旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

コーヒーの芸術・ラテアート「花にとまる蝶」

2012-01-01 | 
ラテアートとは、細かい蒸気を含ませ泡立てたフォームミルクをエスプレッソに注ぎ、ミルクとエスプレッソとのコントラストをうまく利用して、液体の表面に様々な絵柄(アート)を描くことをいう。

昨年の初夏、開店してまだ日の浅いJR大阪三越伊勢丹の広告で「ジャパン ラテアート チャンピオンシップ2011」チャンピオンバリスタ来場、という文字とともに「花にとまる蝶」の写真が僕の目を引いた。バリスタ・・・初めて聞く名称も新鮮であった。イタリア語でコーヒーに造詣が深く、様々なコーヒー抽出技術のプロであることはもちろん、お客にコーヒーを楽しんでもらうための手伝いが出来る人を指す。

この時のラテアートの実演に行けなかったので、年の暮になってO珈琲の京都・河原町三条店へ出かけた。上述の競技会で優勝した大澤直子さんが出勤される日をご本人に電話で直接お聞きしての上であった。手際良く制作される様子を厚かましくも撮ったのが下の写真である。

出来あがった「花にとまる蝶」。カメラで撮った後、口を付けるのがもったいなくてしばらく眺めていた。冷めてしまわないうちにと、意を決して飲み始めた。ラテアートで日本の頂点に立った大澤さんの芸術作品にふさわしい味を楽しむことが出来て大満足のひと時であった。

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