みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

ちいさな騎士

2007-04-30 | kid

みなさーん。ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

29日は、GW中に家族3人が揃う唯一の日♪
特に予定は考えていなかったんだけど、起きたらすごくいいお天気だったので、
ピクニックがてら金井公園に行くことに。
急だったが冷蔵庫にあるものでサクサクっとお弁当を作った。

メニューはこんな感じ。
  ・おにぎり(シソ昆布を入れてたらこふりかけをまぶしたのと、ごましお結び)
  ・出汁巻き卵
  ・冷凍ミニハンバーグ
  ・春キャベツとトマトのマリネ(←ヒット!)
突然の思いたちにしては上等上等。
おにぎりって偉大! 冷凍食品もね。

金井公園まで、のんびり歩いてうちから40分ぐらい。
こうたろうは自転車の前カゴに乗せてひいていった。
川沿いをまっすぐの道のりなので、とても気持ちよかった。
土手でトランペットの練習をしている人がいたり……いいですな。

上の写真は、携帯(4年前に購入したのをまだ使ってる)で撮ったから
なんのことやらわかりにくいけど、公園を走るこうたろうと、奥にいるのが相方です。
きちんと整備されているし、すいているし、もちろん(?)タダだし、
こういう公園ってありがたいですね。

こうたろうは、芝生の上で駆け回ったり寝ころんだりと、
ずいぶん楽しそうにしていたのだが、どうやらアリがちょっとコワイ様子。
以前から、よく「あっ、アリだ〜!」と発見してはじーっと見ている子だったんだけど、
アリが自分のほうに向かってくると逃げる逃げる。
見てる分にはいいけどさわるのはコワイ、って感じだ。
わかるよ、アリって、動きとか形とか、ちょっとゾクっとくるよね。
男の子を産んで、虫を持って帰ってこられたらかなわないなあと思っていたが
こうたろうにはその心配はないかな。うひひ。

とは思うものの、アリくらいはなんとかクリアしてもらいたい。
ふと思いついて、アリを自分の手に乗せて言ってみた。

「あっ、お母さんの手にアリが乗っちゃった!
こわいよ~、こうたろう、助けてー!」


どう出るかな……と思いながら見ていたら、こうたろうは一瞬ビビったあと、
顔をゆがめながらも、自分の右手を差し出してきたではないか!
えっ、乗せろってこと? 大丈夫?
「うわー、こうたろう助けてくれるの?」
と、アリをこうたろうの右手に移す。
こうたろうは最初ちょっぴり逃げ腰だったが、
すぐに案外平気ということに気が付いたらしい。
興味津々という感じで、手の上を走るアリを見ている。
おおっ、アリを克服した! すごい!
なにより、「お母さんを助けなくちゃ!」という
その心意気がうれしいじゃありませんか。
泣いてばっかりの甘えん坊のこうたろうに、そんな勇敢な心が育っていたなんて。
もちろん、思いっきり抱きしめて、たくさんお礼を言いましたよ。
勇気を出してお母さんを守ってくれたんだよね。ありがとう!

でもそのあとがまずかった。
アリを手に乗せられるようになったのがうれしかったようで、
芝生にはいつくばり、アリを探しては手にのっけようと夢中。
アリも迷惑だよなあ。これから保育園でもお散歩中にやりそうだな。
アリは持って帰れないだろうけど、発展形でダンゴムシとか……
ぎゃ〜っ、それは困るー!!

な、なんか私、やばいこと教えちゃったかしら??



friends

2007-04-27 | people
昨日は耳鼻科の日でした。

朝イチの予約を入れたのだが、やはり1時間待ち……。
こうたろうがじっとしていられるはずもなく、
最初は絵本など数冊眺めていたのだがそれも限界。
抱っこして窓の外を見たり、狭い待合室をとりあえずぐるぐる歩いてみたり。
椅子をひっくり返して遊ぼうとしたりもするので、何度かキレかける私。
これを毎週やるのか……ふう……。

で、やっと名前が呼ばれたのだが、診察室の入口でこうたろうが硬直。
先週の悪夢がよみがえったらしい。
「いやだ~~っ! 帰るーーーー!!!」と叫んで動かない。
「でも、シールもらえるよ!」と私が誘うと、
「シールだけもらって帰る?」だって。
残念ですが、そんなにうまい話はありません。

