みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

母親選び

2009-01-30 | kid
こうたろうのじんましんが安定せず、
咳もひどかったので、水曜・木曜とお休みしました。
週末に予定していた友達と会う約束もキャンセル。
今日は咳もおさまって肌がきれいになったので登園し、
私も出社しています。
インターネットで調べると「熱が出たあとにじんましんが」
という体験談がよく載ってるんだけど、
こうたろうはたいして熱はないんだよなぁ。
人の体って不思議だなあ。
とにかく、抵抗力が落ちているときになるらしいので
土日かけてまたゆっくり休みます。

「もう明日も休みだな」と腹をくくった水曜の夜、
こんなことがありました。
相方は奥の部屋で勉強中。
私とこうたろうは、2人で寝室にいました。

寝る前に、いっしょに布団でごろごろ。
絵本を見たり、歌を歌ったりしていました。

こうたろうが、突然、
「ああ、こうくん、このお母さんにしてよかったなあ!」
と言い出したのです。

「あらー、ありがとう
と私が言うと、こうたろうはぺらぺらとしゃべりだしました。

「こうくんね、お空から、どのお母さんにしようかなあって
見てたんだよ。それで、お母さんが、じーじとばーば(私の)と、
Mちゃん(私の妹)といっしょにお外にいたでしょう。
お母さん、Mちゃんと丸いブランコに乗ってたでしょう。
こうくん、このひとにしよう~って思ったんだよ。
あれはね、夏だったよね」

……丸いブランコ?
なんのこっちゃ

しかも、じーじとばーばとMちゃんと4人で
外にいたって、いったい……

あああああああああ!!!!

そ、そんなことあった!!

あれは、私が結婚する直前の夏でした。
家族4人だけで旅行することももうないだろうから、と
集まったのです。
野外の広場のようなところで、私とMはたしかに
ブランコに乗りました。
今はもう、安全面に問題が出て撤去されているようですが
向かい合わせに座るタイプの箱型のブランコで、
丸い形をしていました。

そ、そうか~
あのとき、見られてたのか。

でもあのときのお母さんはね、あんまりいい状態じゃなかったんだよ。
よく「このひとにしよう」なんて思ってくれたね。
そしてお母さんが元気になるまで、会うのを待っててくれたんだね。

「お空には、他に誰かいたの?」と聞いたら
「おとなみたいな人が、4人いたよ」と言っていました。

どこまでがてきとうなハナシか、よくわかりません。
でも、もしこうたろうの創作だとしても、
彼がそう言ってくれるのはうれしいなと思いました。

女性の方々。
今この瞬間も、もしかしたらお空から
つぶらな瞳に見られているのかもしれませんよ。


ひとつぶの飴

2009-01-28 | kid
昨日、保育園から呼び出し。
こうたろう、ナゾの全身じんましん。

会社に電話があったのが3時すぎ。
かかりつけのお医者さんが水曜休診なので
できれば今日中に行きたい。
電話を切ってからバタバタと帰り支度して、
3時半に社を出る。
スーパーにも寄らず、超特急で
保育園に着いたのが5時。

熱もないし元気なのでとりあえず安心。
咳が出ているので、風邪は風邪らしい。
病院ではいろいろ言われたけど、結局
「じんましんはすぐに原因がコレとは特定できない」
とのこと。
風邪薬にかゆみ止めの成分が入っているとのことで
いつもの鼻水・咳止めだけもらって帰宅。

ふー。
大病とか流行り病でないことにまずほっとすると、
次に必ず出てくるのが「めんどくさいなぁ」という感情。
自分でも本当にひどい母親だと思うが、
こうたろうが体調を崩すたびに、
それがたいしたことないとわかった次の瞬間、
いつも、そんないやな気持ちがにじみでてきてしまう。
育児どころか家事もしたくなくなる。
そして自己嫌悪。
自分も調子が悪くなってきたりして、悪循環である。

昨日の夜、相方に
「そういうふうに思っちゃって、ダメな母ちゃんなんだ、私」
と、うじうじこぼしていたら、相方に言われた。

「だめじゃないじゃん。ちゃんとやってるじゃん」
「だって、ホンネを言えば育児放棄したくてたまんないんだよ」
「でもしないじゃん」
「それはそうだけど、腹ん中では、ヤダヤダって思ってる」
「だからすごいんじゃないの?」

おお!
相方、たまにはいいこと言ってくれる!!

