みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

大晦日

2007-12-31 | kid
おおお、大晦日だ。
今年もあと10時間でございます。

人生最後の厄年もおしまい。
今年も、いろんな人にお世話になりました。
どうもありがとう!

来年はもっと、
会いたい人に積極的に会いたいなあと思っています。

それではみなさん、
よいお年を!

クリスマス♪

2007-12-26 | kid
秋が終わるころから、私がギターを触っているとこうたろうが
「こうくんもギター欲しい!」と言うようになった。
「じゃあ、クリスマスに買ってあげるね」と約束。
いきなりホントのギターは無理なので(高いし)、
そのときからウクレレを買ってあげようと決めていた。
が、こうたろう、
「黄色いギターがいい!」と色指定。
う、うーむ、黄色いウクレレ。
ありそうだけどすぐ見つかるだろうか。

で、ネットも含めてあちこち探したら、
会社近くの楽器屋に、まさに黄色いウクレレが展示してあった。
ビバ、御茶ノ水!

それがコレ。



すっごいカワイイの。
軽いし、安物なので気をつかわずにポンと置いておけるし、
ポロポロてきとうに弾いているだけで南国ムード。
こうたろうより相方がハマりつつある。

最初は、サンタさんが持ってきてくれたという設定にしようかとも
思ったけど、
冗談じゃないよ、母ちゃんが必死で探し当てて、
一生懸命働いたお金で買ったんだ。
だから、あくまでもこれは、
「お母さんからのクリスマスプレゼント」として大事にしてほしい。

でも、この年でサンタさんが来ないというのもちょっとナンだな、と思い、
クリスマスの数日前に「サンタさんからのプレゼントは何がいい?」
と聞いたら今年も「ボウロ」だそうです。
よしよし。

じゃあサンタさんに言っておくね~と軽く言ったら、
「お母さん、サンタさんに電話してよ」
えええ、電話か。
「サンタさんは電話なんか持ってないと思うよ」と答えると、
「じゃあ、お手紙書く」ですと。いいねえ、子供のこういうの。

クリスマスの2日前、「サンタさん、ボウロをください」と書いた
お手紙を、こうたろうの枕元に置いて寝た。
サンタさんが持っていって、読んでくれるかもね。
そしてもちろん、こうたろうが眠ってからこっそり取っておく。
朝起きて、真っ先に枕元を確認するこうたろう。
「あああ~~っ! お手紙がないーっ!!」
その驚きようといったらない。
私「えっ!? あーっ、本当だっ!」
こ「サンタさん、来たんだあ!」
私「すごいー! いつ来たんだろう、お母さん全然気がつかなかった!
どこの家でもそうだと思うけど、親になるって、
こういう小芝居を要求されるものなのよね。

そしてクリスマス当日。
朝起きると枕元にボウロとサンタさんからのお手紙が。
こ「来たー! サンタさん、来たよー!」
親「うわー、また来たんだー!」
コーフン。それを見ている私と相方も別の意味でコーフン。
た、楽しい……。
こんなのいつまでやれるかなあ。
あんまり赤ちゃんだとまだわからないから、
お話するようになってからサンタさんを信じているまでの、
本当に一生で何度かのことなんだよね。
小さな子供のいる家庭のクリスマスって、
親のほうがうれしい日なんだなと実感。

ということで、うちはこれからしばらく、
クリスマスシーズンになるとサンタさんは
2回来てくれることになりそうです。

お持ち帰り

2007-12-20 | kid
火曜日の夕方、保育園が提携している山形の農家の方がいらして、3階でお話会があった。
その間、子供は1階で保育をしていてもらうという保護者参加型だったのだが、
3階に行ってみると先生が何人かいるだけ。
「実は、体調の悪い園児が多くて、今日は
お母さんの参加はmichikoさんだけなんですよ」とのこと。
職員も数人休んでいて、こうたろうの一つ下のクラスの園児は
なんと1人しか登園しなかったそうだ。