「ほらほら、すーぐすむよ、がんばろうっ!」
と笑ってなだめすかし、押さえつけるようにして耳の受診と鼻の吸引。
ものすごい声でギャーギャー泣き叫んでいたので、
きっと待合室のお子様たちをこわがらせて
多大なご迷惑をおかけしたであろう……すみません……。

結果、薬の投与を継続。
水の量が多いので、いつ治癒するかわからないと言われた。

希望どおりシールをもらうころには泣きやんでいたが、
やれやれ、先が思いやられる。

その足で保育園へ。
クラスの仲間はちょうどお散歩に出かけている時間で、
みんなが帰ってくるまでこうたろうとふたりで待つことに。

10分くらいして、みんなが戻ってきた。
先頭をきって、AちゃんとNちゃんが走ってくる。
「あっ、こうちゃんだーー! こうちゃん、オハヨー!!」
と駆け寄ってきてくれて、こうたろうもニコニコ笑顔。

Aちゃんが「なんでこうちゃん、遅かったの~?」と聞いてきたので
「お耳の病院に行って来たの」と私が答えると、
子供同士で耳鼻科談義が始まったではないか。

Aちゃん「いっしょだー! Aちゃんもね、お耳が痛くなってお医者さん行ったんだよ!」
Nちゃん「Nちゃんもー! 病院でお鼻吸った!」
Aちゃん「でもAちゃん、泣かなかったんだ~」
Nちゃん「Nちゃんは泣いちゃったぁ
こうたろう「こうくんもちょっと泣いちゃった!
Nちゃん「いっしょだ!」
3人「いっしょだ、いっしょだー! ヤッター!」(輪になってぴょんぴょん跳ねる)

おいおい、君たち、そんなのいっしょじゃなくたっていいんだよ。
それに、こうたろうが泣いたのは「ちょっと」じゃないだろう!
と、軽くつっこみながら、涙があふれてきてしまった。

この子たち、なんてキラキラしてるんだろ。
みんな耳鼻科でつらい思いして、耐えて、その経験を友達同士で共感しあってる。
耳鼻科に行かなくちゃいけない状況なんて、親にも子にも決してハッピーではないのに、
「いっしょだね!」なんて、喜んでる。

こうたろうが、いい友達に恵まれて、ちゃんと社会を作っていることに
あらためて感動して、すごくうれしかった。

おとといは、Banaちゃんからこんな提案を受けた。
「H(はーちゃんのこと)も鼻水とってもらいによく耳鼻科へ行くの。
土曜日とか、いっしょに行かない? こうちゃんも、自分だけじゃなくて
友達もやるんだ、特別じゃないんだってわかったら気が楽になるかも」。
なんて有り難いお誘い!
仲良しのはーちゃんとなら、待ち時間も短く感じるだろうし。
ありがとね……。

そしてもうひとつ。
昨日園長先生と話していたら、なんと、園長先生のお子さんも小さいころに
滲出性中耳炎になったことがあるとかで、いろいろとアドバイスを受けた。
お子さんは1年くらいで治ったそう。
経験者がこんなにそばにいるというのも、何かと心強い。

よーし、医療費がタダのうちに完治させるぞー!

朝好き? 夜好き?

2007-04-24 | monologue
このあいだ、友人マユミちゃんのお宅へ遊びに行ったときのこと。
マユミちゃんは、こうたろうと1歳違いの男の子(そうちゃん)を持つWM。
そうちゃんとこうたろうは、まだお互いにちゃんとしゃべったり歩いたりする前からの
つきあいで、このごろはほっといても2人でうまく遊ぶようになった。
なので、2人が仲良く遊んでいてくれる間は、大人同士の話ができてうれしい♪

そうちゃんと遊びながら、こうたろうはマユミちゃんのことを
「そうちゃんのママ~」と呼んでいた。
が、そうちゃんが先にお昼寝してしまって、お布団の部屋へ行ったあと、
突然豹変。

