天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

キネマ旬鬼塚氏コラムでベティディヴィスは共演ジョーンクロフォードが他界した時”クソ女がくだばった”と

2016-04-18 22:31:42 | 日記
今日の日記は、今自宅で読んでいるキネマ旬報4月上旬号の鬼塚大輔氏のコラム『誰でも一つは持っている』170号”あこがれのベティ・ディヴィス”で書かれたバート・レイノルズ回顧録エピソードのことです。
このコラムは、私がいつも愛読しているとても好きなアメリカ映画の紹介記事です。そして、今回は70年代のアクションスターのバート・レイノルズ回顧録で、とても興味深いアメリカ戦前からの名大女優ベティ・ディヴィスの知られざる逸話が紹介されていました。私もこの女優ベティ・ディヴィスを知ったのは、60年代前半TV番組日曜洋画劇場で映画評論家・淀川長治さんが紹介したアメリカ映画『何がジェーンに起きたか?(1962年製作:ロバート・アルドリッチ監督)』(添付した写真は、その映画の1シーン・右側ベティ・ディヴィスで左側が共演のジョーン・クロフォード)がでした。だから、その50年以上前の事ですが、このエピソードにとても親近感を抱きました。以下に、その記述を一部を引用・掲載します。
『バート・レイノルズ回顧録によると、・・同世代のスター女優だったジョーン・クロフォードが他界した日の夜、あるパーティでレイノルズの姿を見つけたディヴィスは、彼の耳元で囁いた、”あのクソ女がくだばったわ”。もちろん、マスコミにはそんな風には答えなかった。ちゃんと”いいこと”しか言わないようにした。”亡くなった人のことは悪く言わないものよ。いいことしか言っちゃいけないの。ジョーン・クロフォードが死んだわ。これはいいことよ!”』
このバート・レイノルズ回顧録の信憑性は、私には正直言って分かりません。しかし、淀川長治さんの解説でも、二人は仲が悪かった(いい意味ではライバル同士)と語っていました。その二人が、映画ではお互いに火花を散らして熱演したのです。役者根性の塊のような二人でした。今ではこのような大女優が、もう居なくなってしまい、私はとても寂しい気持ちでいっぱいです。
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