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明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治HD社長、(株)明治社長が代わる。松田克也次期社長の会見コメントに注目! 過去を積極的に否定し将来に向け挑戦するということは、「労働争議の継続」は精算することになる!

2025年04月10日 15時01分39秒 | お知らせ

 明治HD次期社長に(株)明治松田克也社長が6月27日(予定)の株主総会で承認されていく。松田氏は、1980年に明治乳業に入社。明治乳業市川工場事件・都労委申立て(1985年)の5年前になります。

明治HD・松田克也次期社長

同時に、(株)明治次期社長に就く八尾文二郎副社長は、1984年4月に明治乳業に入社。1年前になります。

40年争議をどの様に捉えていますか。明治の将来を見据えてください。

 

 労働争議の歴代社長は、島村靖三社長時に申立て、中山悠氏、浅野茂太郎氏、川村和夫氏、松田克也現社長になります。中山社長時代から以後、それぞれに解決の機会がありました。しかしながら、それぞれが背を向け続けてきたことから40年という長期争議にならざるを得ない現状です。その背景には、中山氏は労働組合中央執行委員長を歴任。浅野氏は市川工場で組合支部長(インフォーマル組織明朋会)経歴。川村氏は中山社長の男秘書、労働組合中央執行委員長を歴任。異質な企業体質をつくりあげてきた結果とみています。

 2009年4月に明治乳業と明治製菓がシナジー効果をめざして経営統合し明治HD株式会社を設立し、明治乳業と明治製菓を100%子会社化しました。親会社明治HDの初代社長は明治製菓出身の佐藤尚之氏、明治乳業・浅野茂太郎氏、明治製菓・松尾正彦氏、(株)明治・川村和夫氏とつづきますが、経営状態を悪化させたのは川村社長時代といえます。

 この川村社長が、明治HDの「相談役」として残るということに一抹の不安がよぎります。フジテレビの日枝会長のように手腕を振るうことなく、「川村院政」をしかなければ良いと考えます。

 争議の当事者は子会社の明治乳業で有り、現在は株式会社明治です。最終解決判断は明治HDになります。この間においては、2017年1月に中央労働委員会命令には事実認定の上に「付言」を設定し、解決への道筋を示しています (会社は、付言の法的拘束力はないと突っぱねています) 。

 都労委に残存していた39事件の審査は昨年10月29日で全て終了しました。事件全体の書面整理などの調査が進められています。争議団は、都労委で全事件の解決を望む要請などをおこなっています。

 子会社明治で7年間争議当事者として関わってきた松田社長は、8日の会見で「社会が変わるから明治が変わるのではなく、明治が新しい社会を創造する」と述べた上で過去を積極的に否定し将来に向け挑戦するために「社員の意識改革を先導する」との考えを示し、「明治らしい健康価値を社会に届け、・・・。としています。過去を否定するということは、「労働争議の継続」は精算するという意味と捉えますが如何でしょうか。

 もしも、真正明治をつくりあげるには40年争議のリスクを一切精算する。できるのは、次期体制の松田社長と八尾社長ラインにかかっていると確信します。

 私たち争議団と支援していただいている共闘会議ならびに多くの方々含め、現経営体制の思考と新任体制の見解を注視しつつ、現状の運動を強化して解決局面を切り拓くために更に奮闘していきます。

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解決に全て会社明治が背を向け続け9年間に及ぶ座り込み行動が第100次を迎える!参加延べ2698団体、4412名、145時間15分)解決は今でしょ!

2025年04月01日 14時48分49秒 | お知らせ

第100次座り込み行動 3月17日    12時~13時

  京橋江戸グランフロアに春を告げる「沈丁花」が開花していました。

 よくぞ今日まで継続できたものと振り返ることができます。2016年2月18日に開始した座り込み行動が第100次(3月17日)を迎えました。(複数日設定した行動から回数的には114回。参加延べ2698団体、4412名、145時間15分)途中、コロナ禍で中止を余儀なくされる時期もありました。雪の日も、雨の日も、寒風荒ぶ日も、炎天にさらされた日もその都度現場で判断しながら、継続は力として多くの皆様方に支えられた行動でした。実に9年間に及ぶなかにおいて双方話合い解決すべき時間もありましたが、全て会社明治が背を向け続けていることからでした。