「ねえー、マユミちゃん こうくん、マユミちゃんと遊びたいの

な、なんじゃ!?
さっきまで「そうちゃんのママ」だったのに、この切り替えは。
しかも、あまったるい声を出している。こ、こいつ……。

まあでも、気持ちはわかる。
マユミちゃんは、松島菜々子と長谷川理恵を足して割ったようなべっぴんさん。
(私の友達って、ホントに美人が多いの!)
3歳児とはいえ、男は本能で美人にふらふらと吸い寄せられていくものなのだ。
マユミちゃんに抱っこしてもらえるのも今のうちであろう。
こうたろうよ、「子供である」という恩恵をよく味わいたまえ。

ところで、マユミちゃんは、夜更かしが苦手で、早寝早起きタイプ。
「毎日、朝がくるのがうれしい」という。
学生時代も、テストの前は朝早く学校に行って、誰もいない教室で
勉強するのが好きだったとか。
す、すてき。
なんという健康的な……体もそうだけど、心の健康美を感じますね。

逆に、どう考えても不健康な話なのだが、私は昔から夜が好きだ。
もちろん(?)テスト勉強なんて徹夜で一夜漬けばっかりだった。
夜は私の味方。夜は私を護ってくれる。
夜のほうがうんと頭がクリアになるし、体調もいい。
今は夜との愉しい時間があまり過ごせなくて、自分の中で何かが欠落している感じ。
(たいていのママは子供が寝たあとに大人の時間みたいだけど、
私は寝かしつけている間にどうしても眠ってしまうことが多いし、
私が起きてごそごそやっているとこうたろうも起きてきてしまうのだ)
こうたろうが一人でさっさと別室に行って寝るようになるのが楽しみ。
あー、早くそのときがこないかな♪ やっぱり3年後くらいかな。



耳鼻科へ行く。

2007-04-20 | kid
どういうわけか、前回に引き続き、また耳の話。

こうたろうの風邪が治りきらないようで、水曜日にまた呼び出し。
昨日も保育園を休んで、耳鼻科に行って来た。
小児科ではなく耳鼻科にした理由は、風邪はそんなにたいしたことなさそうだし、
小児科に行って他の病気が移っちゃってもいけないと思ったのと、
大音量の鼾をかくからだ。
起きているときは特に鼻水が出ているというわけでもなく、本人も元気なのだが、
眠りに入るととたんにすごい音になる。
それで寝苦しいということはないようで爆睡しているんだけど、
おかげで私のほうがすっかり寝不足……。これはなんとかしなくては。
普段、風邪くらいならめったに病院にも行かせないのだが、今回は行くことに。

戸塚に来て、困っていることのひとつは、歩いていける距離に病院が少ないことだ。
個人の小児科、耳鼻科というものがほとんど見あたらない。
よって総合病院に行くことになるんだけれど、何科に行っても激混み。
小児科・耳鼻科は完全予約制でそれもなかなか思うような時間には取れず、
予約時間に行っても30分くらい待たされる。
しかも、終わる時間も早いから「いつもどおり迎えに行って、保育園の帰りに寄る」
ってこともできない。
戸塚も子供多いと思うんだけどな……なんでだろう。
不毛な話だが、病院の選択肢がいっぱいあったセンター南が恋しくなってしまう。
でもお子様天国(というかママ天国)のセンター南と比べるのが間違っているのであって、
静岡に住んでいたころはどの病院に行くにもバスに乗らなくちゃいけなかったから
歩けるだけでもありがたいと思わないといけないかな。

で、朝イチで電話して「一番早い時間で」とお願いして、とれた予約が3時半。
さらに、病院に行ってハッとした。
ここの病院は耳鼻科と小児科の待合室が同じで、しかも狭いということを忘れていた。
空気も悪い。
そこで30分。ちびちゃんたちがゴホゴホやってる。うーん、大丈夫かな。

やっと名前が呼ばれて診察。
鼻水を吸引してもらって、喉を診てもらう。
「のどもあんまり腫れてないみたいだし、軽い鼻づまりだと思うのでお薬で様子をみましょう」
との診断。
そのまま先生は診察を終えようとしたのだが、せっかくだからと
耳掃除をお願いした。
子供の耳掃除って、自分ではこわくてなかなか難しいからこの機会に。
耳鼻科なんて、めったに来ないしね。