つまり、相方の理論として、
「家事・育児が好きな人ならともかく、
家事も育児も嫌いなのに放棄しないんだから
アンタはえらい」
ということらしいのだ。

うまく操られた気もするけど、ちょっと
気がラクになりました。

褒めて伸ばそう、
子供と母親。


悩み相談

2009-01-23 | kid
布団に入って、目をあけたまま、ぼーっとしていたら
こうたろうに

「悩んでんの?」

と言われました。

ど、どこで覚えてくるんだ、そんなコトバ。
しかも、なんだその言い方。

おもしろかったので、

「こうた、相談にのってくれる~?」
と聞いたら、「いいよ」とのこと。

うははは、マジで~?
笑える。じゃあ、相談にのってもらおう。

「あのね、こうたろうにもっと、お母さんの言う事
聞いてほしいんだ。どうしたらいいんだろう」

と言ってみました。

そしたらこうたろう、
鼻で「ふっ」と笑って、

「つまんねー相談だな」

だそうです……

聞いた私がバカでした。
自分のことは自分で考えます。

しかし、この童顔(あたりまえですが)から
なんでこんなセリフが出てくるんだろ。


カラダ風水

2009-01-20 | monologue
ある雑誌に載っていた、
風水の先生のこんなコメントが印象的でした。

「人の体の中にも風水はあります。
呼吸が風、血が水です。」


簡単に言うと、良い呼吸をし、血をきれいにめぐらせることが肝心で、
これは風水の基本「お掃除」と同じ原理。
窓を開けて風を入れたり、ホコリを払ったりするのといっしょ。
健康になることで、運気も上がる。
当然といえば当然のハナシなんだけど、
「体内に風水がある」という観点になるほどと思ってしまった。

普段、そんなに風水ばかり気にしているわけじゃないけど、
風水って、それ自体が当たるとかいうことよりも
「今よりも、もっと良くなろう!」という「起動」と、
「願うだけじゃなくて行動する」というところが
ポイントのような気がする。

いい風を入れて、きれいな水をめぐらせたいものです。


銭ゲバ

2009-01-18 | television
おもしろかった~、「銭ゲバ」。
今クールのドラマの中でずば抜けてると思う。
脚本もおもしろいし、なんといっても
主演の松山ケンイチ君がすごくイイ。
こんなすばらしい俳優がいる日本ってすごくいい国だと思った。

でも、観てる最中と観終わったあとしばらく、
「~ズラ」が口癖になる。きっと多くのお茶の間でみなさん
同じような現象に陥ったことでしょう。
主人公風太郎が過ごした少年時代は静岡らしく、
(沼津とか三島あたり?)
ケンイチ君の言う「~ズラ」が、重たいドラマを
少しマイルドにしてくれているんだけど、
静岡出身の相方はこれがちょっとスルーできない様子でした。
使い方がちょっと違うとかで。

でも! でも!
そんな野暮なことはどっかに吹っ飛んでしまうくらい、
ドラマは凄く内容が濃くて、演技も良くて、本当に目が離せない!

松山ケンイチ君って、ふとしたときの表情が
嵐の二宮君にすごく似てると思う。
「流星の絆」のときのニノ(の役)と、髪型とか暗い過去とかも
かぶるところがあって。
しかも、2人の少年時代の子役ちゃんまで同じ子でびっくり。
銭ゲバ観ながら、「基本ケンイチ、時々ニノ、たまーにL」な具合に
鑑賞していました。ああ、最高だ。

そんな私の隣で、ドラマに食いついて観ていたこうたろう。
「お金がないと、死んじゃうの?」とストレートに聞かれて
返答に困りました。
うーん、そうだよね、たしかにお金ないと生きていけないよね。
ドラマも観たかったのでそんなふうに曖昧な返事をしていたら
「お母さん、お金、ある?」と心配されました。
ドラマの中で、お母さんが病院に行くお金がなくて亡くなってしまうので
そのあたりが気になったんでしょうね。

三國造船の令嬢(子供時代)にも驚き。
最初、車から降りてきたときには気づきませんでしたが
部屋の中で「えっ? ちびまる子ちゃん!?」と
思わず首が前に出てしまいました。
すっごい豪邸(しかもそれは本宅ではなく別荘)で
ふりふりのお洋服を着て、風太郎にマカロンを勧める初代まる子。
花輪君もびっくりです。でも、ちゃんとお嬢さましてたな。

すごく良くしてくれた新聞屋のお兄ちゃんの撲殺シーンは
胸が痛かったけど、あれが銭ゲバへの一歩だったんだろうな。
大人になった風太郎の涙を見るかぎり、自責の念も感じ取れるんだけど、
もう後戻りはできないところまできちゃってるんだろうな。
定食屋さんのシーンでいきなりアットホームな雰囲気になるのが
また良かった。定食屋さんたちとの絡みも楽しみ。

ああ、土曜日が待ち遠しいズラ。
(これもたぶん使い方間違ってる……)


