことではないが
正直どこかでちょっとほっとしたのだ。)
それが、こんなに具体的に、はっきりとダメ出しをされたのは初めて!
「そうだったんだ! ココが悪かったんだ!」とうれしくさえあった。

つまり、私の場合、問題だったのは胃腸や卵巣などのソフト面ではなくて、
背骨や筋肉といったハード面だった
ということ。
これは内科や婦人科の医者にはわかるはずがない、と納得。
施行後にしてもらった生活習慣の改善についてのアドバイスもとても詳しく、
私が質問攻めにしてもきちんと答えてくれたのもよかった。

それからもうひとつ、自分の生活について考えさせられることが。
「とにかくパソコンを連続してやりすぎですね。
仕事の合間の気分転換とかって、何してます?」
と聞かれた。
そうですね~、ネットサーフィンとか……と答えそうになって、ハッ!
だめじゃん、それもパソコンじゃん。
で、口ごもっていると、先生が
「ストレス解消には何してますか? 甘いもの食べるとか」
と話題をずらしてくれた。
ストレス解消ねぇ。なんだろう。うーん、ブログ書くとか。
……って、それもパソコンから離れてないじゃん!

仕方ないので、「ストレスのあるときは……早めに寝ます……」とだけ答えた。
な、なんか私って、すっごくつまんないオンナじゃないか??

施行がすべて終了したときはもう2時間たっていた。
1時間コースで申し込んだので延長料金とられるかなと思ったのだが、
請求されたのは1時間分のみ。しかもネット予約したので1000円割引だった。
さらに、着替えて更衣室から出たら、温かいほうじ茶が入っていたのには感激!
たまたますいている時間帯だったらしく、先生としばし、
箱根駅伝(戸塚はコースに入っている)の話などして歓談を楽しんだ。
いい院だな~、廃れないでほしいけど、あんまり流行りすぎて混まないでほしいな~。

何より、体がすっきりして軽くなったのにはびっくり。
夕方になって好転反応が出たのはけっこう苦しかったけど、まあそれも
良くなる前の症状だというから仕方ない。耐えた。
原因がわからないけどなんとなく不調、という人は、
信頼できるカイロで自分の体を知るのもいいかもしれません。


芋たこなんきん

2006-12-17 | television
NHKの朝の連ドラには大きくあたりはずれがあるし、時間帯も難しいので
めったに見ることはないのだが、先日初めて「芋たこなんきん」を観て
「ウワ~! これを初回から観ていなかったなんて!」と歯軋りするくらい後悔した。
ネットでレビューを読みまくり、これまでのあらすじや相関図を頭にたたきこみ、
これからは録画して観られるだけ観ようと思う。

10月から始まっているので今さら私が説明することでもないんだけど、
「芋たこなんきん」は作家田辺聖子さんの自伝的ドラマ。
彼女のファンなら誰でも知っている「カモカのおっちゃん」(ご主人)との
出会いから結婚生活、作家活動、彼女をとりまく家族や町の人々とのふれあいが
ユーモアたっぷりに、そしてさりげなく奥深く描かれている。

なんといっても、ヒロインの藤山直美さんがすばらしい!
圧倒的な存在感があるのに、どこかほっとさせられる。
夫である健次郎役の國村隼さんも、無骨な中に見えるやさしさがぴったりハマっていて、
藤山直美さんとのかけあいも抜群だ。
個人的には、秘書役のいしだあゆみさんの安定した演技も好き。

レビューを読んでいる中で、こんな言葉があった。
週刊誌にいろいろと書きたてられたときの、夫健次郎のセリフである。
人の生活を面白がっているより、自分の生活を面白がるのが大人」。
うーん、名言じゃありませんか? かくありたいものです。

ところで、タイトルの「芋たこなんきん」って、女性の好きな食べ物を
3つ並べているんだそう。「芋・たこ・なんきん(かぼちゃ)」らしいんだけど、
芋とかぼちゃはともかく、女の人ってそんなに蛸が好きかなあ?
関西の女性はそうなんでしょうか。あ、関西にはたこやきがあるもんね~。


何が入ってる?

