井戸茶碗 150φ・70h・330g (青伊羅保釉薬)
軍師官兵衛を観ていると戦国武将が茶碗を珍重しているシーンがよく出てきます。
大大先輩の御指導を受けながら井戸茶碗を作ってみました。
まずは大きめの井戸茶碗・170φを乾燥前の重さを400gで作陶すること。
高台を大きめに作って削りながら高台脇を仕上げます、ここの形が難しい。
釉薬は条痕釉薬(青伊羅保)を自分で選び、内面を薄くかけました。
先日ボーイが来たとき、このお茶碗で抹茶を喜んで飲みました。
幼稚園でお点前を習うらしく、手つきもそれらしくたしなんでいました。
今度は自分のお茶碗を作ってくれるよう頼まれました。
抹茶茶碗 135φ・60h・230g (浅葱釉薬、艶消し)
講座の中のお茶の先生をしている人から抹茶茶碗は茶道具として侘びをたいせつに、
まずは基本に忠実にできるだけしっとりと落ち着いたものがいいと聞かされていました。
古代色の”浅葱色”で、軽く250g、ツヤを極力なくするように気を付けて作ってみました。
抹茶茶茶碗 135φ・55h ・240g
父の遺作ですが今となってはどのような釉薬を使ったのか聞くすべもありません。
30年も陶芸をやっていた人ですから、いろいろな工夫があったことでしょう。
いずれはこのような釉薬の掛け分けもやってみたいものです。