夜のバレエレッスンに出られないので、持て余した昼に出たことがないアクアビクスのクラスに出た。
始まるのを待つ間、ウォームルームで簡単なストレッチをやるのが私の常だが、
そこに入室してきたおじいさんが話しかけて来た。
おじいさんと言っても76歳。
「女性は元気ですな。このクラスに出る男性は私一人になってしまい肩身が狭い」と話しが始まり
流れで「おいくつですか?」と聞かれて「61です」と自分で答えたが、
実年齢を口に出して言ったことがあまりなかったからか自分で自身にショックを受けてしまった。
おじいさんもそれを受け溜めた上で「健康マージャン」を勧めてきたりしたので
さらに自分が高年齢なんだ、デイサービスも目の前なんだとクラクラした。
いつまでも若いと思っていたがそれなりに人からの評価も年寄りに傾いて来ているとわかって
多少どうにかしないといけないという自覚も出た昼下がり。
マックのセルフレジでシェークを買って飲みながら帰ってきたが、
こんな若者みたいな行為も慎まなければならないか。
