まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を楽しんでいます。
*画像等についてはクラブより使用許可を頂いています。

出資馬選定まで・第3回

2009年07月22日 20時13分44秒 | 今日の日記
カタログが届いたらざっと眺めます。
一瞬で気に入るような馬もいる事でしょう。
付箋などで印を付けておきます。
見るところは全体の形、肉付き、脚の形、顔つきなどです。
繰り返しになりますがこれは好みの問題です。

そんな作業を進めると大体2割くらいの馬が残ります。
そこで最重要の厩舎を確認。
かつて出資した厩舎なら大体わかりますが、出資したことが無ければ過去の印象、自分の経験や厩舎本などで傾向を確認してみます。
妥協は出来るだけしたくないのがこの作業。
厩舎こそ最重要のポイントと考えています。
良い厩舎には上質の馬が集まるような仕組みになっているからです。
それだけ可能性があり、素質を認められているからこそその厩舎に配置されるからです。
1つ気をつけないといけないのは、特定の牝馬から産まれた仔は自動的にその厩舎に預託されているような場合です。
こうなると走る走らないはわかりづらくなります。

厩舎の特徴を掴む事も大切です。
愛馬にたくさん走って欲しいと思うならやはりそういう厩舎に出資すべきだし、数は少なくとも毎回が勝負ががりの出走になるという厩舎も悪くはありません。
自分が何を望んでいるの(勝利・出走数など)かを明確にするとスムーズにいくでしょう。

難しいのは必ずしも上位厩舎が全て良いとは限らない事です。
下位の厩舎でも熱意を持って丁寧に可能性を探ってくれるところもあるからです。
勝てなくとも大切に扱ってくれた厩舎は私は忘れません。

上位厩舎の場合はその馬に能力があれば良いのですが、能力が足りないとわかると放置されたり、騎手の手配でガッカリしたり、さらには転厩などの扱いを受けたりします。
全てが全て上位厩舎を選べば良いと言うわけではないと断言します。