先にも述べたように、キナバル山周辺は多種多様な生物の宝庫で、世界最大の花ラフレシア(花の直径は1m近くあった)が分布している。稀な上に花の咲く期間が短く、薄暗い熱帯雨林の林床に腐臭で虫をおびき寄せるこの巨大な幻の寄生植物に出会えた時には、思わず胸が高鳴った。
画像、左下はラフレシアの蕾で、赤っぽいキャベツのようなものが地面に転がっているような感じであった。
右側はミドリゼミ属のセミ(Dundubia vaginata)で、少し濁ったけたたましく、甲高い声を薄暗いジャングル中に響かせて鳴いていた。高木の幹にとまって鳴いている本種を発見、望遠レンズを一杯に伸ばしてストロボを使って撮影することが出来た。
画像、左下はラフレシアの蕾で、赤っぽいキャベツのようなものが地面に転がっているような感じであった。
右側はミドリゼミ属のセミ(Dundubia vaginata)で、少し濁ったけたたましく、甲高い声を薄暗いジャングル中に響かせて鳴いていた。高木の幹にとまって鳴いている本種を発見、望遠レンズを一杯に伸ばしてストロボを使って撮影することが出来た。