 争議を解決せずに抱え込んだままの結果は、2009年4月に明治製菓と経営統合した時点の売上げは1兆2500億円。相乗効果を見込んで1兆5千億円の目標を掲げましたが、効果なく手段として事業再編として、明治製菓の菓子部門を明治乳業へ組み込み株式会社明治とMeiji Seikaファイル(薬品)で再出発するも、現時点では1兆円を割りこむ状況です。株価も40%も下落という凋落ぶりです。

 争議団と支援共闘会議に存在する株主として、経営上の問題点等を指摘、改善すべき問題を整理し株主総会への事前質問書を提出し回答を求めてきました。当然、人権侵害の争議解決が前提とした経営改善も求めてきました。来る4月18日は市川工場32名が東京都労働委員会に申し立てた1985年から丁度40年を迎える節目を迎えます。

 すでに、都労委に残存していた市川工場事件23件、全国9事業所事件16件が全ての事件を「併合」審査で進められ、証人審査も10月29日で終了しています。都労委は、審査の到達点からも話合い解決を望ながら調査が進められています。

 経営状況から争議を抱えつづけることが「リスク」と捉えられない親会社明治ホールディングス・川村和夫社長、事件当事者の株式会社明治・松田克也社長は猛省し、今でしょ争議解決に向き合うことが。争議団は胸襟を開いています。解決を強く臨みながら社前(京橋エドグラン)での座り込みを、新たな気持ちを抱き座り込みを継続する決意です。

1.主催者挨拶

明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

 ・・・。この争議がなぜ解決しないのでしょうか。反社会的集団である統一協会や勝共連合とこの会社の指導部が癒着をしている。皆さん、先月の座り込みの時も勝共連合の方がこの座り込みを監視し記録をしている。多分、会社に報告をしている。こういうことです。

 皆さんこの団体が狙っている目的は、日本共産党を潰す、東京争議団を潰す、明治乳業争議団を潰すことが目的です。監視にきている方の本の中で、明治乳業争議団消滅への道のりで、の本を出版している方です。この様な方と明治乳業、明治HDの指導部が癒着をしている。反社会的集団と癒着をしている。この様な企業は日本の中で明治HDだけです。

 皆さん、労働者の団結権、あるいは労働組合法に基づく労働組合活動、これは合法です。それに対して人権侵害をすると言うことは、違法犯罪行為です。

・・・訴えの全体は、以下、動画をご視聴ください。

松本議長が指摘する、勝共連合の方が本を出版しているこの座り込みを監視し記録をしている。

Amazon電子書籍から200円

出版者名のみ、所在、連絡先も記載ない身を隠す。                   

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/WBTZHOAL4Yo

 

2.京都府国民救援会 綴喜八幡支部・谷口宗一さん

京都申立人加藤和彦さんを偲んで参加された谷口さんの報告が始まると、雨がパラついてきました。谷口さんへの感謝の嬉し涙か、多分に「悔し涙」だったろうかと感じました。

 京都から来ました谷口といいます。

 株式会社明治 京都工場は京都府南部京田辺市にあります。京都駅から近鉄電車で30分、そこからバスで10分ほどの木津川堤防沿いです。木津川の対岸では新名神高速道路建設工事が進んでいます。

 加藤和彦さんは、その京都工場で高校卒業で島根県から出てきて2007年の定年退職まで働いてこられました。

加藤さんが、賃金・昇格差別の救済を求めて申立人になられたのは31年前のことです。京都工場でたった1人の申立人でした。

 私は、中学校に勤めていた関係上、部活の大会引率のとき京都工場の前を通るとき、「ここでたった1人、人権侵害と敢然とたたかっておられる加藤さんがおられる」と思うとたいへん勇気づけられたものです。これは私だけではありません。知人の小学校教師も、校舎の窓から京都工場が見える学校に勤めていたときには、「京都工場を見るたびに勇気づけられた」と言っていました。

