旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

2019年岐阜基地航空祭

2019-12-01 | その他
2019年11月10日、初めて航空自衛隊の航空祭を見物した。前日は岐阜基地近くの各務原航空宇宙記念館を見学、その夜は結構離れた地にある新幹線「岐阜羽島駅」傍のビジネスホテルに宿泊。例年多くの見物客がやって来るとのことで、当日朝早くホテルを出発し岐阜基地に向かった。基地は当然ながら広大なので基地内の移動はシャトルバスを利用、午前は北会場、午後は南会場で見物することにした。
北会場には多くの飛行機が並べられ、間近で観ることが出来た。まず目を引いたのはTPC(Test Pilot Course)設立50周年を迎えた今年の航空祭用に特別に塗装されたT4であった。


見慣れないやや小ぶりの目立つ塗装の飛行機が目に止まった。X2(心神)と呼ばれた実験機でステルス性能を持つ我が国が独自に開発した機体である。何回か試験飛行を繰り返したが、日本の航空技術ではとても実用機になれそうもないということで次期戦闘機として採用されなかったと聞いている。残念ながら再び飛ぶことの出来ない機体の写真を2枚下に掲げた。



去年は曲技飛行で有名な「ブルーインパルス」が岐阜基地に来たとのことであったが、今年は隣の愛知県小牧基地で曲技飛行を披露した後、石川県小松基地に帰投する編隊を観ることが出来たのは幸運であった。


設立50周年を迎えた今年の航空祭用に特別に塗装されたF2、その流麗な機体と特色のある塗色がバッチリ写ったのは幸運であった。F2は当初国産戦闘機として開発される予定であったが、日本の航空機開発技術の進展を警戒した米国が自国のF16にそっくりなものに変えさせたと聞いている。もちろん米国製品の販売にもつながることになった。


岐阜基地航空祭のメインイベント、異機種大編隊である。編隊の形をかえながらの飛行展示は圧巻であった。




下の2枚の画像は2種の迷彩塗装のF2が着陸後タクシング(taxiing)している様子である。


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