明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

(株)明治を愛するパートナー「宅配業者・全明連」理事会総会へ宣伝実施

2012年06月04日 22時12分40秒 | レポート
(株)明治を支える屋台骨ともいわれる宅配業者の組織である「明乳会全国連合会」の理事会総会が、6月2日千代田区九段下にあるホテルを会場として開催されました。

食の「安心・安全」に責任をもってください

この間、10年、11年の総会に引き続き今年も争議団と支援共闘会議が、この一年の(株)明治を振り返った時、福島東電原発の爆発による放射能汚染から、どの様に製品の「安心・安全」を守るのか、その対策を株主総会や本社前宣伝などを通して明らかにするよう求めてきました。しかし明治は、行政のモニタリングで検査されている原料を使用しているので独自の検査は行いませんと、消費者などの不安や疑問に耳を貸そうともしなかった。

世界保健機関の安全基準値は10ベクレル/㎏

いわば、行政が定めた「暫定基準値200ベクレル/㎏」以内であれば、汚染の度合いに関わらず消費者に、根拠もなく「安全」を振りまいてきました。
その様なごう慢な経営姿勢が、11年6月、町田市の「学校給食牛乳」からセシウム134、137から合計6ベクレル/㎏が検出され問い質しがあっても、まともに対応しなかった。
挙句は、11年11月上旬に幼児用粉ミルク「明治ステップ」から、最大50ベクレル/㎏が検出されたと福島県NPO「TEAM二本松」が明治に伝えたが、「ちゃんと検査していて、問題ありません」という答えという。なぜ真摯に問題に向き合う事が出来ないのか。

各誌が明治の異常さを告発 

この明治の受け答えに疑問を持った各誌は一斉に疑問符をつけて報道している。
・AERA(12.19)は、粉ミルクからセシウムにショック。放射能汚染から浮かび上がた のは、「絶対安全」は手に入らない。
・サンデー毎日(12.25号)は、放射能検出情報を放置した明治「愚の骨頂」の言い訳。
・実業界(12.1新年号)は、「明治」の学校給食牛乳でセシウム検出するも説明避ける問題姿勢。雪印の教訓は生きていないのか?
・週間東洋経済(2.11号)は、隠蔽止まらぬ明治 情報開示に二の足。社員に急きょ「秘密保持誓約書」内容に違法性の疑い。
・週間金曜日(3.16号)は、明治はすべての情報を公開せよ。こんな会社に粉ミルクを作ってもらいたくない。

浅野社長が親会社社長にご栄転・この機会に争議解決含め体質改善を! 

(株)明治は、これ程までにマスコミが告発しているにも関わらず何一つ答えてきていない姿勢を、明治を支えてきている「明乳会全国連合会」の理事会総会会場前で、健全な企業活動を求め、企業体質を知らせる宣伝を2時間ほど行ってきました。
 会場に入っていく明治の「ロゴバッチ」をつけた人が、「うっとうしい」んだよ、と声をかけていく一幕もありましたが、明治Gの発展のためにも、業者の皆さんや社員の皆さんも、(株)明治の親会社明治HD株主総会で、社長にご栄転を遂げます浅野社長に、社会的企業責任が果たせるようお互いに声を上げていきましょう。
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