が、このあと、思いがけない事態に。

耳掃除を終えたあと、先生の声色が変わった。
「耳に問題がありますね」
……問題? その言い方に、血の気が引く。

こうたろうは、滲出性中耳炎という症状を起こしていたらしい。
簡単に言うと、鼓膜の中に水がたまってしまう状態。
主な原因は風邪で、幼児の耳管は狭いうえに上手に鼻がかめないので、
鼻水が滞ってばい菌が入りやすく、6歳くらいまでの子供に多いそうだ。
急性中耳炎と違って痛みも発熱もなく、ただ、水があるぶん振動が伝わりづらくて
聞こえにくいらしい。名前を呼んでも振り向かなかったら要注意だという。
最近、こうたろうが「え?」とよく聞き返してくるのが気になっていたのだが
このせいだったのだ。
聞こえにくいって、どれくらい聞こえてなかったんだろう?
保育園での歌も上手に覚えてくるし、テレビ観て笑ったりしてるのに。

本人は元気なものの、滲出性中耳炎というのはあまり楽観視できない病状で、
放置しておくと将来的に大変なことになる。
治療としては、鼓膜を切開して水をぬくことが一番。
子供はこわがってうまく手術ができないので、全身麻酔をかける。
それでも再発してしまうようだったら、鼓膜にチューブを刺す。
先生が症例写真を見せながら説明してくれたのだが、
ビジュアル的にかなりエグくて、失神しそうになった。
「今は2~3ヶ月ほど抗生物質を投与して経過をみる方法もとられているので、
とりあえず薬を飲みましょう。1週間ごと、できれば1週間に2回、
長期的に診察に来てください」と言われる。

こんな小さな子供に、手術も全身麻酔もチューブも恐い。
でも3ヶ月も抗生物質を飲み続けるというのも、どうなんだろう。
あれこれ考えてしまうが、ここは信じて専門家にまかせるしかない……。
あっさり治るというものでもなく、数年という単位でじっくりつきあっていかなくては
ならないらしい。

滲出性中耳炎は、痛みがないのは救いだが、そのせいで発覚が遅れることが多いとか。
今回の場合も、たまたま耳掃除をしたのでわかったけど、
あのまま「軽い鼻づまりですね」の診断だけで終わっていたら……と思うと
ちょっとぞっとする。
まして、内科に行っていたら絶対わからなかっただろう。
だから、見つかってよかった、とは思う。思うんだけれど、やっぱり、へこむ。
あの受診しにくい病院に、これから何度も行くことになるのだ。
鼻水吸引と耳掃除が相当痛くて恐かったらしいこうたろうを、どうなだめていけばいいのか。
夏には保育園でプールが始まるだろうけれど、ひとりだけ見学になるかもしれない。

ネットでたまに行くママの掲示板を検索したら、子供がかかったという話がけっこう
載っていた。経験談を読むにつれ、やっぱり長期戦覚悟でのぞまないといけないと悟る。
とにかく治るのに時間がかかるのだ。
一度完治しても、風邪をひくたびに再発を疑わなくてはならない。
私のもっとも苦手な「根気」という言葉が何度も出てくる。
予防としては「風邪をひかせないこと」とあるが、そりゃあそうしたいのはやまやまだけど
それもむずかしい。

自分の健康管理だけでいっぱいいっぱいなのに、育児って手強いな……などと
久しぶりに自信をなくしてしまう。
こういう時、母親としての度量が試される気がする。
こんなことくらいで(そう、たかが「こんなこと」だ)ブルーになってて、
これからちゃんと育てていけるのだろうか。
夕方病院から帰ったら、夜勤シフトの相方がいたのでこの話をするものの、
「じゃ、悪いけど行ってくるね~」と仕事に出かけてしまった彼を玄関で見送りながら、
ぽつんと残された気になる。
今まで私は、これを「さびしい」という感情なのだと思っていたが、
そうではなくて「嫉妬」なのだとようやく気が付いてしまった。
ドアをばたんと閉めたら、もう身軽になってしまう彼に対して。
「一緒にいてほしい」というよりは、「代わってほしい」のだ。
相方があのエグい写真を見ずにすんだことすら、うらやましいと思ってしまう。
そんな母親のダメっぷりを知ってか知らずか、にこにこと寄ってきて
「おかあさん、好き~!」とほっぺたをくっつけてくるこうたろうに泣けた。

