旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

奈良県御所市のギフチョウ(天然記念物)

2017-05-01 | 
4月23日、御所市の天然記念物に指定されているギフチョウ(下の画像は紹介の看板である)を観察するのに、葛城山の山頂近くへ行った。


当日は晴天であったが、頂上付近の温度はやや肌寒さを感じる摂氏8度であった。ロープウエイの駅を出てすぐにギフチョウの素早い飛翔に出会い、幸先良いスタートをきれた。登山道に向かう砂利道で早くも1頭めの撮影に成功した。


登山道沿いの林の下草は早春の気配で、枯れ葉が多く、所々に可憐なカタクリの花が咲いていて僕の眼を楽しませてくれた。ギフチョウの吸蜜植物であるカタクリになかなか飛来しなくて、殺風景な登山道に瞬間的に舞い下りる個体を撮影した。




気温が低かったので、思い切り両翅を広げ日光浴を楽しむ様子を撮影したのが、下の画像である。平べったく止まっているので、枯れ葉の色と同化しているので、よく観ないとわからない。


上の画像のギフチョウの部分を拡大したのが、下の画像である。


色彩の対比が美しい「カタクリに止まるギフチョウ」をカメラに収めることは、残念ながらこの日は叶わなかった。

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