「こうちゃんは元気ですねえ」と言われ、
「はい、元気なんですよー」と私。

が、しかし、30分くらいしたら、内線が。
園長先生が出て、少し話したあとに私のところに来た。
ま、まさか。

「こうちゃん、38度7分のお熱です」

ええーーーっ、朝はめちゃくちゃ元気だったのに。
保育園からは今まで携帯電話や会社に呼び出しがかかったことが
何回かあったけど、内線呼び出しまで経験するなんて。

その日は、給食室で作ったカレーの持ち帰りがあったので(大人用。有料)、
急いでタッパーに入れてもらう。
ドタキャンが多かったせいか、包んでもらったタッパーを見ると
ものすごい大量のカレーが。(もちろんご飯も)
さらに、この保育園の母体となっている保育所の先生が差し入れてくれた
大根とつくねの煮物とか、切り干し大根とか、いろいろいただいた。
あと、蜜の入った林檎も。うう、ありがたい。

下の階に降りていくと、鼻歌を歌いながらレールで遊んでいるこうたろうが。
熱はあるものの、夕食もきちんと食べたし、機嫌はよさそうだ。
もろもろ携え、「明日は休みます」と帰宅。

で、その日は私もカレーを食べて一緒にすぐ寝たのだが、
翌朝にはもう36度3分に落ち着いていた。
念のためお休みしたけど、咳も鼻水もほとんどないし、食欲も旺盛で、
「どっか行きたい~!」とお外コール。
休ませる必要なかったかなあ、と思いつつ、
前夜に熱があったのはたしかなので、本人の希望により図書館だけ行くことに。

こうたろうは「はらぺこあおむし、借りるのー!」とやる気まんまんだったが、
ウチにある本をなぜあえて借りるのか。
まあタダなので、子供のコーナーでコンピュータ検索すると、
「貸出可。書庫にあり」と出た。
受付に持っていったら、他のスタッフが書庫から本を持ってきてくれたのだが、

で、でかい……!

集団の子供たちに読み聞かせとかに使うような、
ビッグブックと呼ばれるものだった。
「これ、図書館で見させてもらって、借りるのは違うのにしようよ」
と説得してみたのだが、その本のでかさにコーフンしているこうたろうは
ガンとして首を縦にふらない。
正直、私も、「こんな大きな本が自宅用に借りられるなんて」と
こうたろうほどじゃないけどややコーフンしており、
子供をダシにして借りることにした。
そのあとスーパーで買い物して、えっちらおっちら持って帰りましたよ。

↓それがこのサイズ。向かって右が家にあった「はらぺこあおむし」。



「はらぺこあおむし」はもともと仕掛け絵本で、
穴があいていたり、ページに工夫があるので
これだけ大きいとかなり楽しい。
持っているサイズの本だと穴は指が一本入るくらいだけど、
これは手がまるまるすっぽり入る。

でもこれ、返却ポストに入りきらないから、
期限内にちゃんと窓口持っていかないとな~。


お楽しみ会

2007-12-18 | kid
土曜日、保育園で「お楽しみ会」がありました。

この保育園、イベントがすごい。ほんとにすごい。
お金がかかってるとか派手とかいうのではなくて、
毎回、びっくりするくらい趣向が凝らされているのだ。
運動会にしろ卒園式にしろ、テーマがばっちりキマッていて
プログラムの流れや構成もすばらしい。招待状も凝っている。
行事によっては上手なキャッチコピーがついているときもあり、
広告代理店が入ってるんじゃないかと思うくらいだ。

今年のお楽しみ会は、「絵本の国へ行く」というコンセプト。
コビトさん2人(先生)が現れて、みんなを絵本の国へいざなう。
このコビトさんのかけあいが絶妙で、
うちに持って帰りたいくらい可愛いかった。

それぞれのクラスの出し物も楽しかったし、
なんといっても、先生たちがハンドベルで奏でた「星に願いを」は
感動的で、みんなシーーーーンと聞き入っていた。
終わったときは場内、拍手喝采!
なんていうかもう、新春かくし芸大会?って感じ。

バザーから3週間くらいしか経っていないのに、
毎日の保育に加え、準備やら練習やら大変だったろうなあ。
舞台裏ではさぞ、さまざまなドラマがあったんだろう……と、
別の意味で興味深い想像がふくらんだりしたのでした。