2006-12-14 | kid
こうたろうとお風呂に入っていたら、体を洗っているときに
「ちんこの中には何が入ってるの?」ときかれた。
3歳児は質問が多くておもしろい。そうきたか、と思い、
「ちんこにはね、こうたろうの強いココロが入ってるんだよ!」と答えた。
そうしたらこうたろう、きょとんとした顔で、

えっ、赤ちゃんじゃないの?

……微妙に合ってる……。

いったいダレが教えたのか。それとも、自分で考えたのか。

性教育はとても大切なことなので、しかるべき時がきたら正しく教えたいとは
思っていたが(私も母親と一緒にお風呂に入っているときに教わった経験がある)
いくらなんでもそれは早すぎ。
かといって、ごまかすのもどうか。
いや、正確にはやっぱりちんこに赤ちゃんは入っていない。
そもそも、入ってるもなにも、ココは通り道というか……

などとアレコレ考えていたら、ぴゅっとおしっこが出た。

「アハハ~、おしっこが入ってたねぇ~!」

ほ。
今はまだ、そんなところにしておこう。

のど飴絶賛中

2006-12-13 | health
風邪の季節ですが、みなさん、
世の中に出回っているのど飴って、甘すぎませんか?

薬局やコンビニに行くと、ものすごくたくさんの種類ののど飴があるけど、
フルーツ味のスイートなものばっかり。もしくは黒飴とか。
「まろやか」というフレーズがよく使われていてがっくりくる。
「ミント味」にも何度だまされたことか。私にはぜんぜん甘い。
ホー○ズなんかも見かけ倒しで、パンチが足りない。
私が欲しいのは、ひりひりと熱っぽいのどを鎮めてくれる、スカーッという刺激なのに!

去年センター南に住んでいたころ、マンションの隣が薬局で、そこで見つけたのがこれ!
浅田飴の「鼻のど飴」というやつで、私はこれ以上すばらしいのど飴を知らない。
それでも、センター南にいたころは家から歩いて1分もせずに入手できたので
あまりありがたみを感じていなかったのだが、戸塚に越してきて真っ青になった。
戸塚商店街はやたら薬局が多いのだが、なぜか、
どの薬局にもコンビニにもこれが置いてないのだ!!

いいもんね、こんなの近所になくったって、都内に行けばきっとあるもんね、
と会社の近くの薬局やコンビニをまわったが、やっぱりない! そ、そんな!
戸塚の丸井(もう閉店してしまいました……)の薬局でやっと見つけて、
よしよし、と売られていた3袋を全部まとめて買ったら、その後
店頭から姿を消してしまった。……なんでだ。

だから、ネットで買えると知ったときにはどれだけうれしかったことか。
最初に注文した15袋がなくなりそうだったので、先日また20袋オーダー♪
ひと箱めのダンボール箱が届いたときにはびっくりしていた妹も、
風邪をひいたときにあげたら今ではお気に入りの様子。
「他の飴をなめると、これのよさがわかる」と言っていた。

「鼻のど飴」には3種類くらいあって、私は「シュガーレス アップル風味」が
一番好き。といっても、アップルの味はほとんどない。
ただ辛いのではなくて、口の中ではほんのり甘いのに、のどの奥のほうで
スゥ~~っと涼しげな風がさわやかに通り過ぎていく感じなのだ。
のどの痛みの、「そうそう、そこ!」というツボをちゃんと刺激してくれる。
一日にたくさんなめるし、寝るときに口に入れたりもするので、
虫歯にならないシュガーレスなのもうれしい。
大きさもちょうどよくて個別包装。外出時の私のポケットには必ず
これがいくつか入っている。もう、愛しているといってもいいくらいだ。
なんでパッケージが歌舞伎役者なのかわかんないけど、
こうなってはこの顔にさえすっかり惚れ込んでしまっている。

浅田飴に勤めている知り合いはいないし、株を持っているわけでもないけど、
私はこの飴がいかに優れた商品か、声を大にして言いたい。
だって、CMしないんだもん。だから地道に広告しなくては。
知られていないがために売れ行きが悪くて製造中止、なんてことにならないように。