まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を楽しんでいます。
*画像等についてはクラブより使用許可を頂いています。

七夕の夜に想うこと

2010年07月07日 20時33分54秒 | 今日の日記
幼少の時、私は天文学者を夢見ていた時期がありました。
かなり忘れましたが今でも夜空を見ると大半の星座は分かります。

今日は七夕。
七夕というと一年に一度だけ逢える織姫と彦星の話ですが、七夕の夜に空が晴れている年を全く記憶していません。
過去30年で一回くらいあったかどうか…。
この日は毎年天気が悪い事で私の頭には記録されています。


さて、今回も昔話ですが、馬名に星の名前がついた馬は多く、ベガを筆頭に活躍馬がいます。
中でも思い出すのはカノープス。
私が競馬にハマり始めた頃の馬。
高橋祥泰厩舎の馬でした。
シアトリカルでマル外の牝馬。

才気あふれる彼女は天文ファンの私の心を名前でわし掴みにして、走りでとりこにしてしまいました。
気性は荒く二戦目のひいらぎ賞では後の天皇賞馬サクラチトセオーを破っています。
しかし激しいレースをしてしまい降着処分に。

歯車は狂いました。
主戦だった岡部騎手は年末の大切な時期に騎乗停止。
彼女自身も半年休んでしまいます。

GⅠを勝つ馬だと閃いた馬でしたので残念でした。
他にも時期を同じくしてデビューしていたホクトベガも素晴らしい馬で「これはオークスを勝つな」と閃いたものです。

ホクトベガは本当に出世してGⅠを勝ち、最後は遠い遠い国で星となり天に帰りました。