 私は、「安心して働き続けられる環境整備を求めて自分から何度も組合選挙に立候補したというだけで会社から差別される」 「工場内の通路をちょっと斜めに横断しただけで見せしめ処分を受ける」などという加藤さんの話はまったく信じられないことでした。「明治乳業 賃金・昇格差別をなくす会」が地域につくられたのを知り、直ぐに入会しました。

 月一度、近鉄の駅前で夕方宣伝行動を行いました。京都工場前で出勤される方たちに早朝宣伝を行いました。加藤さんが都労委や中労委の審査で上京されるときはカンパを集めました。その加藤さんが昨年3月18日に急死され、明日がちょうど一周忌です。残念なことに、加藤さんは死後3日ほど経過した孤独死でした。息子さんにお願いして家族葬に仲間数人で参列させてもらいました。30年にわたる長期争議の志し半ばでの悔しいお別れとなりました。

 加藤さんは、職場の仲間の声をこつこつ丁寧に聞くおだやかなタイプの人でした。しかし、京都工場やメインバンクへの申し入れ行動では毅然と1人であっても行動の先頭に立たれました。そこには「会社にひどい扱い、嫌がらせを受けてやめていった仲間への強い思いがある」 「やめていった仲間のためにも、ここで自分が負けるわけにはいかない。命ある限りやっていく覚悟がある」と亡くなられる三ヶ月前の集会でも話されていました。

 今、国連が定めた「ビジネスと人権に関する指導原則」の考え方、取り組みが強調されています。どんな企業でも人権侵害にきちんと対応しなければ、社会的に許されない状況になっています。ジャニーズ問題や最近のフジテレビ問題をみてもこのことは明らかです。「人権を損なってまで必要な売り上げは、一円たりともありません」これは、ジャニーズ問題のときアサヒHDグループ社長さんの言葉で印象に残っています。

 日本を代表するグローバル企業であり、誰もがCMやお店で目にする商品を製造する株式会社明治が、人権への認識を刷新され、人権侵害を許さない、人権侵害を生まない企業として発展されることを私は強く願います。

 そのためにも、30数年あまりにもわたって働くものの人権を置き去りにしてきたこの長期争議に決着をつけてください。加藤さんへの不当な賃金・昇格差別への責任をきっぱりとってください。私は加藤さんの代わりはできませんが、京都工場でたった1人であっても勇気を出して声をあげた加藤さんの思いはつなげていくことはできます。

争議の解決までその思いを京都府南部でつなげていきます。

貴重な時間をありがとうございました。

【合わせて、動画でもご視聴ください】

https://youtu.be/thMR5_3Y8ds

 

3.シンガーソングライター:大熊啓さん

♩♬ 「嵐」本当は違う歌からでしたが、雨が降ってきても負けないぞと心を込めて「嵐」の歌からお届けいたしました。

先ほどもお話しがありましたこの長い長い争議の中で、解決の日を迎えることなく旅立っていった争議団の仲間たちがおります。そして多分会社は一人また一人と旅立って行く度に、うるさい者が消えたと喜んでいるのかも知れません。けれども、この明乳争議の炎は決して消し去ることはできません。この人権侵害、人権というのは人間が人間として人間らしく生きられる権利そのものです。その権利の中には食の安全も我々の人権です。安全な物を食べる権利もあります。・・・。

♫♩ 明乳争議団団歌「星霜」

素晴らしい太陽が顔を出し勝利の陽射しが降り注いできたように思います。・・・。

♬♩♪ 未来をかけて

この闘い東京の仲間たちだけが応援しているのではないのですよ。全国の人権を守ろう、そして労働者を守ろうと思っている全国の仲間が応援している闘いなんですよ。日本中の仲間が応援しているのです。日本中の働く仲間たちがこの闘いを応援しているのです。日本中がこの株式会社明治の動向を見守っているのです。・・・。

♪♫ 人間のうた

人間らしく生きていける世の中、それは待っていても来ないのです。一人一人声を上げて要求していかねば・・・。以下、動画をご視聴ください。

 

【素晴らしいトークと歌を動画で、ご視聴ください】

https://youtu.be/oeaCs_rA4Js

 

