山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

昔を聞く

2013-11-04 | 風習
わが家より奥の方の昔の様子を知りたい。
それを知っている人(83歳)がまだ健在である。

以前、現地案内をお願いしておいたら、
電話があり、案内していただけることになった。

せっかくの機会なので、昔の生活について、
いろいろお話を聞かせていただいた。

この方の先祖は大分県からこの地に
シイタケ栽培で移って来られたとのこと。

場所はわが家からさらに1kmばかり奥である。
その後、わが家より1km街寄りへ引っ越された。

さらに昭和48年に街中へ集団移住された。
それにより、当地区も急激に過疎化が進んだ。

昔の生業(なりわい)はもっぱら炭焼きで、
それは昭和40年頃までだった。

その後は、昭和39年の豪雨災害により、
災害復旧工事の土方の仕事が主となった。

昭和44年に三笠産業(当時農薬製造)が誘致され、
そこに勤めることができ安定収入が入るようになった。

そのおかげで、年金収入もそれなりにあり老後を楽しんでおられる。
今回のお願いもこころよく引受けてくださった。

現地付近の地図を持っておられないか聞いたがないとのことだった。
そしたら、当日、わざわざ手書きの地図を持参していただいた。

山に入るのでそれなりの服装や道具も必要である。
念のため先日買ったばかりのクマ鈴も身に付けた。

姉も一緒に行きたいというので3人で行くことにした。
天気も晴れており、探検気分で出発である。