天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

本能寺の変で嘘付く明智光秀選ぶNHK製作者はその代役条件を時代劇経験有と平然と嘘を付き私来年番組見ず

2019-12-08 13:52:56 | 日記
今日の日記は、来年大河ドラマ『麒麟がくる』主人公を私の『男の美学』実例人物と全く正反対の武将「明智光秀」にしたNHK番組製作者らしい濃姫の代役女優決定結果の事です。
私は番組発表の時、この大河ドラマの主人公に一度も登場したことのない、織田信長に抜擢された武将の「明智光秀」に選んだことに、とても違和感を持ち続けていました。時代劇の歴史上の人物のその生き様をテーマにするなら、その時代に生きた人物の行動に共感するところを見いだせなければ、ドラマ化する価値はないと、私は思っています。そして、この「明智光秀」は私の人生信条の『男の美学』に全く反する人物です。だから、今でもこのNHK番組製作者の選んだ人物題材には、全く納得できません。以下に、私の人生信条の『男の美学』を記載します。
Ⅰ.男は決して嘘をつかない。(武士に一分はあっても、二言はない。)しかし、時として男は真実を隠す例外も有り。(例)『南部坂 雪の別れ』で『瑤泉院(阿久里)』に対する『大石内蔵助良雄』
Ⅱ.男の喧嘩は素手でやる。(お互いに対等な条件で勝負する。)(例)男の理想像を描いた名作映画『静かなる男』(1952年アメリカ製作)での主人公『ジョン・ウェイン』
Ⅲ.男は決して友を裏切らない。(例)『関ケ原の戦い』での『石田治部少輔三成』に対する『大谷刑部少輔吉継』 『銀河英雄伝説』での同盟軍リーダー『ヤン・ウェンリー』に対する『ワルター・フォン・シェーンコップ』
Ⅳ.男は対戦相手に義を見つければ、その勝負の勝ちを相手に譲る。(例)『安宅の関』での義経・弁慶主従の『弁慶』に対する関守『富樫』 『聖闘士星矢(十二宮編)』での『ペガサス星矢』に対する金牛宮・黄金聖闘士『アルデバラン』
Ⅴ.女子と小人は養い難し、されど男はどんな仕打ちを受けても、弱音を吐かない。(例)あまりに現実的すぎて、特定の人物を挙げることは不可能 
この項目で明智光秀は、条件の3項目で全く相反する行動をしています。「Ⅰ.男は決して嘘をつかない。」では、本能寺の変で家臣には嘘を付いて中国の羽柴秀吉援軍に行くと言いながら、途中で信長暗殺の為、京都に向かっています。「Ⅱ.男の喧嘩は素手でやる。」では、本能寺の変で無力の信長に大軍にて殺害しています。だから、全く対等な条件ではないです。「Ⅲ.男は決して友を裏切らない。」では、友ではないが、抜擢し引き上げた恩義のある信長を完全に裏切っています。
以上の項目違反で、私は明智光秀に人間としての魅力を全く感じないです。もし、まだ題材にされていない戦国時代の武将を選ぶなら、私の具体例として挙げた『大谷刑部少輔吉継』にしてほしかったです。
この題名の『麒麟がくる』は、「仁政を行う王の元に現れる伝説の動物「麒麟」が由来で、麒麟が何者で如何にして何れの英雄の元に現れるのかを問いていく」と番組製作者は解説しています。この論理でいくと「麒麟」とは明智光秀の行動を引き起こした原動力と、NHK番組製作者は真剣に考えているかもしれないです。
延暦寺僧侶大虐殺や光秀の人質母親を殺した原因を造った悪逆非道の改革家・織田信長に天誅を加えたと、能吏型の故事礼典に秀でた武将「明智光秀」を、仁政を行う義士と番組製作者は考えているかも知れないです。でも、私はその考えに全く共感しません。
さらに、この番組製作者らは、濃姫の代役条件としては「時代劇の経験があり、乗馬ができ、その所作が時代劇に相応しい女優」とマスコミに公言していました。しかし、その人選結果は、事前の報道とは全く食い違い、時代劇経験の全くない女優を選んでいます。番組製作者は、世間に大きな嘘を言っていたのです。私が推薦した新川優愛(注:私はその条件を知る前に強く押していた)は時代劇『大富豪同心』の経験が有りより相応しいと私は思っていました。添付した写真は、同番組で刀を構えた新川優愛(時代劇の様・所作になっている)です。
でも嘘を付く「明智光秀」を選んだNHK番組製作者は、平然と嘘を付くこと(結果として時代劇経験関係なし)に、何ら罪悪感を感じないでしょう。だから、時代劇ファンの私でも、この来年放映される『麒麟がくる』を決して見ないです。
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