高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

四国、今治タオル美術館

2015-04-20 09:20:41 | まゆみのつぶやき室
4月14日朝、開通したばかりの、北陸新幹線はくたかに乗って、金沢駅特急サンダーバード、新大阪駅新幹線さくら、鹿児島中央行福山着レンタカーでしまなみ海道を通って今治市へ。
やっと着いたタオル美術館ではすでに出発から8時間ほど経っていました。

今回は人形館支配人(井田ちゃん)と副支配人(美奈子ちゃん)と綺麗どころ3人での出張でした。



美術館に着くと目の前の歩道橋に大きな垂れ幕?が・・・・

嬉しくなって、思わず撮って・・・と美術館の人にカメラを渡していました。

四国今治はもう桜も終わり、フレッシュなミカンやレモンが庭先になっており、綺麗な花々も咲いておりました。

ここ、タオル美術館は今治の中でも小高い所に立っていて、そこだけで見る、買う、食べる、散策する等ができるトータル施設でもあるのです。
とにかく、社長のこだわりが効いていて、センスが良く、社員のほとんどがタオルソムリエなる称号を持っているほど、本物趣向なのです。

そんな美術館の展示室もすべてガラスケース、LD灯のしっとりと落ち着いた雰囲気は、今までにない人形の演出を醸し出していた。



今回の準備に関しては、社長夫人や紹介していただいた、中村ご夫妻にもお手伝いして頂き、こんなにもして下さる皆さんに、最後に「やってよかった!」と言ってもらえることが、報いることだと思った。

まる一日、丁寧に準備を終え、初日を迎えた。

入り口には大きな大きな看板





ここを入ると、今回タオルを使った羊の人形が出迎えてくれる。


二回のギャラリートークを終え、マスコミの方たちの取材もうけ、9月6日までの長い人形展の幕を切った。


展示初日を終えた私たちは、以前社長ご夫妻にもてなして頂いた、大島の千年松と言う宿に泊まった。目の前は海。お魚がおいしい温泉宿で海に沈む太陽の大きい事。

小さな島に小さな灯台。何とも言えない光景にうっとり




その宿の近くの展望台からはしまなみ海道が一望



レンタカーで移動していた我々は最終日、少し時間があったので、広島に詳しい井田ちゃんに尾道を案内してもらった。

坂道だらけの寺町、尾道は人がすれ違うのもやっとの所で、空き家を店舗としている道が続く。




何とも狭っくるしいのだが、それが風情を醸し出している感じもあり、私たちが入った喫茶店では、居心地のいいジャズが流れ、木陰にアンティークな居心地のいい椅子。肌を伝う窓風に根っこが生えそうになった。





尾道での、わずかな観光を終え、タオル美術館での成功を祈りつつ、同じ道で岐路に着いた我々3人であった。