あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

萌えマンガの読み方

2006-01-21 03:01:21 | Diary_7
俺はマンガだったら、ジャンル問わず何でも読むジャンキーなのだが、そんな俺にも鬼門がある。それが「萌えマンガ」といわれるジャンルである。このジャンルのマンガも当然たくさん買っているのだが、大体失敗に終わっている。つまらなく感じることが極めて多い。中にはそのマンガに殺意すら抱いてしまうこともある。「こんなクソマンガを出版してるんじゃねぇ!」とマンガを投げつけ、投げつけられたマンガを見て激しく後悔する。そんな事が何回もあった。

しかし最近、ある傾向に気づいた。「アニメ化した後に買った萌えマンガは以外と面白い」ということである。そこから考えを発展させて気づいたのだが、「アニメ化してから萌えマンガを読むと面白く感じる」のだ。

最近、「マジカノ」がアニメ化された。もはやいつ買ったのかも忘れてしまったが、マンガのマジカノを過去に買っていた(今は消息不明)。そのときの感想は「ふざけるな!」だったんだ。「苺ましまろ」ってのもあった。これもアニメ化前に購入していたのだが、これに至っては自分の視界に入るのさえ腹立たしくなって、他人に譲渡した。「ARIA」ってのもある。やはりアニメ化前に持っていたのだが、これを買ってしまったという事実が恥ずかしくて即効で売った。

マジカノについては今しばらく評価を待つ必要があるが、とりあえずこれらに共通していることは、アニメ化されて、そこそこ評判が良かったということだ。世間の評判も良かったし、俺自身もそれなりに作品を楽しめた(飛び飛びでしか見ていないけど)。映像作品は紙媒体以上に、演出や役者が面白さの肝になるので、ストーリーがつまらなくても作品は面白いということはありえるのだ。それこそアニメに関していえばこのアイドル声優時代、「声でアニメを見る」ということも可能だ。

で、再びマンガの話に戻るのだが、アニメで面白いと感じた作品の場合、それに引っ張られる形で、マンガも面白く感じるわけだ。だから、「アニメ化した後に買った萌えマンガは面白い」のである。で、ここからがポイントなのだが、不思議なもので、過去にクソ判定を下したマンガであってもアニメが高評価だと、面白いと感じることがある。上で示した3作品はいずれもそういった感想を持ったものだ。特に怒りMAXだった「苺ましまろ」なんかはまるで別のマンガを読んでいるようだった。S君よ、今まで罵倒しまくってごめんね。

ちなみにこれらのマンガを読み返すことができたのは、「苺ましまろ」の場合は貰い物だったのだが、「ARIA」は買いなおし、「マジカノ」は立ち読みだ。もったいないよね。このことを教訓に俺は「萌えマンガの読み方」ってのを学んだわけだ。

「萌えマンガはアニメ化してから読むと良い」
「アニメ化前の萌えマンガはいろんな意味でリスクが高い、気をつけろ」

このことを頭に入れておけば鬼門も攻略しやすくなるはずだ。