みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

コドモから出る言葉

2006-12-22 | kid
保育園で覚えてきた「友達賛歌」を時々家で歌っているこうたろう。
「ひとりとひとりが腕組めば~ たちまち誰でも仲良しさ~」というアレです。
「おたまじゃくしはカエルの子」や「ごんべさんの赤ちゃん」、
そして「ヨドバシカメラ」のテーマソングと同じメロディの、アレです。

歌詞の意味もろくにわかっていないはずのこうたろうの、

空にはおひさま 足もとに地球

というこの部分の歌声を聞くと、私はなぜか、

ぶわっっ

と涙が出てきてしまうのです。
なんというか、雄々しくて明るくてたくましくて幸福な言葉だなあ、と。
そうやっておおらかに生きてる人間のすばらしさというか。
ふだん、細かいことをぐだぐだ気にして病んでばかりいる自分に
大事なことを伝えられたというような感じなのかなあ。

先日、保育園に迎えに行ったとき、
5歳児クラスの「しょうや君」という男の子としゃべっていたら、
「なりたいものがあるなら、サンタさんにお願いすればいいんだよ。
そうやって夢をかなえな!
と笑顔で言われて、別に私の夢をしょうや君に語ったわけでもなんでもないんだけど、
それを聞いてまた

ぶわっっ

と涙が……。

36歳にもなって5歳児に「夢をかなえな!」なんて言われるとは思わなかった。
すっごい励まされちゃったよ、ありがとう!

感動させようとか、スゴイこと言ってるつもりはないんだろうに、
コドモの口からこぼれてくる言葉ってしみるなあ……。