山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

やることがないから

2013-11-12 | 日記
近所の一人暮らしの長老が、
米づくりのの疲れからか手が痛いらしい。

先日、近くを車で通ったら、
いつもなら道路の除草がしてあるのにまだであった。

まだ手が痛くて草刈りどころではないようだ。
地鎮祭用のしめ縄づくりをお願いしているが大丈夫だろうか。

自分のところの草刈りが終わったら手伝ってあげようと思っていた。
ちょうどわが家のまわりや市道までの約1kmの林道の草刈りも終わった。

母は、タマネギの植付けなど畑仕事も済んでいる。
やることがないから、道路の草刈りの手伝いをしてもいいという。

家でテレビを見ているのは性分ではない。
とにかく体を動かしたいのである。

そこで、ボランティア精神旺盛な姉に電話して、
一緒に道路の草刈りをしようと誘っている。

それではと、親子3人で約500mの区間の草刈りをした。
ちょうど刈りはじめた頃、長老が車で出て来られた。



今から病院へ行くとのことだった。
自分より年上の母が刈っていたのを見て、とても恐縮しておられた。

早く手を治して、しめ縄をよろしくと伝えておいた。
草刈りも2時間程度で終了した。

山側の草や雑木の枝も刈払機の届く範囲で刈り取った。
雑木も根元から伐採すればいいがそれは大変である。

母は「や~れおわった、おわった」と
心地よい疲れに満足していた。