山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

笹の子

2014-05-31 | 植物
道路から家への進入路の山側に笹が群生しており、
昨年末に頑張って伐採しずいぶん明るくなった。

しかし、また新しい芽が出てきたのである。
今、これをどうしようかと迷っている。





このまま放っておけばどんどん生長していく。
今のうちに刈り取っ方がいいのだろうか。

でもまだまだ生えるのかもしれないので
もう少し様子をみた方がいいかもしれない。

母によると、この笹の子は牛の大好物らしい。
昔はわが家も牛を飼っており、よく笹刈りをしたようだ。

手で折り取ることができるかどうか試してみたら、
小さいものは何とか手でもちぎれるほどにやわらかい。



牛が好んで食べるのもわかるような気がする。
我々がタケノコを食べるのと同じような感じかもしれない。

これはクマザサのようであるが、
漢字では熊笹かと思ったら隈笹らしい。

一般的には熊笹と思っている人が多いようで、
クマの出るような深山に生えるからというのが由来らしい。

実は、隈笹は秋から冬にかけて
葉のふちが白く隈(ふち)どりされるからである。

イノシシも家のまわりを掘ったりしないで、
この笹の子を食べてくれるとありがたいが。

カラー

2014-05-30 | 植物
山水をタンクに貯め自宅に引いている。
タンクで溢れた水が流れる水路がある。

そこにひときわ目立って花が咲いている。
母が生け花用などに育てているカラーである。



これはサトイモ科の植物で湿地を好む。
このすぐそばには同じサトイモ科のサトイモ畑もある。

名前の由来は、メガホン状のところが
ワイシャツのえり(Collar)に似ているから。

花はメガホン状のところではなく、
内側の真ん中の黄色い棒部分らいい。

カラーにはピンクや黄色もあるらしい。
これは畑地性であるが近くに植えてみたい。

花が終わった後も葉は球根に栄養を取り込むため、
草刈りのときは刈り取らないよう母に教えておこう。

苔(こけ)玉

2014-05-29 | 趣味
苔玉にユキノシタを植えつけてみた。
すると無事に花が咲いた♪



この苔玉は陶器の受け皿とセットで買ったものである。
苔や山野草は家のまわりにいくらでもある。



庭先に芽が出ている植物を土をつけたまま掘り、
根元を丸めて布きれで覆い、ヒモで縛った。

そのまわりに苔をつけて完成!
安定するまで水気のあるところに置いておくことにした。

ちょっとしたプレゼントにいいかもしれない。
こんど陶器店に行ったとき受け皿を買ってこよう。

なるかならぬか?

2014-05-28 | 風習
最近キウイがあまり実をつけなくなった。
2月にほったらかしだったキウイをせん定してみた。

というか丸刈りにしただけである。
芽が出るか心配していたが大丈夫であった。





これで安心したが問題は実をつけるかどうかである。
昔は1月7日に「成り木責め」という行事があったらしい。

これは、一人が果樹の木にナタで少し傷をつけ、
「なるかならんか、ならんなら切ってしまう」と言う。

するともう一人が「なります、なります」と言って
切り口におかゆを塗りつけて、豊作を祈ったというのである。

こういった行事が効果があるとは思えないが、
愛情を持ってよい環境をつくってやれば応えてくれるだろう。

ここにも出たかイノシシ

2014-05-27 | 農業
地這キュウリの種をまきやっと芽が出たので、
母が保温用にビニールキャップをした。

庭先であり景観も悪いのでイノシシ防止柵も取っ払っていた。
最近、この畑にはイノシシも入ってなかったので安心していた。

ところが、翌朝新聞を取りに外に出たとき畑を見ると、
ビニールキャップが無残な姿になっていた。



ビニールキャップが災いしたようである。
母がガックリするのが目に浮かぶ。

そこで、朝仕事にトタンでイノシシ防止柵を設置した。
ちょっと景観が悪くなるが仕方がない。

母は、イノシシには勝てないとあきらめも早く、
こんどは大丈夫だろうとまた種をまいていた。



先日、有害イノシシなどを減らす「改正鳥獣保護法」
が成立し、政府も本腰を入れることになった。

その効果はまだまだ先のこと、
それまでは自分たちで対策を考えるしかない。