4.参加者へのお礼と決意 明乳争議団・米元裕事務局次長

 第100回の座り込みにお忙しい中をご参加いただきまして誠にありがとうございます。本日の特別のゲストとして、素晴らしいトークと力強い歌声を聞かせていただいた大熊さんに改めて感謝申し上げます。

また、争議団員として京都で活動していた加藤和彦を支援して数十年間にわたりご支援をいただいた京都国民救援会綴喜八幡支部から参加いただいた谷口さんにも心よりお礼を申し上げます。・・・。以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/24hW5DNhU_U

 

 5.シュプレヒコール唱和と ♫♪♬「がんばろう」合唱

一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

一、すでに、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」に示されている解決の道筋

に(株)明治は、応えよ!

、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

◎明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

【がんばろう 合唱もあります、動画をご視聴ください】

https://youtu.be/0trCW9qqpW4

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なぜ、解決させない40年間争議、市川工場事件申立(昭和60年4月)は島村靖三社長(故人)、中山悠社長、浅野茂太郎社長、川村和夫社長、5代目の松田克也社長となります。

2025年03月28日 15時12分52秒 | お知らせ

市川工場32名の都労委申立てから40年(1985年4月18日)5人の社長が入れ替わり元号(年号)では昭和、平成、令和と3代にわたる)日本一長期になっている労働争議。(賃金昇給昇格差別=不当労働行為事件)

本社へ直接要請に対し誠実な対応(拒否)がないことから、明治HD株式会社社長・川村和夫宅、子会社・株式会社明治・松田克也社長宅に訪問させていただいています。

川村社長宅はインターフォンに一切応答なし。松田社長は「僕は、居留守は使わないよ」と言っていただき4度ほどお話しをすることができています。留守の場合、奥様が在宅の時は直接「申入書」をお渡しできます。

この他に、歴代社長時代に解決への環境が生じていたにもかかわらず、次期社長に委ねる措置を執り責任を回避してきた明治HD株式会社相談役・同浅野茂太郎名誉顧問宅へと訪問を継続し「要請書」を届けています。

株式会社明治・中山悠名誉顧問宅に関しては、諸事情により「郵送」としています。(この間、奥様とは3~4年間ほど毎月いろいろなお話しを交わすことができていました。昨年8月24日訪問した際、中山氏本人がタクシーに乗り込むところに遭遇し、いつもお邪魔しています。「要請書」をお持ちしましたので後で読んでくださいと渡すと受け取りながら、「もう俺は関係ないよ。」と言って出かけていきました。)

明治HD株式会社社長・川村和夫宅に訪問(3月23日)した「申入書」を紹介します。

                                       2025年 3月23日

  明治ホールディングス株式会社

代表取締役 社長 川村 和夫 殿

                                     明治乳業争議支援共闘会議

                                       議 長  松本  悟

                                     明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団

                                       団 長  小関  守

                         申 入 書

都労委残留39事件の「全事件併合」による証人尋問が昨年10月29日に終了した以降、2回目となる第20回調査期日が2月28日に行われました。双方から審査の到達点に基づく書面提出があり、さらに反論書面の提出などを内容とする調査の継続が指揮され、4月23日に第21回調査が設定されました。先月の要請でもお伝えの通り、申立人らは40年を超える「日本一長い差別争議」の現実を踏まえ、高齢化のなかでの長期化は人道上も許されないとの認識から公益委員に対し、「全事件併合審査」の到達点が尊重される和解の指揮を強く求めています。(株)明治及び貴社には、予測される公益委員の和解指揮に誠実に対応されることを心からお願いします。

私たちは島村社長時代(昭和60年)から5代目の松田社長(令和7年)まで40年を闘い抜きました

 ご承知の通り、市川工場事件申立(昭和60年4月)は島村靖三社長の時代であり、その後、中山悠社長 → 浅野茂太郎社長 → 川村和夫社長 → 現職の松田克也社長と、40年争議のなかで5代目の社長になります。そして、平成6年7月の全国9事業所32人の申立により、全国規模の不当労働行為・差別事件となった私たちは、40年に亘る厳しい年月を乗り越えてきました。

