ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

intelligence

2015-01-17 00:00:48 | 日常
つい最近、宮中行事の「歌会始」のニュースをテレビで観た。
「な、なんだこれ」という驚愕が正直な感想であった。
だって突拍子もない変な声で歌を詠み上げるんだもの。そういうものなんだろうけどさ、驚くよ素人は。

で、それに一般応募で当選した岡山の女子高校生がいた。
映像で見る限り、非常に良いお嬢さんだった。
そしてふと考える。自分も含め、和歌を趣味にしている人は周りにはいないよなって。
JKで和歌。結構超えるハードルは高い。
どんなに好きであっても同級生から「あいつ暗いよね」「和歌とかチョーダサいんですけどー」とか
言われていじめられ、挫けること請け合いだ。
きっと彼女の周りはそれを良しとする優雅で知識的な環境なのであろう。
和歌を好きになるきっかけというのもそうそう無い。
授業でちょっとやったくらいではまるというのは稀なケースだろう。
周りに熱心に良さや楽しさを説くような大人がいないとね。
そして観察力と想像力を決められた文字数に託すことを楽しみにするような知性。
どこかにそんな若者が固まって存在するってことなんだろうかね?

片や深夜に元カレに殺されちゃう女子がいる。
そう考えると日本の社会ってパッキリ分かれてるよな。
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