チン騒動。

2009-01-14 | kid
土曜の夜から、こうたろうが「ちんちんがかゆい」と言い出した。
一応風呂に入れてざっとテキトーに洗い、あまり気にしていなかったのだが、
日曜の夜になって今度は「痛い!」と言い出す。
日中は、ふつうにサッカーの練習とかしていたのに。
見たところ外傷はないし、いつもと変化は感じられない。
日曜は相方が朝にならないと帰らない日だったので、
私ひとりでどう対応していいものか困った。
明日も祝日で病院やってないしな……。

保健士さんや保育士さんから、
「男の子のおちんちんは、皮をむいて洗いましょう!」と何度か
指導を受けたことがあるのだが、私はどうも抵抗があって
今まで一度もむいたことがなかった。
へたにむいちゃいけない、という説もあるし、なんか痛そうでコワイ。
これまで、それでトラブルとかなかったし……。
でもやっぱり、むいて洗わないといけないんだろうか。

で、テレビなど観ているうちに痛みは引いたようなので、
あまりその件には触れずに就寝。
心配だったので逆に風呂には入れなかった。(これがまずかったのかも)
翌日は「さわると痛い」などと言っていたものの、
オシッコするときは何も問題なさそうだし、
普通に歩いたり走ったりしていたので、まあ大丈夫だろうと思い、
予定していた義姉K子宅へ。
K子のところにも2歳男児がいるので、ちんちんをむいて洗うか?と質問したら
「K君(義兄)の友達の子が、ばい菌入っちゃって手術したって聞いたから、
K君が風呂に入れるときはむいて洗ってるみたいだけど、
私はよくわかんないからテキトーにしてる」とのこと。
(今日、こうたろうと同級生の男の子がいる友達に会ったので聞いてみたら、
やっぱり「テキトー」と言っていた。息子を持つ母親の共通ワードみたいだ。
Oさん、長年の神保町出勤、お疲れ様でした。)

そして、その日の夜。風呂に入れようと服を脱がせたら
ちんちんがものすごくリッパになっている!
おまけに、ちょっと分泌液も出てきてしまっている。
こ、これはまずい。本人もかなり痛がゆい感じだ。
相方監修のもと、風呂で初めてむいて洗ってもらった。

急遽、仕事の予定を変更して、火曜日に病院へ。
総合病院の泌尿器科を訪れる。
しかしここで、検尿に手こずった。
こうたろうが「ズボンを脱ぎたくない!」と言うのだ。
ズボン脱がなきゃオシッコできないではないか。
「パンツにちんちんがくっついてイヤだから」という理由らしい。

「お母さんがそっと脱がせてあげる」と言っても、ヤダヤダヤダ。
「じゃあ、こうたろう、自分で脱いで」と言っても、ヤダヤダヤダ。
トイレの中で長時間押し問答となり、もしかして外に待ち人がいるのでは……と
扉を開けたら、案の定、おじさんが紙コップを持って立っている。
おじさんに先に入ってもらい、トイレの外にあったベンチに腰掛けて
私がうなだれていると、こうたろうが
「……お母さんといっしょに脱ぐならいい」と折衷案を出してきた。

そしてなんとか検尿を終え、診察室へ。
当然だがもう一度ズボンを脱がなくてはならず、
またヤダヤダヤダ。
とりあえず台の上に仰向けにさせ、
「病院が終わったら、チョコ買おうか? どんなのがいい?」と持ちかけたら
「え! チョコ? えへへへへ、白いチョコ!」とにんまり顔。
そのすきにえいっとズボンを脱がし、診察してもらう。
チョコも甘いが、おまえも甘いなぁ、こうたろう。

泌尿器科の先生は30代のおとなしそうな男性。
「オシッコもきれいだし、尿道や睾丸も問題はありません。
皮がかむっている部分にばい菌が入って炎症しているだけで、
これもすぐに治ると思います」とのこと。
よかったよかった、と安心するのもつかの間、
先生はこう続けた。

「それはいいんですが、問題は他にあります」

……え。

以前、耳鼻科で耳くそをとってもらったら滲出性中耳炎が発覚したという
過去があったので、またそのパターンか、とちょっと身構える私。

先生「こうたろうくんは……

包茎です。

私 「…………はぁ

えー、だって、5歳なんてみんな包茎じゃないの!?
何を言われるかと思えばソレかよ!
この年で全部むけてる子なんているんだろうか?