……ごめんね。
一緒にがんばろう。ちゃんと治そうね。


ものすごい長文になってしまった。
読んでくださった方、どうもありがとう。




漢方服用、その後。

2007-04-17 | health
漢方の雑誌を読んでいたら、大橋マキさんが小建中湯を飲んでいるという記事があった。
写真を見ると、私とまったく同じ、ツムラの99番(小建中湯)が置いてある。
大橋さんは、過度のストレスと疲労で突発性難聴になってしまい、
医師に相談したら「内臓が冷えていて、外部とのバランスをとる耳に影響が出ている」と
診断され、漢方を処方されたそう。
耳を診てもらったのに内臓の冷えを指摘されるとは。
東洋医学のすごさって、こういうところにあるよなあ。
で、大橋さんはずいぶん良くなられたそうです。よかったですね。

実は私も、耳にはちょっとした持病というか、クセのようなものがある。
気温が変わったり、調子が悪かったり、極端にイヤなことがあると、
耳がふさがったような、海の底にいるような感じになるのだ。
7年前、心身ともにまいっていたときにこれが顕著にあらわれ、
自分が話す声が頭に響いてすごく苦痛だったので耳鼻科をはしごした。
ものすごーく痛い検査(治療じゃなくて検査だからね! 症状に痛みはないのに、
検査が痛いなんて!)を何度かしたものの、どこに行っても
「耳はなんともありません。急に痩せたからでしょう、太れば治ります」と言われた。
そのあとすぐ結婚して仕事を辞め、失業保険をもらいながらニートのような生活を
半年送っていたら少し太り、だいぶ落ち着いた。

それでも調子が悪いとやっぱり耳にくることが多くて、
逆に体調のバロメーターにもなっていたのだが、大橋さんの記事を読んで
「そういえば、最近あんまりないかも」と気が付いた。
漢方のおかげだったのか~。飲み始めてからもう半年になるもんね。

私が小建中湯を処方されたときは、「冷え性を治したい」ということくらいしか
医師には言っていなかったのだが、結果として、診断もしてもらわなかった耳まで
良くなったのだ。
そしてもうひとつ、悩まされていたPMSも驚くほど軽減した。
これも医師には話していなかったこと。
婦人科でPMSの相談をしたときにはピルを勧められ、
ちょっとこわかったので手が出せなかったんだけど、
「PMSを治そう!」と思って飲んでいたわけでもない漢方に効力があったなんて、
得した気分。

耳鼻科で受けた「太れば治る」というのもきっと間違いではなくて、
もっと血肉をつけて血行を良くしなさい、体力をつけなさい、ということ
だったんだろうなと思う。

ところで、小建中湯の効用をネットなどで見ると、「神経質」というのもある。
神経質って漢方で治るの??と最初は笑ってしまったのだが、
寒いとイライラしたり細かいことが気になったりするから、
やっぱり体があったまると神経質も治るのかもしれないな。

苦手な春の到来で、ちょっと気がめいったりパワーダウンしているけど、
ぼちぼちがんばろう。
寒がりって、なんだかそれだけでナマケモノのような気がして落ち込むけど、
おいおい治していこう。

ゆっくりゆっくり、今はそれでいいよね。

神保町ランチ

2007-04-15 | people
水曜日、保育園から帰ってきたこうたろうが熱っぽい。計ったら38度6分。
木曜日は37度台になっていたものの、念のためお休みする。

そして金曜日。
ちょっと熱っぽいな……と思いつつ、
どうしても朝イチでやらなくてはいけない仕事があったので
呼び出し覚悟で保育園へ。
金曜は、仕事もあったけど、セン南仲間のママ友達と
ランチの約束もしていたのだ。
もしかしたらランチはドタキャンになってしまうかも、と思っていたけれど、
朝イチの仕事も解決して、無事待ち合わせ時間にママ友達と会えた。

