旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

海螢

2006-10-23 | 
考える
考える
寝苦しき夜に
自分の存在価値を

四次元のある一点に
すぎぬ僕
彼女だって
一点にすぎぬじゃないか   なのに・・・・・
点と点との交錯(こうさく)
それは 価値なき邂逅なのか

僕の点と
他の多数の点との錯綜  その中で
ひときわ高く
暗夜(あんや)  海中を漂う海螢の輝ける如く
きらり  輝くその点こそ
彼女との邂逅
僕の精神(こころ)に喝を入れた邂逅

だが
彼女にとっては僕の点との交錯は
多彩な人生のひとつの小波(さざなみ)   
船縁(ふなべり)を たたいては脆(もろ)くも消え去る
干渉波にすぎぬのか

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大島海峡(奄美大島)の夕暮れ

2006-10-15 | 
昭和38年(1963年)、学生時代にチョウを求めて、奄美諸島を巡った。

昼間はチョウを追って山野を駆け回り、疲れた体を休めながら暮れゆく大島海峡の美しい風景を古仁屋の宿で、友と二人で眺めたことを思い浮かべた。

その友は亡くなり、若き日に見たと同じ夕景を一人で眺めていると、無性に寂しくなった。

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ケラマハナダイ

2006-10-15 | ダイビング
奄美大島南部の瀬戸内町(古仁屋)へダイビングに行き、向かい側にある加計呂麻島との間の大島海峡で潜った。

ハナダイの仲間がとても多くて、普通は動きが早くて、なかなかデジカメでは追いきれないのに、ここのハナダイはとてもユックリと優雅に泳いでくれたので、夢中になってシャッターを押し続けた。

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標高3000m、岩稜地帯に生息するカエルの新種?

2006-10-10 | 登山・スキー
9月下旬、風雨の中、西穂高岳から奥穂高岳へ単独で縦走中、ジャンダルム近くの登山路脇でカエルを見かけた。標高は約3,000m。雨に誘われて姿を見せたのだろうが、どこでオタマジャクシ時代を送ったのか? ふだんはどんな生活をしているのか? 水場の全く無い岩石だらけの高山での出会いに不思議で仕方がなかった。

カエルの名前を調べたが、ヤマアカガエルやニホンアカガエルに似ているが、眼の後方に黒色の模様がない、前脚の付け根には黒色の模様がある、など、両種とは明らかに異なるので、日本アルプスの高所にひそかに生息している新種に違いないと確信している。


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コブシメの交接

2006-10-03 | ダイビング
石垣の海でコブシメ(イカの一種)の交接の場面に出会った。

大型のイカだけに迫力満点のシーンだった。

1.交接前の♂、♀

2.近づく

3.交接直前

4.交接

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