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山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

手づくりコンニャク

2012-11-20 | 食物
久しぶりにおでんを作ろうということになった。
おでんにはやっぱり大根、コンニャクは欠かせない。

大根は畑にあるが、コンニャクがない。
そうすると、母が今から作ってくれるという。

わざわざいいと言ったのに、
待ってましたかのようにコンニャク芋を洗いだした。

腰が軽いのには、ほんとびっくりする。
とても米寿とは思えない。

そんなんで、母の手づくりコンニャクができた。
形を整えるためにできた切れ端を刺身で食べる、うまい!

おかげで、おいしいおでんができた。
しかし、コンニャク芋1kgで16丁もできるので、残りをどうするか?

せっかくだから、1か月ぶりに農産物販売所に出荷することにした。
1丁(300~350g)ずつ袋詰めして、180円で売ることにした。

目につくように商品の看板も作り、「お刺身でどうぞ!」と付け加えた。
出荷した夕方、気になって直売所をのぞいてみる。

ちょうど若い二人連れがコンニャクを手にとって見て、買物かごに入れてくれた。
やった~うれしい♪ 

製粉機

2012-11-19 | 道具
昔使っていたと思われる手動の製粉機がある。
石臼を使っていたのは見たことあるけど、これは知らなかった。

「ASATAS」「 CORNMILL」と印字があった。
以前自家製の小麦をこれで挽いてみたことがある。

1回では細かくできず、3回挽いてやっと使える粉になった。
とにかく手間と時間がかかり大変であった。

今は出番がないので、インテリアの一つとなっている。



自家製の小麦やそばを使いたいときに、
必要なだけ製粉したいが、これでは大変である。

そこで、電動式のものを購入することにした。
ネットで探すと、いろいろあるし、結構な値段がする。

結局、金沢農地が販売している電動石臼「キッチンミル」にした。
決め手は石臼であることと、有機穀物でおなじみの販売会社であったこと。

注文して4日で届いた。本体がブナ材で作られオシャレである。



シイタケ収穫

2012-11-18 | 農業
心配していた原木シイタケが、次々と生え出した♪
大きくなったのを収穫してきた。

 

さっそく焼いて食べることにした。
たくさん収穫できたときには干している。

生と半干しのものを焼いて食べ比べてみた。
半干しのものは少し噛みごたえがあるが、断然うまい。

干すと栄養価が増し、食べる1~2時間干すだけでもいいようだ。
太陽が料理の下処理をしてくれており、ありがたいことである。

保存方法は、ひだを上にして密閉容器に入れ、冷蔵庫へ入れる。
保存性が低いので、早めに使い切るか干すのだそうだ。

ちなみに水で洗うと風味が落ちるので、汚れは軽く払って落とすか、
湿らせたキッチンペーパーでふき取ればいいようだ。

シイタケは生え出すと成長が早く、すぐ開いてしまう。
かさが開きすぎず、厚みがあるものがよいようだ。

これから、一日おきに見に行かなくては…

小麦の種おろし

2012-11-17 | 農業
小麦の種おろしは11月いっぱいが目安のようである。
11月初めに収穫したそば畑のあとに種をまくことにした。

種は、先月岡山のパン屋で分けてもらった農林61号である。
そばの畝をそのまま使うことにして、あらかじめそばの切り株を抜いておいた。

2週間余りで既に草も生えてきており、すじまき用にくわで草を削っていった。
慣れない姿勢なので、腰を痛めないよう、ときどき休憩しながら…

そして種まき用の溝を切っていき、やっと種がまける状態になった。
種を5センチ位の間隔でまいていき、そして土をかぶせていった。

さらに、ここは寒い地域なので、芽立ちをよくするためにもみがらをかけておいた。
結局、畝を5回行ったり来たりして時間がかかったが、終わった~♪

 

もみがら

2012-11-16 | 農業
昔、さつまいもをたくさん作っていた頃は、
もみがらにお世話になっていたそうだ。

長期保存するため、冬の寒さから守らなければならなし。
そのため、床下にもみがらを入れて、その中でさつまいもを貯蔵していた。

今でも、さつまいもを少し作っており、もみがらがあれば、
ダンボール等にさつまいもと一緒に入れている。

今は稲作をしていないので、もみがらがない。
そこで、近所にお願いして分けてもらっている。

そこには山のように積んであり、使わないからすきなだけ持って行けといわれる。
さっそく母ともらいに行き、袋に詰めて持って帰った。



もみがらは、わが家では重宝している。
さつまいもの貯蔵以外でも、種をまいた上にもみがらをかけている。

こうすると地表面からの水分蒸発を抑制する保湿効果があり、芽立ちがいいようだ。
また、大根の地表に出ている白い根部にかけておけば防寒にもなる。

昔、稲作をしていた頃は、もみがらを焼いて、その灰を畑にまいていた。
もみがら灰は、石灰の代用として酸性土壌の中和剤としても使えるようだ。

また、もみがらを土に混ぜると、水はけがよくなり、土壌が柔らかくなるそうである。
もみがらもいろいろ活用方法があるようだ。

母から聞いた昔話であるが、昔、寒い夜、後妻が自分の子は米の中に寝かせ、
前妻の子はもみがらの中に寝かせたら、自分の子は死んだそうだ。