高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

もうすぐ皐月

2016-04-27 09:21:07 | まゆみのつぶやき室

ゴールデンウィークが近づいてきた。

その時期に見せる為に、調整している菜の花もあっという間に咲いて、散ってしまう事もある。

その年の陽気のせいで、自然のものを時期に合わせて見せる・・・というのは、管理する方のご苦労が伺える。

さて、21日、7年前にやらせて頂いた、鳥取県の日南美術館での人形展に行ってきました。

今年は美術館の20周年記念と言う事で、大々的に開催されたオープニングでは、山口県の陽さんや、知り合いの懐かしい方々がやって来て下さいました。

 

村長さんはじめ、関係者の方々とテープカットをして、待ち望んでいてくれたお客様と、会場内をゆっくりと回り、人形のエピソードや想いなどを伝えた。

この日同じく、村内に「道の駅」が新設オープンしたので、村中に活気があって、それはそれは賑わっていました。

私の隣に立つ、陽さんが書かれた、「八重子のハミング」の撮影もクランクアップし、いよいよ来春全国ロードショーだと言う

陽さんの、ここまでの想いやご苦労を知っているだけに、感慨も深い物がある。

この陽さんの本に出会わなければ、今の私の深い思いの作品は出来なかった。感謝している

絶対見なければと、気持ちは競るが、がまん、がまん。

 

今回も、日南の浅田さんの手際の良さに助けられ、前回より作品数も多く、しっとりとした展示にとても満足している。

お昼に、開店したばかりの道の駅に行ってみました。

日南は、蛍が乱舞する自然豊かなところ。

何でも、サンショウウオもいて、キャラクターにもなっている「おっさんしょううお」やこんな可愛い「はんざけ」と言うクッションに一目ぼれ。3人で買ってしまった。

 

しかし、これが何とも具合いいのだ。汽車の中の腰あてにすると、長旅もなんのその。

これからの旅のお供になりそうだ。

そんなお土産もゲットしつつ、日南で沢山の方に見て頂けるよう願いつつ帰って参りました。

さて

もう一つご報告です

ついにエッセイ集の第二弾  「人形ふれあい暦」が信濃毎日新聞社から出ました。

 

人形館が出来てからのエピソードや、離れて行ってしまった大事な人たち。また、なくしたくない思いや文化など、想いのまま書かせて頂きました。

今回は、季節の暦をふんだんに入れさせて頂いたので、そんな所の工夫も感じて頂けたらなぁ~・・なんて思っています。

変わりゆく季節。通り過ぎる風と流れる雲

良い時期ですね!