ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

chocolate

2024-02-15 00:12:38 | 過去
小学六年生の生徒さんにチョコをもらった。


この完成度の高さ!
イマドキは何の材料でも揃っているから、簡単に思った通りに作れるよね。
でも好きな男の子にあげるために作ったりはしないんだって。
ただ単純にチョコを手作りする日。
昔の女の子から男の子に告白して良い日っていうコンセプトの良さがなくなっちゃったねえ。
まあいつ告白してもいいっていうことなんだけどさ。
どんどん特別な日がなくなるってのはドキドキやワクワクがなくなるってことさ。
チョコを作ろうにも情報も材料もなかった時の方が必死だったしね。
出来なくて、出来ることへ憧れているくらいが一番楽しいのかも。
なんて思いつつ食べてみると、弟が中学生の時に豪華な手作りチョコケーキを持って
我が家までやって来た女の子のことを思い出した。
もう孫がいてもおかしくない年齢になった彼女、そのことを覚えているだろうか?
弟はわからないけど、私は覚えていた。どうなったかは知らないけどケーキは食べた。
バレンタインは昭和の青春には結構重い出来事だったのだよ。