ママ友達あーちさんとは職場が近くて、これで3度目の神保町ランチ。
事前に、センター南に住むmae-gamiさんも来るって!との連絡があった。
mae-gamiさんといえば、メディアにも何度か登場しているスーパーWMで、
このたび某有名雑誌にも連載コラムのスタートが決まったそう。
神保町は出版社が多いので、仕事の打ち合わせのタイミングが合ったのかなと
思っていたら、なんと、このランチのためだけにセンター南から
やってくるというではないか!
mae-gamiさんは「2人とも、よく神保町まで来てるね~!」と驚いてたけど、
私たちは仕事ですから。交通費も出ますから。
くどいけど、たった1時間のランチのためだけに片道1時間半かけて現れる
あなたのほうが驚異です。そのフットワークのよさが成功の素なのね……。

そしてランチはあっというまだったけど、中身はこってり、という感じ。
おととし、3人は子供を同じ保育園に通わせている仲間だったけど、
私はもうセンター南にいないし、あーちさんもこの4月から転園、
mae-gamiさんは去年家族で海外生活を果たし、来週からふたたび日本を離れる。
みんなバラバラになったからかえって、
それぞれの時間を持ち寄れるのかもしれないし、
お互いの新しい環境について話したり聞いたりするのが楽しい。

ランチを終えて会社に戻り、机についたとたんに保育園から着信。
久々の呼び出しでございます。
でも、仕事とランチが完了するまで持ちこたえてくれたこうたろうに感謝!

ということで、今週は木曜からずいぶんこうたろうとべったり。
私にしてはかなりお母さんしました。
軽い風邪だったみたいで、土曜にはもう平熱に。
来週は元気に保育園に行こうね。


3年。

2007-04-10 | monologue
細木数子さんによると、水星人(+)の私は、2007年から3年間、大殺界らしい。
仰せのとおり、年明けそうそう「げっ、まじで!? 私にこんなことが起きるか!?」
という事件が勃発したので、
「ははァ、これが大殺界というやつか……当たるもんだなあ」
などと思ってしまった。

大殺界というのは、とにかく何をやってもうまくいかないので、
新しく何かを始めることはタブー。
じっとしているしかない、というのが細木説。
まあ、人生にはそういう時期もあるであろう。
でも3年って、長くありません?
私があきっぽいということもあるけど、「3年間新しいことをしない」なんて、
これまでの人生にはなかったことだ。
今だって、あれやれこれや、新しいことしたくなっちゃってるけど、
「でも大殺界だから……」と思うとちょっと踏みとどまってしまう自分も。
こうなると、もう占いじゃなくて呪いですね。

困ったなあ、と思いながらネットや本を見ていたら、
大殺界の正しい過ごし方として、「新しいことをしない」の他に、
「いつもと逆のことをする」というのを見つけた。
例として、「普段派手な人は、地味に」とある。
ええっ、じゃあ、普段地味な私は派手に??
新しいことしちゃだめって言ってたじゃないかー!
3年間、派手な格好してじーっとしてるのか……
む、むずかしいなあ、細木占い守るのって。

でも、3年間って、ずーっといいってこともありえないけど、
ずーっと悪いってこともないと思う。
だって、3年って、子供がオギャーと産まれて3歳のお誕生日を
迎えるまでの年月なのだ。
過ぎてしまえばあっというまだけど、
その間、いかにいろんなことがあるか……。
奇しくも、3年後というとこうたろうが小学校に上がる年だ。
私にとっても、ひとつの分岐点だと感じている。
それまでの時間は、大殺界だからというのではなくて、
今後の人生を左右する大事な3年であることは確かなので、
日々精進しつつ、笑いながら過ごそうと思う。
大笑いはおおはらい(大祓い)、と言うからね。

それと、日曜日、小さな門出がありました。
Mに幸あれ。



お仕事と結婚が……

2007-04-06 | Weblog
昨日、家でインターネットをやっていたら、突然ポップアップが出た。

「このコンピューターはお客様が開いたすべてのアダルトサイトの跡が入っています。」

ぎょ!?
な、なにこれ。

「ファイルがコンピュータにインストールし
プライバシーを侵入するのにたぶん分からず、」



えっ、プライバシー侵入!? きゃー、こわいーー!!
……っていうか、なんだこのヘンな日本語……。
「たぶん分からず」? 誰が? 何を? 
何を言っとるのかこっちこそわからん。
だいたい、たぶんってなんだ、たぶんって。