ちなみに、こうたろうは「ももたろう」で犬をやりました。
犬は、全員で7匹。猿は4匹。
桃太郎と鬼は先生がやっていました。
……アレッ!?
キジは!?
(志願者がいなかったそうです)


鞄の中

2007-12-14 | television
先日の「サザエさん」で、
波平がこんな話をしていた。

ある小説に出てくる父娘の話。
事情があって、長い間会えずにいたふたりが再会する。
父は娘に、「鞄の中を見せなさい」と言う。
娘が鞄を開くと、きちんと物が整理されている。
それを見て、父は「内面も美しく育ってくれた」と喜んだという。

「人となり」が鞄の中に表れるというのは、
たしかにその通りだと思う。
それはいい娘さんに育ってよかったですね、と思う。
私なんか、ぐちゃぐちゃだ。
こんなの見たら、私の父はさぞ嘆くことであろう。

でも、どういう事情か知らないけど、
長年会えなかった娘に対して「鞄の中を見せろ」と言う父親って、どうか。
私は、すごく下品だと思う。

携帯メールを見られるより、私は鞄の中を探られるほうがずっといやだ。
もちろんやましいことは何もないけど、
着ている洋服に突然手をつっこまれるような嫌悪感が沸く。
携帯メールは「外に向けたもの、外から来たもの」だけど、
鞄の中は「自分の中身」でもあるんだから。

逆にいえば、人の鞄の中って、きっと見たらおもしろいんだと思う。
その人が持ち歩くものって、深層心理とか出ちゃうんだろうなあ。
見せてくれるもんなら見てみたい気もする。
でもだからこそね、
人の鞄の中なんて楽しそうなものは見ちゃいかん、ってことです。

冬がはじまるよ

2007-12-11 | monologue

相方の強い要望により、4年ぶりにこたつを出しました。
いや、うちのテーブルはもともとこたつ仕様だったので
正確には「こたつ布団」を。

このテーブルこたつ(と布団)は結婚したときに買ったもので、
3年くらいは使ったのかな。(くどいけど、布団を。)
こうたろうが生まれてから、
「食べ物をこぼしたりしてこたつ布団が絶対に汚れる」
という理由で一度もこたつにしていなかったのだ。

で、昨日の夜、わさわさと掃除したり
布団を押入れから引っ張り出したりして、
じゃんじゃじゃーん。
おお、こたつにしてみると、部屋の雰囲気がガラリと変わる!

掃除用具も出しっぱなしのまま、
家族みんなでいっせいにこたつに入る。
相方と私に共通して浮かんだのが
「みかんみかんみかん!」「お茶お茶お茶!」だった。

いや~、やっぱりいいですな。
日本の冬って感じがする。落ち着くわ~。
なんかもう、クリスマス通り越してお正月みたいなムードに。
こたつにあたっている和顔のこうたろうも、なんて似合うこと。
引っ越してからは床暖房にしていたのだが、ガス代がすごくて、
「きっとこたつのほうが経済的だ!」と相方も強く主張。

それで夫婦してテンションが上がっていたのだが、
朝になって私のほうが眉をひそめる結果に。

朝ごはんを食べ終わったこうたろうが
こたつで「二度寝」するのである!
なんとか起こしても、着替えもせず、こたつ布団をかぶっている。
その姿を見て、相方がまちがいなく夕食後にこたつで
寝てしまうであろうことが簡単に予測できた。
私自身も、足を入れたまま無理な体勢でリモコン取ったり、
トイレに立つのもめんどうくさくなったりしちゃうんだろうなあ。
ああ、そうだった。4年の間に忘れていた。
こたつって、一度入ってしまうと出られないんだった……。

まあ、それも冬の風物詩ってことで、よしとするか。
いろんなことを差し引いても、やっぱりこたつ、いいよ。
冬らしいことしたくなるよ。
年賀状書いたり(まだ印刷もしてないけど)、
編み物したり(毛糸すらないけど)ね。
足がクサイとか、おならすんな!とか、いろいろケンカにもなりそうだけど
来年からもこたつ出しは我が家の「冬の恒例行事」にしたいと思います。