 これまでの労働委員会や司法判断では、先行した両事件の「単年度審査に基づく判断の枠組み」により救済されることなく、この単年度審査の枠組みが中労委や司法の場でも維持され最高裁で確定するに至りました。しかし、同時期に争われた大企業差別争議の多くは「併合審査を前提とした判断」で、ほぼ全ての事件が救済命令や判決に基づき和解解決で早期に終結しているのです。

 本件でも、先行事件の審査・審理の到達点を踏まえ、労働委員会や司法の場で何度も和解解決を促す指揮がありましたが、会社の極めて頑なな姿勢により異常な長期争議になっています。

公益委員は長期争議の厳しい現実と審査の到達点に基づき、和解解決への道筋を目指しています

 私たちは今回の審査において、先行事件での単年度審査に基づく判断は、年度を超えて継続する不当労働行為事件の審査方法として誤りであると主張し、全事件の併合審査を実現しました。

 そして、最高裁で確定した先行事件(市川工場事件2年分3件、全国事件1年分1件)の判断の枠組みでは明らかにならなかった、年度を超えて累積しながら拡大する格差の実態など、長期に継続した不当労働行為の全体像を鮮明にし、新たな到達点を切り拓いたものと確信しています。

 公益委員は、40年を超える異常な長期争議による申立人ら集団の高齢化や、審査の到達点を踏まえた上で和解解決への可能性を追及するなど、争議終結への指揮を目指しています。

 川村社長、全国事件中労委命令の事実認定及び付言でも明白なように、旧明治乳業時代の昭和40年代を中心とした不適切な従業員管理の歴史は、否定できない企業活動上の「負の遺産」です。私たちは公益委員の話合い解決への指揮を誠実に受止め、実現に向け努力する決意です。当事者企業の親会社として、都労委において全面解決することの決裁を重ねて強く要請します。

                                                   以上

 

 

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第99次座り込み行動 40年争議解決求める行動に松平晃・社会派トランペッター吹奏で花添える 都労委審査の到達点は累積格差が明確に、会社明治は頑なな姿勢を改めよ!

2025年02月27日 17時31分11秒 | お知らせ

第99次座り込み行動 2月20日 12時~13時

冬の陽射しを燦々と浴びる陽気でしたが、気温は8度、湿度は19%というカッラカラの天候の中、第99次座り込みを近隣の皆様方のご理解をいただき、文化の時間として松平晃さんのトランペット演奏を繰り込みながら、40年争議解決を明治HD・川村和夫社長と株式会社明治・松田克也社長に求める行動を継続することができました。

 以下、行動を動画に編集しましたので、是非ともご視聴ください。

 

①オープニング 松平晃トランペッター吹奏

パズーのファンファーレ

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/sTbeYGwQn_U

松平晃さんのプロフィール

東京・品川区生まれ。川崎市在住。 ラッパ片手に全国各地のほか、ニューヨーク、スイス、パリなどを吹き歩いて来た。2002年、45年間の無遅刻・無欠勤のNEC勤めを終え、“会社員トランペッター”から“専業・社会派トランペッター” へ変身。

演奏プラスアルファの場が拡がり、年間100回を超える“人前演奏”を23年連続で展開中。阪神大震災の追悼演奏も20数年に亘り続けている。

 

②進行挨拶 明乳争議団・村山事務局長

 第99次座り込み行動にあたって、昨夜、フジテレビ番組のアンビリバボーを視聴した内容を紹介する。運輸会社に勤め闇カルテルに気づき内部告発をしたがために、ひどい仕打ちを受ける・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/ngVniq4JtYk

 

③主催者挨拶 明乳争議支援共闘会議・松本議長

川村和夫明治HD社長に話合いで解決しましょうとお願いにきました。働くものの人権、食の安全を守るまともな社員に赤組のレッテルを貼り、ならず者扱いをし、10年間で一人あたり1千万円もの賃金差別をした不当労働行為事件です。

