旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

シンガポール・セントーサ島のバタフライ パーク

2007-03-31 | 
二十年ぶりにシンガポールを訪れた。セントーサ島のバタフライ パーク(画像の上段)へ行ったら、展示標本の数十のシジミチョウの中に、何と、僕が新種として記載した標本が二つも展示されてあった(新亜種も一つ展示されていた)。

画像の下段がそれで、左が Rachana (以前は Eliotia であった) mioae
右が Deramas tomokoae で両種とも、フィリピン・ミンダナオ島のアポ山
(3,144m)の特産種である。

海外の昆虫館で自分が名付けたチョウ、それも自分の妻、緒子(ともこ)と長女、美緒(みお)に因んで名付けたチョウに出会うとは、思いもかけていなかったので、とてもうれしかった。


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フィリピン・ネグロス島のムラサキシジミ

2007-03-30 | 
我が国に分布するムラサキシジミの仲間だが、画像の Arhopala aronya はフィリピン特産種で、幾つかの島々に生息している。

ネグロスには僕の二女、菜摘(なつみ)の名前を付けて記載した亜種 arhopala aronya natsu-miae H. Hayashi が分布している。

ふつうは日のあまりささない樹林帯にひっそりと生息しているのだが、たまたま陽のあたっている葉上に飛来した。裏面の白状紋の模様が特異なので、すぐに本種と分かった。

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フィリピンの蝶、トモコ トラフシジミ

2007-03-30 | 
フィリピン・ネグロス島北部にカンラオン山(2465m)という火山がある。この山一帯には、色々なシジミチョウが生息している。
僕が妻、緒子(ともこ)の名前を付けて新種として記載したRapala tomokoae H. Hayashiというシジミチョウも分布していて、熱帯の強い太陽の光を受けて、濃青の翅をキラキラ輝かせ、活発に飛び回っている。
Rapala 属はインド、ヒマラヤ周辺からアジア島嶼部を主な分布域とし、我が国にも分布していて、約40種が知られている。日本の種はトラフシジミと呼ばれているので、本稿の種に和名を付ければトモコ トラフシジミと呼ぶことになる。

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パラオのマンタ(オニイトマキエイ)

2007-03-28 | ダイビング
各地でマンタに出会っているが、パラオのユーカクで潜った時は、潜る度に最初から最後まで何匹ものマンタが悠然と目前を泳ぎ回り、我々の目を楽しませてくれた。

感謝!!


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ニセコ グランヒラフスキー場の怪人(?)

2007-03-28 | 登山・スキー
左のファンスキー(ショートスキー)をはいている男性はダークスーツにネクタイ姿。手にはアタッシェケースを提げている。

小雪が舞って、気温は零下10度、体感温度はさらに低いのに、コートも着ずに滑っているコスプレ・・・

僕が唖然として見つめる中を彼は悠々と滑走していった。


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北海道、ニセコ、グランヒラフスキー場

2007-03-28 | 登山・スキー
北海道のニセコスキー場に滑りに行きだしてずいぶん長くなるが、オーストラリア人がスキーを楽しんでいる姿を見かけることが年々多くなってきている。

ホテルの中でも、よく英語を耳にするようになった。また、大浴場や露天風呂へ気軽に入り、ゆかたに甚平姿で買い物をしているのを見ると、とても日本の情緒にとけ込んでいて、違和感を感じさせない。

こちらまで楽しくなってくる。

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