ほったらかしの山のみかんが、
今年もたくさん実をつけた。
何回か収穫したが、まだこんなにある。
これが結構美味しい。
買って食べるのより美味しい。
甘みだけでなく酸味もあるからである。
みかんだけは鳥獣被害がない。
うれしいことであるが不思議である。
酸味が苦手なのだろうか？
知り合いの一人暮らしのおじいさんが、
道路に庭木の枝がはみ出して困っておられた。
バスなど大型車が通ると枝が車に当たるからである。
その時たまたま剪定ばさみを車に積んでいたので、
手の届くところは切ってあげた。
でも高いところは手が届かないので、
今度脚立を持ってきて伐ってあげる約束をしていた。
今日はちょうど約束の日なので伺った。
脚立を持っててもらおうと思ったら、
左腕を首から吊っておられた。
事情を聞くと、転んで骨折したとのこと。
手伝ってもらうわけにはいかないので、
用心深く脚立に上り、はみ出た枝を伐った。
太い枝用の剪定ばさみもあり何とか完了した。
伐った枝は持ち帰って処分してあげた。
おじいさんはとても喜んでくださった。
おかげでこちらもさわやかな気分になった。
今、道路の草刈りをしている。
草刈りをした後、掃き掃除もある。
そして側溝もできるだけ掃除している。
約2キロの区間なので時間もかかり大変である。
でも今シーズン最後なので気持ちも少し楽である。
作業中、通りがかりの人が車を止めて、
「ごくろうさん」と声をかけてくれる。
ほとんどの人は素通りであるが、
そういうふうに声をかけてくださると嬉しい。
今日は、特に嬉しいことがあった。
いつも声をかけてくれる人が、
「手伝えなくてごめんね」と言った後、
「これでも飲んでやりなさい」
とドリンクをくださった。
声をかけてくださるだけでいいのに、
差入れまでしてくださり恐縮した。
思わぬ気遣いに感激した。
10月下旬、家の周りに小鳥の群れが飛来した。
Uターンして10年になるが初めてである。
それから毎日見るようになった。
家の周りにも飛び降りてきたのでよく見ると、
スズメやホオジロに似ているが、少し違う。
飛び立つと白さが目立っている。
何でも群れになると異様な感じである。
小鳥であるし、まだ怖いほどの群れでもない。
これがカラスとかの群れだったら怖い。
調べてみるとアトリという鳥のようだ。
春から夏はロシアで過ごし、
越冬のため日本にやって来る渡り鳥らしい。
え～ロシアから来たのか・・・
ちょっとロシアの話を聞きたくなってきた。
何で今年はここに来たのだろう？？？