山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

枝打ち

2012-08-31 | 日記
そばを栽培している隣は杉林である。
減反で植林したところであるが、間伐が気になっていた。

といっても具体的な方法がわからない。
そこで、図書館で見て気に入った本を購入する。

「山で暮らす愉しみと基本の技術」(大内正伸著、農文協)という本。
木の伐り方やチェンソーの使い方をイラスト入りでわかりやすく解説してある。

それと同著者の「鋸谷(おがや)式 新・間伐マニュアル」(全国林業改良普及協会)も購入する。
どの木を伐り、残すかのノウハウ習得や用具を揃えるのに少し時間が必要である。

また、木の伐採は木の成長が弱まる秋が良いようである。
なお、枝打ちは、幹に傷をつけなければいつでも良いとある。

とりあえず、そば畑の近くだけ、枝打ちすることにした。
高枝伐りノコ(最長5m)の出番である。長く使うと結構重く感じる。

枝の付け根のふくらみ(枝座)を残すように切る必要があるとのこと。
これは、枝座を切ると材にシミが入るらしい。

太い枝(元径5cm以上)は、付け根から30cm位のところから切り落とし、
それから付け根を切ると、枝座が剥がれないようである。

慣れないので、なかなか上手くできなかったが、すっきりした。
少しは日当たりや風通しがよくなったのではないかな。
【枝打ち前】                             【枝打ち後】
 

そばの土寄せ

2012-08-30 | 農業
そばの種をまいて一週間が経った。
新芽も10cm位に成長し、茎もピンク色でかわいくなった。

カイワレみたいである。このままでも食べることができ、
スーパーでも「そばスプラウト」として売っている。

そばスプラウトは、食物繊維、タンパク質、ルチンなど、
体に必要な栄養素が豊富にバランスよく含まれているそうである。

間引きが必要なら食べてみたいが、
来週の第2回そばづくり講座で聞いてみよう。



それより、来週の講座で習う土寄せが気になっていた。
風雨の影響が心配になり、それを待たず土寄せをすることにした。

最初は小さい鍬で丁寧に土を寄せていたが、
こりゃー大変ということで、大きな鍬に変えて、無事終了した。

まだ土寄せが足りないのかな?来週の講座で聞いてみよう。



ムベとオカメヅタ

2012-08-29 | 植物
家の裏庭につる性の植物がある。
アケビと聞いていたが図鑑でるとムベのようである。

父がアケビということで、誰かにもらい植えたらしい。
ムベは、アケビの仲間でよく似ている。

アケビとの違いの一つは、葉の先がとがった形であること、
もう一つは、実が熟しても裂けないということである。

いずれにしても、最近、あまり実をつけない。
オカメヅタが侵略してきた影響ではないかと、剪定してみた。



これでだいぶすっきりした。

【ムベ】                                【オカメヅタ】


そしたら、小さい実がついているのが見えた。これで少しは大きくなるかな。



来年はもっとたくさん花が咲き実をつけてほしい。


ヤモリ出没

2012-08-28 | 動物
夜、2階の部屋に灯りをつけていると、
窓に害虫が寄ってくる。

うっとうしいけど仕方ない。
そんな中助っ人が現れた。

それがこれ


ヤモリである。久しぶりに見た。
親からはヤモリは家を守ると教えられた。

害虫を捕食することから、家を守るとされ、
漢字では「守宮(家守)」と書く。

人間にとっては、有益な動物であるが、
はじめてみたら、びっくりし不快な印象を与える。

よくみるとかわいいところがある。
せっかくだからエサを捕えて食べるところをじっと観察する。

小さい蛾が近くに来たのをパクッと食べる。お見事!

今度は大きな蛾を狙って近づく。






正面からは無理だよ…と独り言。

ほらっやっぱり逃げられた。後ろからいかないと。


今年生まれて、まだ未熟なのだろうか…なんて
思いながら、寝ることにした。


翌日、また現れる。

おっ今度は後方から狙っている。



あっ、やったぁー捕まえた!

学習効果があったようだ。




イノシシ被害

2012-08-27 | 日記
田んぼも稲穂が黄金色に熟して美しい。
もうすぐ収穫である。

それを見計らったかのようにイノシシが出没する。
みなさんその対策に苦慮されている。

実際にイノシシの被害にあわれたところも出てきた。
稲が倒され、機械での刈り取りも困難になる。

せっかく苦労して育ててこられたのでショックである。
稲作をしていないわが家もイノシシの被害にあった。

収穫時期を控えたさつまいも畑がやられた。
ネットを張っていたので大丈夫かと思っていたが…。

どうも親子で網を破って入ったようである。
あわててわずかに残ったさつまいも掘り起こし持ち帰った。

破られたところはトタンを設置し、これで大丈夫かと思っていたが、
よく朝、畑を見たら、小豆を植えたところを荒らしている。

味をしめてまた入ったけど、さつまいもはないため、
小豆やコンニャクのところを掘ったみたいである。

もう一度畑のまわりをよく見て回ると、破れたところもあったが、
母が草刈りをしたとき、ネットをあげたままにしたところがあった。

ちょうど小豆のあるすぐそばで、こりゃーどうぞお入りくださいでした。
少しのすき間だったけど、そこかもしれない。

芽が出たばかりのそば畑が心配になり、
あわてて、トタンを張りめぐらした。

カラス対策の次はイノシシ対策が待っていた。
山暮らしは鳥獣対策が大変である。