私 「え、えっと、5歳にしては皮がかむりすぎってことでしょうか?」
先生「いえ、それは気にしなくていいと思います。
ただ、このままむかないでいると、思春期になっても亀頭がちゃんと
出るかどうか厳しいです。これからは積極的にむいてください」

うう、問題視されるほどのことだったのか。
厳しいとまで言われたよ。
そうか。そうなのか。わかったよ。
がんばるよ、ちょっとこわいけど積極的にむくよ。

余談なのだが、このあたりから、こうたろうにちょっとした異変が。
先生の手により、上手に痛くなく皮をむかれた状態で寝転びながら、
こうたろうは楽しそうに歌を歌いだしたのだ。
な、なんだ? なんでこんなゴキゲンなんだ?
そして、無事診察を終え、塗り薬をもらうために薬局へ。
ここの薬局はいつも混んでいて20分くらい待つのだが、
薬が出るまでの間、こうたろうがでかい声で突然
「お母さん! お母さんは、かわいいですねぇ!」と言い出した。
私 「……ありがとうございます(小声)」
こうた「いーえ! ほんとうにかわいいですよ!(大声)」
私 「いいから、シー!(小声)」
真っ赤になっている私を横目に、こうたろうはふふん、と笑っている。
うーん、こうたろうのカラダにどんな変化が起きたのだろう。
やっぱり一皮むけたのかしら……。ベタだけど。


寝させてくれ…

2009-01-13 | monologue
うちの男どものイビキと寝言で何回も起こされ、
私ひとり寝不足気味です。
メンズチームはお互いの騒音にはまったく気付いていないようで、
熟睡してすっきりの様子。
あのふたり、こういうとこ似たよなぁ…。

酔い止めアイテム

2009-01-12 | kid
こうたろうはかなり乗り物酔いする。
わずかな距離でもすぐ気分が悪くなってしまう。
酔い防止についてあれこれ調べていたら
サングラスをかけると効果的という記事を読み、
夏に買ってやったサングラスをかけて
バスで義姉K子宅へ行くことに。

しかし、久しぶりにひっぱりだしてきた
サングラスに異様にコーフンするこうたろう。
す、すごいワルそうだ……。



よーよー、
かあちゃん、カネくれよ!
センコーとかうぜぇんだよ!

みたいな。

おかしいなあ、夏にかけてたときは
めちゃくちゃカワイイと思ったんだが。

しかしこのサングラス作戦、
予想以上に効果アリ!
いつもと違う装いにワクワクしていたというものあるだろうけど
ハイレモンなしでもまったく酔わなかった!

目に見える景色の動きと、体の動きとが一致しないことも
乗り物酔いの原因のひとつとなるらしい。
サングラスをかけることで、それが軽減されるんだとか。

酔いの原因はそれだけではないので、
どこへ行くにもサングラスかければOKというわけではないだろうけど、
ひとつ解決策が見つかったのでうれしい。
ヤンキー息子といっしょに、これからはどんどん
電車やバスでおでかけします。


人はどこから

2009-01-11 | kid
こうたろうが
「こうくんって、どこから来たの?」と聞くので
「お母さんのおなかから出てきたんだよ」と答えたら
「ちがうよ、その前って意味だよ。
おなかに入る前は、どこにいたの?
なんか、こうくん、わかんなくなっちゃったよ」と言う。

こうたろうがもっと小さいころは、自分から
おなかにいたころの話とか、
「その前」の話も、
「その前の前」の話もしてくれていたのだが、
どこまでが真実なのか、どこからが想像なのか、
私にもよくわからない。

でも、「わかんなくなっちゃったよ」ってあたりが、
なんかリアル。
新しいことを少しずつ覚えていくかわりに、
覚えていたことを少しずつ忘れて、
そうやって、完全にこの世のヒトになっていくのかも。

私も、前はそういうことがすごく知りたかったけど、
わかんなくなっちゃっていいんじゃないかなあ。
長くてもせいぜい100年程度の時間の中で、
人間はすったもんだしながら生きていくのだ。
どこから来たのか、わかったところで
どうということもない歳月だ。

それにしても、
「どこから来たの」ということを疑問に思っても
「どこに行くの」とは聞かないところが、
最近やって来た人だなぁと思う。


お客様情報。

2009-01-10 | monologue
携帯電話の機能で不明な点がいくつかあって、
説明書を読んでみたけどわからない。
あんな分厚いのに、
私の知りたいことはぜんぜん載っていないって
どーいうことでしょう。

困ったので、思い切ってソフトバンクのショップに行った。
すごくていねいに教えてくれたので、
いろいろ解決してよかった。
すごく使いやすい携帯になった。

それはよかったんだけど、
対応してくれたお兄さんが、
私が暗証番号を入れるたびに、

ばっ!!

と、大げさなくらいそっぽを向くのが気になりました。
なんかもう、私が目の前で着替え始めたのかっていうくらいの
勢いで、思いっきり顔をそらしてました。

お客様の暗証番号は、決して見ちゃいけない!
と、上司から厳しく言われているんでしょうが。

メールはじろじろ見てたくせに、
何かがちがうと思った。