山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

犯人はシラサギ?

2013-03-31 | 動物
母が帰ってくるなり、
「フナキンが一匹もおらんやんなった」という。

先月、休耕田を池にしてフナキンを放流した。
鳥獣対策として網でおおっておいたのに…。

そういえば、今朝庭に出たら、シラサギが飛んで行くのを見た。
そのとき、フナキンは網があるから大丈夫と気にしていなかった。

母の話によると、網の状態も変わったことがなかったという。
しかし、シラサギしか考えられない。

あの長いくちばしで網目の間から獲ったのか?
魚が隠れるところをつくっておけばよかったと後悔している。

つくし(土筆)

2013-03-30 | 植物
家の下の道路沿いにつくしを見つけた♪
かわいらしく並んでいた。



薄茶色で、はかまと呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を巻いている。
つくしは、すぎな(杉菜)の胞子茎である。

4月になれば、つくしに引き続いて、細かい線状の緑の葉が生えてくる。
つくしとすぎなは地下でつながっているのである。

つくしは生えないで、すぎなが生えてくることも多いようだ。
つくしは土筆と言われるように、土から出てきた筆のようだ。

つくしは、はかまを取ってゆでてアクを抜き、佃煮などにして食べれるが、
母たちは、めんどうくさくて、そうまでして食べたことはないそうだ。

よもぎ

2013-03-29 | 植物
畑のまわりや道路沿いに、よもぎが生え出した。
よもぎを食用にするなら若葉がやわらかくてよい。

さっそく、母が収穫に出かけた。
小さいハサミで、チョキチョキと摘みとっている。

道路沿いでも、車はほとんど通らないし、
農薬や除草剤の散布もないので安心である。

天気も晴れていて、家の中より外が暖かく気持ちがよい。

 

毎年、よもぎもちをつくるのが楽しみである。
玄米もち米も、保冷庫で出番を待っている。

とりあえず、今回収穫したよもぎは、
蒸して、陰干しをして、粉末で保存しておくことにした。



他にも、アク抜きをして、冷凍保存もしておく。
年末のもちつきなどに使う予定である。

フキ

2013-03-28 | 植物
道路の斜面にフキノトウがあったが、
手が届かずそのままにしていた。

それがすっかり成長し、まわりにフキの若葉が群生していた。
山水で湿ったところで、フキも生き生きしている。



母はフキノトウとフキは違うものだという。
私はフキノトウからフキができるのではと思っていた。

しかし、実際にどのようになっているか見たことなかったので、
今回それを確認することができた。

フキの葉が伸びるより先に花茎が伸び出し、これがフキノトウである。
フキノトウが成長して花が咲く頃、花茎から伸びた根からフキの若葉が伸びていく。

フキノトウのを根っこから抜いて見て、その様子がよくわかった。
いつも家の近くのフキノトウはほとんど採ってしまうので、このような光景は見れない。

だから、フキノトウもみんな採らないで残しておかないと心配していたが、
そんな心配は必要はなかったようである。

田舎に育ってそんなことも知らなかったかと、はずかしい思いをした次第である。
成長したフキノトウも葉や花を取り除いた茎をアク抜きして煮付けにしたらおいしいらしい。

巨木カツラ

2013-03-27 | 地域活性化
この地区の巨木としてスダジイの他にカツラの木もある。
カツラの巨木は県内でも数少ないものらしい。

小田温泉から小田川沿いに約3?入ったところで、
頭名会館を過ぎてすぐの猪子田川に沿って徒歩10分程度のところにある。

中国地方ではカツラの木が、たたら製鉄法をもたらした金屋子神の御神木として、
大切にされてきたようだ。

この金屋子神は、はるか昔、白鷺に乗ってカツラの木に降り立ち、
たたら製鉄法を伝えたという言い伝えが残されている。

現にここから4?ばかり上流に行くと聖谷たたら跡もある。
くわしい場所等はよく知らない。

地区外におられる長老がくわしいようなので、
気候がよくなったら、案内してもらうようお願いしてある。

このカツラの木があるところは、とても静かで荘厳な感じがする。
春の新緑(新葉は紫赤色)、秋の黄葉ともに美しい木である。

1株から多数の幹を出しており、主幹だけでも6mを超えている。
葉はハートの形をしてかわいらしい。

 

このたび、市道からの入口に手づくりの案内板を立てた。
どんな木かわからないので、写真をラミネート加工して貼りつけた。