中央労働委員会の「付言」で人権侵害もあった、賃金差別もあった、話合いで解決をしなさい。と呼びかけています。労働者イジメの労働争議を人権侵害を解決しない企業は疲弊をしていきます。疲弊の理由を3つ述べます。①は国内市場の縮から世界に打って出るとしても人権侵害をする企業は受け入れられない。②は明治HDの株を9つの金融会社が売り出すことで株価が3千円を割りこみました。③は誰にしわ寄せをするというのか、5つの工場をリストラし2つの工場に再編する。目的は人減らし合理化、社員にしわ寄せをすることです。取り分け社員の雇用を、非正規の雇用と賃金と権利を守ってほしいことを明治に云いたいと思います。・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/ZiXRbbVRXpQ

 

④文化の時間・トランペット演奏 松平晃さん

春の歌と坂本九のメドレーをお楽しみください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/xHwf1xIovz4

 

⑤明乳争議千葉県支援共闘会議・高橋議長

皆さん、今年は戦後80年の年だと云うこと若い人たちは知っていますか。80年経ちましたが、戦争が終わる前は、労働者は奴隷のように働いていました。しかし、敗戦の結果多くの人々、労働者は自由を勝ち取りながら今後の日本のために働いてきました。

ところが、いわゆるアメリカの冷戦政策のなかで、アッという間にその民主主義がなくなっていく状況を迎えてしまっています。その様ななかでこの明治乳業争議もおこりました。・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/_XqYTMjNaJQ

 

⑥食品ユニオン・佐藤書記長

食品ユニオンの組合員が、生協コープみらいの商品を組合員に届ける運搬の仕事中に転倒し、身体に異常が現れ、治療の病院をいろいろかかりながら、後々に「脳脊髄液減少症」という病名にこぎ着けました。労災補償など司法の場に求めましたが受け入れて貰えない判決を受けました。生協の生まれた歴史は食の安心安全、よりよい商品を低価で組合員に届ける目的であったと思います。それと同時に働く人々の安全と健康をも維持させる組織の管理義務も当然ながら持ち合わせていなければなりません。

しかしながら生協は、生協事態の目的、目標からして原因究明を怠り放置してきたことに対し、食品一般ユニオンは団体交渉を進めています。19日におこなわれた交渉内容を佐藤書記長から報告をいただきました。・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/ha-JJIQtmDE

 

⑦お礼と決意・松下副団長

立春が過ぎたとしてもまだ冬です。寒い中ご参加していただき、又、松平さんには素敵なトランペット演奏もありがとうございました。・・・。

明治の人権の歴史を若干報告してみたいと思います。大阪工場の中で女性労働者を一畳半のプレハブ小屋に隔離すると云うことがあり、国会で追及されて解放されました。福岡工場で、食堂で共産党のビラを配ったとして懲戒処分を受けた事件は、最高裁で勝利判決を勝ち取る。大阪工場働き定年まで一階級も昇格させられず退職時15万7千円、手取り8万円程度でした。愛知工場で、労働組合活動をしていた争議団員ではない方が将来を見据えて登用試験を受けて合格し、主任の資格を得た初めての仕事は、赤組の動向、情報を探れと。断ると仕事を与えられず転勤までさせられ、監視の下にさらされ退職に追いやられる。等々、一部を報告しました。・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/Blut3Uv0xMM

 

⑧シュプレヒコール&がんばろう合唱

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/h2_YH6UQKM0

シュプレヒコール

一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合  いの場をつくり争議を解決せよ!

一、すでに、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」に示されている解決の道筋に(株)明治は、応えよ!

一、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

【がんばろう 歌詞】

1.がんばろう 突き上げる空に

  くろがねの男の こぶしがある 

もえあがる女の こぶしがある

  闘いはここから 闘いはいまから

2.がんばろう 突き上げる空に

  輪をつなぐ仲間の こぶしがある 

おしよせる仲間の こぶしがある

  闘いはここから 闘いはいまから

3.がんばろう 突き上げる空に

  国のうちそとの こぶしがある 

勝どきをよぶ こぶしは一つ

  闘いはここから 闘いは今から 「オゥ!」

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2025年迎え、第98次座り込み行動で都労委審査の到達点は併合審査で累積格差・不利益取扱いが明確に、今こそ40年争議解決を求める新年の気持ちを伝えました