そして極めつけがコレ。

「お仕事と結婚が危険です。」

す、すごい。すごい文章力だ。
ある意味パンチを感じます。

「このファイルはインターネットの動作の跡が残り、
クレジットカードの保護の危険にもなります。
コンピュータにこの跡が残らないために、
一時的ファイルをインターネット歴史の削除ができます」


インターネット歴史……。
それを言うなら履歴では……。

「無料でパソコンをスキャンするために、
Drive cleanerをインストールしますか。(推奨) 
 OK  キャンセル」


うーん、怪しさ満点。
アダルトサイト閲覧がどーのこーの言われたところで仕事も結婚も危険じゃないけど、
アマゾンで本を買ったりしているから、クレジットカードの保護とかいう文面が
出て来ちゃうとちょっとキモチワルイ。
パソコンに超詳しいKen義兄に急いで連絡を取る。
義姉Yちゃん(義姉K子の姉。私は義姉が3人いる)のおかげで、すぐに電話で話せた。

Ken義兄「それは絶対インストールしないほうがいい。OKもキャンセルも押さないで、
上のバッテンをクリックして」

が、バッテンをクリックしても画面は消えず、インストール画面にジャンプ。

Ken義兄「じゃあ、今使ってるファイルを保存して、再起動して」

再起動。いったん電話を切る。
立ち上がるまでの間、Ken義兄が調べてくれた。
どうやらスパイウエアだったらしい。

2006年秋頃から出回っているようで、Drive Cleanerと検索すると
その全貌があきらかに。
このポップアップが出たからといって、あわててインストール(これ自体は無料)してしまうと、
パソコンのシステムがいかに不具合であるかを警告してきて、本体購入を迫られる。
もちろん、これらはぜんぶまったくのでたらめ。詐欺です。
インストールは手動なので、自分で入れちゃわないかぎりセーフのよう。
(でも念のため、ウィルスチェックや、コントロールパネルの中に入っていないか確認すべき。)
勝手に繁殖するものでもないので、この画面が出てきてしまったパソコンから
メール送受信したとしても相手に迷惑をかけることもない。
言ってみればオレオレ詐欺みたいなもん。うっとうしいけど、無視すればいいのだ。
とりあえず、うちのPCも大丈夫でした。Yちゃん、Kenさん、ありがとう!!

今回の侵入経緯はわからないけど、スパイウエアというのは
アダルトサイトや海外サイトを閲覧すると入りこみやすいとのこと。
私が何かのはずみで海外サイトを開いたのが原因かも。
「こんなに手のこんだことするのに、日本語のチェックはしないんだねー」と妹談。
そのとおりだ。あの文章がヘンじゃなかったら、私もあせってインストール
しちゃったかもしれないなー。

ということで、皆さんもご注意を~


もり組さん

2007-04-03 | kid
こうたろうが進級。
ちゅうりっぷ組からもり組になりました。
別に進級試験があって合格したとかじゃないけど、
無事に次のクラスに行けるというのはやっぱりうれしいですね。
こうたろうも、もり組のお兄さんになるというのがうれしいようで、
3月中旬くらいから毎日のように「もう、もり組になった? 明日?」と
聞いていました。
もう「自分が成長していく喜び」が芽生えてるんだなあというのは、
なかなか感慨深いものがあります。

進級に伴って、担任の先生も代わりました。
これってれっきとした「人事異動」ですよね。
先生たちも、みんな同じように笑顔で
「新しい担任です!」とお母さんたちに挨拶してるけど、
それぞれにそれぞれの思惑があるんだろうなァ……などと思ってしまったり。
他のクラスには持ち上がりの先生もいるけど、代わった先生にとっては
「新しい部署」でのスタートなわけで、全員が100%ハッピーとは限らないと思う。
持ち上がりの先生にしても、それまで2人で組んでいたのが1人になったり、
一緒に組む先生が変わったりもしているので、やっぱり新環境にはちがいない。
考えてみたら、学校の先生とかもだいたい毎年人事異動があるってことか。
1年かけて慣れたころに部署変えなんだなあ。それがいいってこともあるだろうけど。

まあ、そういう変化も楽しんでこそ仕事!
先生方、今年もよろしくお願いします。