庶民信仰の寺・お太子さまの寺として深い信仰を受けています。
境内では、戒名など先祖の霊名を記した「万灯ろうそく」が回廊沿
いに整然と並び、薄暮を迎えて次々と点灯されていきます。
日没とともに五重塔や金堂を赤く照らす中、先祖を思いながら
ろうそくが燃え尽きるのを見守る人々の姿がたくさん。
「盂蘭盆会(うらぼんえ)万灯供養法要」
同寺僧侶が夕刻から読経とともに伽藍内を練り歩く法要が厳かに
執り行われます。
今回の撮影にはコミュニケーション、気持ちの通いを大切にとの
思いでいつものスームレンズはやめて明るい単焦点レンズだけで
撮りました。 写真の原点を理解すること、近づいて被写体
との対話をすることが大切とのおもいです。