なんて言ってるの？(5)

まだまだ通訳のいる言葉がある。

「どげなアンバイかね」
…どんな具合か。
　聞かれても意味が分からず頭が痛くなる。

「歳をとってセツわ」
…体がきつい。
　普段の運動不足の影響も大きいのでは。

「そげんツバケンでもえわね」
…そんなに急がなくてもいい。
　それはそうだけど性分だから…。

「マゲナ大根だね」
…立派な大根。
　母が「やっぱりコヤシがちがうんだ…」とつぶやく。

「大根がアバカンほどある」
…処理に困るほどある。
　買ってきた大根の種の量が多すぎるからである。
　半分くらいの量の種も売ってくれたらいいのに。

手みやげ

高校の同級生が建築会社を経営している。
Ｕターンして台所等水回りのリフォームでお世話になった。

今度、離れの入口改修の見積もりに来てもらうことになった。
母もよく知っているので、何かおみやげはないかと心配する。

都会では、あまり考えられないことだが、
こちらでは、お世話になる人に何かおみやげをあげることが多い。

といっても、農産物など家でつくっているものである。
私は、そんなにしなくてもいいというけど…

でも、特に親しくしているので、何か珍しいものがあればあげたい。
ちょうど、畑にスナップエンドウがあったし、ゆでたタケノコもあった。

現場を見てもらったあと、1時間余りゆっくり話ができた。
といっても、もっぱら聞き役であったが。

ちょうど娘さんの結婚式で東京に行ってきたということで、
最近の結婚式の様子などが中心であった。

忙しい中、いろいろ話を聞かせてもらい、何よりの手みやげである。
彼も仕事がら、いろいろな情報を持っており、ありがたい友人である。

私も、どこかにお伺いするときは、品物以外に、
何か喜ばれる情報を持って行けるようにしたいものである。

いちご泥棒！

一昨年、イチゴノ苗を3本買ってきて植えたが、
虫にやられて少ししか食べることができなかった。

そこで、近くのハーブ用の小さい畑に移植しておいた。
しかし、昨年はほとんど実をつけず葉っぱだけだった。

ところが、今年はずいぶん広がって、草丈も高くなった。
そして、たくさん実をつけたのでびっくりした。

一部、実が赤くなりだして初物を楽しみにしていた。
そろそろ食べ頃かなと、様子を見に行ったらない。

他にも赤い食べかけのイチゴガ見つかった。
どうも鳥にやられたようだ。



大きくなって地面に垂れて見えにくかったのに…
鳥もよく観察していたものだと驚いた。

すぐに、鳥よけ用のネットをかけておいた。
これで大丈夫かな？



バードフイーダーに野鳥のエサがあるのに・・・
野鳥も新鮮な果物がおいしいのを知っているのかな？

数日後の朝、様子を見に行くと、赤いのが増えていた。
ふと足元を見ると、ヘビがいて慌てて後ずさりした。

よくみると、ネットに頭を突っ込んだまま死んでいた。
ネットにからまって動けなくなったようである。

ひょっとして、イチゴ泥棒はヘビだったのだろうか。
ヘビイチゴというのがあるくらいだから、イチゴも食べるのかもしれない。



さっそく初物をみんなでいただいた。
自然農のイチゴ、甘くて格別の味であった。

公民館周辺の除草

公民館の近くに民家が2軒ある。
その家の前の川が除草されきれいになった。

1軒は高齢の一人暮らしのおばさんが一人で刈られた。
もう１軒は空き家であるが、5月の連休に帰省された時に刈られた。

ちょうど公民館前が残っている。
余り先延ばしすると、ヨシが成長し、刈りにくくなる。

6月の初めには公民館でイベントも予定されている。
また、地元小学校の校外授業で川の生きものからみた水質調査がある。

ということで、有志で川の草刈りを行うことにした。
急であったが4人集まり、1時間余りで終わっった。

ついでに公民館まわりの除草も行った。
これで、気持ちよくみなさんをお迎えできる。

あんなところに巣

キセキレイのつがいが
また離れの建物付近に来だした。

吊りカゴにまた巣をつくるつもりだろうか。
この間卵を盗られたばかりなのに。



カラスにやられないよう、テグスを張るとか
何か対策を考えなくてはいけない…

そう思っていたら、すぐ近くの竹のヒサシあたりでも見かける。
よく見たら、丸めて立てかけておいたヨシズの上に巣をつくっていた。

　

吊りカゴはやばいと思ったのだろうか。
カラス対策で場所を決めたのならエライ！

これならカラスも巣に近寄れず安心ではないだろうか。
今回は、巣立ちが見れるのではないかと楽しみである。