紙パンンツ

母は外仕事が好きである。
ある日モンペのお尻が少し濡れていた。

ひょっとしてオシッコが漏れたかもしれない。
年齢的に尿失禁があってもおかしくない。

母にお尻が濡れているよと教えた。
すると畑に座っていたから濡れたと言う。

地面が濡れていたわけではないし、
汗にしては部分的すぎる。

オシッコが漏れたんじゃないと単刀直入に言うと、
そんなことはないと完全否定される。

ある日デイサービスで尿失禁があり、
紙パンツとズボンを借りて帰った。

本人は濡れていないの替えさせられたと不満である。
連絡帳で紙パンツをすすめられた。

母には、濡れてもすぐ乾いていたかもしれないし、
鼻が利かないから臭いがわからなかったのではと説明する。

臭いがしてまわりに迷惑かけてもいけないし、
デイサービスも紙パンツをすすめておられると説得する。

それならもう行かんと言う場面もあったが、
翌日から紙パンツを履いて行ってくれるようになった。

それ以来、外出の時は自分から履くようになり、
紙パンツの便利さに気がついたようだ。

紙パンツに感謝である。

巣を襲った犯人は？

キセキレイが抱卵を始めて4日目、
巣がまた何者かに襲われてしまった。

卵は消えたうえに巣自体が乱れている。
何か争いがあったような爪痕がある。



抱卵中に不意に襲われ暴れたようだ。
うまく逃げれたかどうか心配である。

最近、家の周りで野良猫が出没している。
ひょっとしてそれに狙われた可能性がある。

理容店の人から猫がツバメの巣を襲った話を聞いた。
ひょっとして…と巣の下の壁を見ると爪跡があるではないか。



野良猫対策までは考えていなかった。
この高さなら大丈夫だと思っていたのが甘かった。

家族みんな楽しみにしていただけにガックリである。

アマガエルにほんわか

早朝、新聞を取りに行くとき、
車の屋根にアマガエルがいた。

ここで一夜を過ごしたのだろうか。
目が半開きでまだ眠そうである。

「おはようと」と言っても返事はしないが、
警戒して逃げる様子もない。



梅雨の空模様でうっとうしいがほんわかした気分になる。
アマガエルは雨が降ると高いところに上がる習性があるそうだ。

また雨が降りそうだと鳴くことから「雨蛙」と言うようだ。
事前に雨を予想してくれるから役に立っている。

それなら晴蛙もいてもよさそうだが？
人間なら雨男より晴男と呼ばれたいものである。

天気だけでなくその人がいると楽しくなるとさらに良い。
自分がそうなれば良いがまずそんな人を友にしたい。

抱卵始める

キセキレイが卵を3個産んでから
巣にいることが増え抱卵が始まったのだろうか。

家族が覗くたびに親鳥がいてお互いびっくりである。
でもその後も一日一個産卵し5個になった。



これで本格的に抱卵が始まったので、
しばらくはそっとしておくことにした。

蛇に襲われそうになったら、
大きな声で鳴き助けを求めてほしい。

順調に産卵

キセキレイが産卵を始めた。
3日で3個と順調である。



毎朝巣を覗くのが楽しみである。
昼間に巣を覗いたら親鳥がいてびっくりした。

鳥の方がもっとびっくりしただろうけど。
もう抱卵を始めたのだろうか？

前回は3個産んでから昼間襲われたので気になった。
いつも5個産むのでまさかいるとは思わなかった。

びっくりさせて申し訳けなかったので、
これからは遠目に確認してから覗くことにしよう。