2025年02月11日 13時55分09秒 | お知らせ

第98次座り込み行動 1月23日 12時~13時

 2025年新年スタートの行動として第98次座り込みを実施しました。厳しい寒さの続く日々ですが、冬の陽光が燦々と降り注ぐ比較的暖かい陽射しの中で取り組まれました。日本一長い40年争議解決を親会社明治HD川村和夫社長へ、争議当事者である子会社(株)明治(旧明治乳業)松田克也社長に対し、第3次都労委残存事件39件の審査の到達点をわきまえ、直ちに話合いの場をつくり争議解決の決断を強く求めました。

 新年にあたって、解決をめざす抱負を含めた決意などが語られました。「動画編集」しましたので、是非ともご視聴して下さい。

 

①主催者挨拶 

明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

明治乳業の人権侵害、その解決を求めて要請にきています。戦後30年間で賃金の上がらない国になってしまい、経済が低迷してしまっています。その原因は、労働組合組織が5割をもっていたのが16%になってしまいストライキも打てない状況から賃金が上がらないことになり市民が困窮している。その原点の争議がこの明治乳業の争議です。全国で働いてきた社員に対しお、64名の仲間が10年間で1千万円に及ぶ賃金差別を受けてきた。

日本から、世界から人権侵害は許さない声を上げていただきたい。

・・・・・。以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/a84DtNOqiDk

 

②全国事件戸田工場申立人4名を支援する・地元戸田地区労 横田文夫議長

私は戸田地区労の議長の横田です。埼玉県戸田市にあります労働組合に加盟している連合体です。戸田市にある戸田工場に全国申立人4名がおります。全国事件、市川事件含めて支援をしています。

この戸田工場は、全国で初めてインフォーマル組織がつくられたところです。組合を弱体化させ会社のいいなりになる組合にするために全国にインフォーマル組織つくりました。戸田工場でも、会社の意に沿わない4名の申立人らに賃金差別、嫌がらせ、人権侵害をおこなってきました。

差別された賃金は年金にまで反映され、遠藤さんの年金を見ますと2か月間で28万円一ヶ月14万円です。ここから家賃や介護保険、国民健康保険などが引かれます。78歳になっても働かざるを得ない状況です。

・・・・・。以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/V08B5grxKsI

 

③一人の首切りも一切の差別も許さない・東京争議団 諏訪幸雄事務局長

東京争議団は昨年12月に63回目の総会をおこないました。60年に及ぶ歴史の中で800件もの争議を解決してきました。一人の首切りも一切の差別も許さない、この旗のもとで積み上げてきた成果だと思っています。明乳争議もその一つとしてたたかっています。

明治がおこなった差別の動機は航空でも同様な攻撃、組合差別がおこなわれてきた。結果として職場でものが言えないことになっていくことは、安全を守ることがおろそかになっていく。日本航空では1970年代から80年代にかけて5年毎に重大事故を起こし700名からの犠牲者を出している。その損失額は2千億円と云われています。

・・・・・。以下、動画をご視聴ください。

 【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/gDS6s5g8mnk

 

④納得行く解決をめざしたたかう・JHUJAL争議 小栗純子さん

日本航空は、2010年12月大晦日にパイロット81名、客室乗務員84名合計165名が解雇された。当時、(故)京セラ稲森会長は、解雇は必要なかったと、皆さんもおわかりでしょうと申していました。利益優先目標として2倍を掲げ人員削減目標数はすでに目標を達成している中で、165名を解雇した。

・・・・・。以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/WJcFOAW6qlc

 

⑤参加者へのお礼と決意・争議団 小関守団長

2025年始めの座り込みにお集まりいただきありがとうございます。去年までの活動に確信を深めて、40年争議の解決に向けて確実に手元に引き寄せるために団結し新しい年を迎えています。

都労委に残っていた39事件では、公益委員から全事件「併合」で審査するということを勝ち取って、審査対象期間の24年間について各年度ごとの昇格差別が累積して拡大していったという歴史的な事実を明らかにしました。

・・・・・。以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/w93TaVP0jVM

 

⑥シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/B6luywHnvNk

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