山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

石窯ピザでおもてなし

2016-12-27 | 食物
都会からわが家にお客様が来られる。
さて、どんなおもてなしをしようかと悩む。

パン屋だけにパンは欠かせないだろう。
それに自家製の無農薬・無化学肥料の野菜料理も良い。

せっかくこんな山奥に来ていただけるので、
何か思い出に残るようなものがあったらいい。

わが家には手づくりの石窯があるので、
そこで石窯ピザを焼くことにした。

そこでわたしの出番である。
2時間位前から薪を燃やし始めた。


ピザは扉を開けたまま薪を燃やしながら焼く。
といっても窯が熱くなっていないとうまく焼けない。

せっかく娘が良い生地をつくってくれても、
焼く環境が整っていないと台無しである。

ピールに生地をのせて窯の中へ直に置く。
生地の焼け具合を見て生地を回して均等に焼く。

ここはちょっと気が抜けないところである。
今まで何回か焼いたが今回が一番うまく焼けた。

お客さんに焼くところも見せてあげることができ、
そして焼きたてを食べていただけて良かった。

手づくり豆腐

2016-12-20 | 食物
今月の地区の新聞を配っていたとき、
とてもよい光景を見ることができた。

収穫した大豆の株を棒で叩いて、
大豆をサヤから取り出しておられた。

おばあさんとお嫁さんが仲良くである。
昔を思い出しながら楽しんでおられるようだった。

息子さんが退職していろいろ農業を楽しんでおられる。
今年は無農薬の大豆に挑戦し無事できたそうだ。

昔はどこの家も田んぼのあぜ道に植えていた。
そしてそのダイズで豆腐もつくっていたものだ。

先日自治会の忘年会があったとき、
そのおばあさんが豆腐をつくってきてくださった。

懐かしい味を思い出すことができ嬉しかった。
こうして昔ながらの豆腐づくりが受け継がれたらいい。

わたしも数年前に豆腐を自分でつくろうと思い、
近所におられた大工さんに型箱をつくってもらった。

しかし、それはどこかに眠ったままである。
来年こそ畑に大豆を植えて豆腐をつくりたい。

豆腐100g(1丁の1/3)のタンパク質は
卵のに含まれるタンパク質の量と同じらしい。

だから「畑の牛肉」ともいわれている。
野菜中心のわが家の食生活には欠かせない。

上手くいけば家族にも喜んでもらえ、
わたしの株も上がりそうである。

どのようにカット?

2016-12-13 | 日記
散髪をするとスッキリして気持ちもさわやかになる。
スポーツ刈りにしているので2か月に3回位は行きたい。

今まで町内の理髪店に行っていたが、
料金が高いので、そんなに頻繁には行けない。

そこで安いお店に変更することにした。
今までの理髪店の料金なら2~3回行ける。

丸刈りなら家でもできるが、
スポーツ刈りはちょっと難しい。

「どのようにしましょうか」と聞かれたとき、
どのように答えたらいいか困ることがある。

周りはバリカンで◯mmと言えばいいが、
問題は上部のハサミ刈りの部分である。

短めにと言っても分かりにくいだろうし、
といって何cm位と測って言うのもどうかと思う。

あるときちょうどいい感じにカットしていただいたので、
これはどのように言えばいいか聞いた。

すると「指1本くらいの長さで自然に」と教えていただいた。
人差し指と中指ではさんで上に出る部分をカットする。

それからはすんなりカットしてもらえるようになった。
何でも聞いてみるもんだと思った。

頭も薄くなると料金も安くして欲しい。
本数制とかも考えられるが…無理か。

でも60歳以上の割引はうれしい。
髪の毛が減るのも考慮されているのかも(笑)。

一人暮らしの不安

2016-12-07 | 介護
わたしたちの地区には、
一人暮らしの世帯が16世帯中9世帯ある。

割合にして56%と多い。
うち6世帯は80歳以上である。

その6世帯のうち5世帯は女性であり、
みな自活しておられるからすごい。

ある人は近所に家がないのでとても不安らしい。
何かあったとき助けを求めることができない。

嫁に来て何十年も住んでいてもそうである。
わたしの家族なんか一人では住めないと言っている。

家の周りや道路の草刈りもあるのでなおさらである。
どこか小さなアパートに住んでもいいが先立つものがない。

また米寿を迎えた人は腰痛で苦しんでおられる。
骨粗しょう症で畑仕事なんか止めなさいと言われている。

でもじっとしておられない性分であり今日も畑におられる。
どうもイイノシシが倒した柵を直ておられるようだ。

車を止めて母が施設に入ったことを伝えた。
自分もいつお世話になるか分からんと言っておられた。

身体が不自由になってくると将来が不安なようである。
わたしたちも将来のことを考えておく必要がある。

わたしたちは子どもたちには迷惑をかけたくない。
生活が難しくなったらさっさと施設に入るつもりでいる。

無農薬・無化学肥料野菜

2016-12-01 | 農業
自然農の野菜づくりに挑戦したが、
なかなか難しいのが分かった。

わが家は野菜中心の食事をしているので、
家族からはとにかく野菜をたくさんつくれと期待される。

特に最近は野菜が高騰しているので期待も大きい。
そこで自然農はあきらめ有機肥料を使うことにした。

農薬と化学肥料は絶対使わない点はこだわることにした。
だから種は無農薬・無化学肥料の「たねの森」などから取り寄せた。

白菜などにアオムシがつきだしたらこまめに取り除いた。
今まで巻かなかった白菜も巻き始めたので嬉しかった。

春に比べ秋は比較的虫も少なく順調に育っている。
今回はじめてサラダ向きのミックス野菜の種を蒔いてみた。

なんと上手く生長してくれたのである。
先日、友だちを招待して食事会を開催したとき大好評だった。



無農薬・無化学肥料の野菜は何よりのおもてなしである。
町内の農産物直売所もそこに力を入れたら繁盛すると思う。