旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

青い蝶とは?・・・連続テレビ小説「半分、青い。」

2018-10-01 | 
今年(2018年)前半のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」は9月29日に最終回を迎えた。普段観ていないのだが、友人に9月22日のシーンに「青い蝶が出ているよ」と教えられ、興味津々で昼の再放送を録画した。
蝶の飛翔は早いので、蝶だけを撮影するのなら高速度撮影でなければ、とても人間の眼には止まらない。ドラマの中で青い蝶らしきものが飛んでいるのは分かったが、種名はわからない。唯一翅を広げて静止するシーンがあり、「ルリシジミ」であるのが判明した。ルリシジミが飛び回るシーンをスローで切り取って、紹介しよう。

SPARRAW RHYTHMなる会社の経営者の女性が新製品の扇風機「そよ風ファン(最終回でマザーに改名)」を製作する資金がなく量産できない。そこで投資家を集めてお披露目会をしている最中の会場に青い蝶が舞い(迷い)込む。


会場の中を飛び回る青い蝶。


気付いた参加者の口から「蝶々だ」の言葉が漏れる。


飛び疲れたのか、やがて青い蝶が舞い降り、静止する。


まるで展翅標本の如く翅を水平に広げている。プレゼンをしていた女性はうれしそうに「そよ風の扇風機に惹かれて蝶々まで来てくれました


プレゼン用に流れる映像の前を祝福するように横切る青い蝶。しかし次の瞬間・・・映像が乱れ、会場が揺れる。2011年3月11日 東日本大震災の発生である。


青い蝶は何かを示唆する如く、吸い込まれるように碧空目指して舞い上がって行った。

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