長さ10メートル余りの青い真竹が勢いよく本殿前に入ってくる。、竹割は一ツ物の神事に付随して行なわれる。
昼宮には大幟をつけて一ツ物の先を行く。その役割は、一ツ物の先導と露払い. いつの頃からか地搗歌で囃し
辻々で打ち付けるようになり、社殿での神式(じんしき)が終わって帰る際には、粉々に割られるようになった。
一ツ物(ひとつもの)神事は曽根天満宮秋季例大祭において最も重要な神事で 一ツ物とは、馬又は肩車に乗って登場する児童のことで、
額に「八」の字を描いている。 「万一の事故があっても他に変わることのできない唯一のもの」という意味と思われる。
神様の姿を具現化しており、祭りの期間中一ツ物頭人には神様が憑依ひょういし、神の意志として受け取っていたようである。
そのため一ツ物は馬に乗せたり、肩車をして地面に足をつけないように大切に扱われる。(観光案内から)
「屋台練り」は「ヤッサ」と呼ばれ、百数十人の若者に担がれて練りだされる。屋根に蒲団を三層に重ね、その四方に反りを持っている。
順番に宮入りを待っています。 先導役の竹、待っている間にいろいろと説明をしてもらいました。 自分のところのエビのことなど自慢でしょう。
一ツ物とは別に行事と呼ばれる児童、行事は烏帽子に浄衣じょうえ(白い狩衣)を着けていて、判然と区別されている。
一ツ物が神の意志を告げたとすれば、行事が聞き取り役であったと推察される。ともかくも子供を大事に大切にすることよくわかります。
お面掛け神事。
五升の重ね餅が2台と御神酒が2升供えられ、
翁舞・仕舞が奉納される。
曽根天満宮秋祭りのかくれた名物である。