数の法則

2007-12-07 | kid
お風呂から出る前に、湯船で
「いーち、にーい」と数えていたこうたろう。
「さーん、しーい、ごーお……」と言って止まってしまった。
そして不思議そうに、

「よん(4)はどこにいったの?」

そうかー、いつも「こうくん、よんさい(4歳)!」と言っているので、
「よん」が消えて「し」が現れたと思ったみたい。おもしろいなあ。

「どこにも行ってないよ。数をかぞえるときは、『よん』は『し』に変身するんだよ」
と答えたら、案外あっさり納得した様子。
なんでー?と聞かれたらどうしようかなと思っていたので
ひとまずホッ。

お風呂から出てのんびりしているとき、
今度はみかんの数をかぞえはじめた。

「いっこー、にこー、さんこー、しっこー

ううううううん。
それは「よんこ」でいいんだよ、と言いながら、
私の頭にも「なんでー?」がぐるぐるしてしまった。

誰に聞けばわかるんだろう?
日本語教えるのって、なかなか奥深いものがありますな。

ピザ……?

2007-12-03 | monologue

土曜の夜、珍しく家にいた相方と、珍しく早々と8時に眠ってしまったこうたろう。
久し振りに夫婦2人の夜の時間。

まあだからといって、なにをするでもなく、
くだらない話をしたり、テレビを観て笑ったりしていたのだが、
ポストに投函されていたドミノピザのチラシを見ていたら
ものすごーくピザが食べたくなってしまった。

時計を見ると10時をまわったところで、注文するならまだ間に合う。
でも、夕食はちゃんと家で作って食べたし、
イベントでもないのに1枚2000円も3000円もするピザを取るのは
気がひける。そんなにおなかがすいているわけじゃないのだ。
ただ、少しでいいからピザが食べたいだけ。

で、「山田太郎物語」みたいに、チラシに載ってるピザの写真を
つまんで食べるふりをして欲望をごまかしていたら、相方が
「よしっ、今から俺が作ったる」と言った。

ええー、ピザを? 今から??
「作り方知ってるの?」と聞いたら
「知らないけど、なんとかなるんじゃない。小麦粉あったっけ~?」
とか言いながらキッチンに立つ相方。
以下、相方レシピ。

1.小麦粉と水をまぜて、練ります。
   ※分量:小麦粉……てきとう。水……てきとう。
2.ねんどみたいな感じになってきたら、丸めて、
  クッキングシートの上でのばします。
   ※薄さ:5ミリくらい。
3.その上に、トマトケチャップを塗り、たまねぎのスライスとハム、
  とろけるチーズをのせ、キューブチーズをトッピングし、
  仕上げにバジルをふります。
4.オーブントースターで焼きます。
   ※焼き時間:トースターの中を見て、「もういいかな~」と思うくらい。

すごい。
10時半すぎにはもう、テーブルにピザ(のようなもの)がのっかっていた。

見た目と、風味は完璧にピザ!
しかし、生地がなんともいえない食感。
なんというか……ひらべったいすいとん……みたいな……。
「小麦粉って、どれくらい生で食べて大丈夫なんだっけ?」とか
言い合いながら完食した。

インターネットで手作りピザのレシピを検索したら、
(っていうか、ふつうはこれを最初にやるんだよね)
材料のところに強力粉、イースト菌の文字が。
ない。そんなもの、うちにはない。
だから当然生地に入れてない。
そして、作った生地は、冷蔵庫で一晩ねかすとあるではないか。
いや、一秒たりともねかせていない。
だから当然冷蔵庫にも入れていない。

それを知った相方、
「じゃあ今度はさ、生地をもっとうすーくのばして、いったん生地だけ
かりかりに焼いてからチーズをのせてまた焼けばいいんだよ!」
と納得している。
あ、あのー、強力粉は? イースト菌は?
ねかす気なんてまったくないでしょ。
……あくまでもレシピどおりにやらない気だよ、この人も。

でもおいしかったけどね。