インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

書いておる物語の傾向は…

2012-04-06 06:27:21 | 映画や小説、テレビなど
  昨日の続き。「オリジナリティなど必要なくパクればいい」というわけであるが、

 吾輩が理想とするのは「夢の中の出来事をそのまま写す」という技術を身に付けることであり、

 実際に奇妙な夢を見ており、夢ノートをつけているのだが、何かストーリーにまとまりがなく突飛である(というより、詳細に覚えていられない)。

 昨夜もたあと、面白いゲームのような夢(実際はものすごく恐ろしい)を見たのだが、断片的にしか覚えていない(新聞とかパラパラめくっていて、はっと思い出すことも多い)。

 読者が浸れるような安定した世界を書くためには、基本に忠実であるしか(何かを参考にするしか)ないのだろう。

吾輩が理想とするのは、『リング』『コンセント』系統であり、アニメであるが『デスノート』とかも面白いと思った。

 特にデスノートは創作の王道を踏襲しており、非現実的ではあるが世界ががっちりと仕上がっている。



 主人公は有能であり(ここが重要!!)、T大にトップで合格(警視庁長官の息子)する高校生、夜神月(やがみ ライト)。

 ある日、黒いノートを拾い、ものすごい呪力を身に付けた。

 それは死神・リューク(非有機的存在か?)が落とした、ノートに名前を書かれた人間が死ぬデスノートだった。


 主人公ライトには目的があり(ここも重要!)、「犯罪者が存在しない新世界」を作ろうとする。

 世界中の犯罪者名を次々とノートに書き込んで抹殺する行動に出る。

 やがて犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は殺し屋(=Killer)の意味から「キラ (KIRA)」と呼び始め、キラを「神」と崇め崇拝する者まで現れた。


 一方、ICPO(インターポール)はキラの存在を察し、名探偵L(エル)にキラ事件の調査を依頼する。

 この敵役エルは謎めいており、ものすごく頭が切れ、手がけた事件を必ず解決に導く。そして、全世界の警察を意のままに動かせる(敵役が強力であることもポイント!)。

 エルからすれば、犯罪者の抹殺を続けるキラを連続殺人犯である(価値観の違うもの同士)。

 キラが日本の関東地区にいると判断し、日本に捜査本部を設けた。

 こうして“キラ”と“L”は、それぞれの正義を掲げ、対決する(物語はどれも「主人公VS敵役」の構造)。

 


 こうして考えてみると、非有機的存在と会話したり、ふつう見えないもの(死ぬ日)が見えたり、何かしらカスタネダな世界と似ている。ノートに書くことによって、実現するよう「意図する」わけで、それがターゲットの「死」である。

 このブログの流れからして、何かこんなのが創作できそうな気がするわい(頭脳戦はパクるしかないか)

小説家になる方法

2012-04-05 06:24:13 | 映画や小説、テレビなど
  このブログではオリジナル性を重視しているが、それでもカスタネダやら古代神話やら色々な所から持ってきた(ほぼそのまま)。ただ理性的な世界から離れているので(呪術的体験も並みである)、ブログ学校というか、編集者先生からの採点評価は高くないかもしれない。

 本当に「受け」をよくしよう(編集者からの得点・評価を高くしよう)と思うなら、「成功した答案」をマネて写すのが手っ取り早いかもしれない。作家というのは「書き方」そのものに個性があるので、なかなか分からないものだ(たぶん)。

 大学入試やら就職試験の小論文とかでも、制限時間内で高得点を上げる人というのは、その場でオリジナルに考えているのではなく、ただ黙々と、「インプットした論点を写す作業」をやっているわけである。

 出題側も、もともと学生・書き手のオリジナル能力を見ているわけではなく、「要領の良さ、論理的思考能力、知識…」などを(自分の器で)判断しているわけで、本来必要な文章の独創性というのは、それらがあって初めて加点される(抜きん出る)。

 今、手元に大塚英志という人の本が二冊あるが、彼は次の本で語っている(9年前に読んだ本。今頃になって…)

 
キャラクター小説の作り方
大塚英志
講談社


 このようにぼくたちの作るものは決して僕たちのオリジナルではありません。もちろんなかにはその点を勘違いしている作家もいますし、ゲーム方面の会社でもユリ・ゲラーから「ポケモン」のユンゲラーって、モデル俺でしょ、と訴えられても「いや、自分たちの考えたオリジナルだ」と言い張った無茶な会社もありましたよね。

 しかしぼくたちは全く何もないところからすべてを作り出すのではなく、先人の作った財産の上にあくまで物を書いているのです。それを忘れて軽々しくオリジナリティなどと口走ってはいけません。

 言ってしまえばぼくたちは大なり小なり誰かから「盗作」をしているのであって、むしろ創作にとって重要なのは、誤解を恐れず敢えて記せば「いかにパクるかという技術」です…


 まあ、こういうことは今更取り上げるまでもなく、暗黙の了解か。

 の場合は、自称オリジナル路線を突っ走り、未だに高評価を得られない典型的な作家(自称)か。

  そうそう、そういえば、

  未だに小説を書いているが、何かひねりが足らない感じがして、最近試している方法がある。

 ありゃ?! わずか10分で物語の筋が作れた(半ば無理やりか?!)

 下の本では、「生命」「信頼」とかの文字のあるカードをタロットな感じで?使って、創作のプロットを何個も作れます(誰でも小説が書けるということです)


物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン (朝日文庫)
大塚英志
朝日新聞社

ジャガーの牙

2012-04-04 07:07:10 | カスタネダ『呪術の実践』 !
  昨日は台風の如き強風で、道路のものなどが飛び散り、意識が揺すぶられた。

 さて、本日も、言葉と記号でグダグダ書こうかと思ったが、結局何も伝わらなければ意味がないので、

 イメージだけを優先で行きたい。

 吾輩が、奇妙な観念にとりつかれているのは、古代メキシコの呪術師の観点からすれば、

 「意識のエリアに、宇宙からエネルギーの矢が飛んできて、そういう奇妙な考えの的を貫いているから」ということである。

 ふつう意識は「大脳がどうの…」と説明されるが、「宇宙エネルギーがどうの…」という解釈である。

 それはあたかも、人間の意識は大宇宙で回転する地球の如きであり、地軸の傾きが地上世界のあり方を決定している、というのに似ている。

 地軸が少し傾くだけで、地上世界がガラリと変わってしまうということか(これが集合点の移動か)。

 現に意識という輝く球体は、地球のように太陽みたいなエネルギー、パワーの周囲を公転しているわけである。

 吾輩が勝手にイメージを広げてみるに(まだ◎までに達していない)、

 「輝く卵=意識」が固定している様子は、ジャガーが上下の牙で噛んでいるのに似ているのではないかと思う。記号を使うなら、「▼○▲」ということになるか。

 生まれた瞬間は「▽○△」だったかも知れないが、年をとるにつれて「▼○▲」とジャガーの牙にじわじわ深くかじられていき、最後は「☠」となるのだろう。

文明社会に生きる我々現代人は、じわじわかじられる道を選んでいるのか(何か思考が暗いぞ!)

四月という新鮮な季節

2012-04-03 06:53:21 | 考えるインディオ
  今、15.6℃で、爽やかな?春の雨が降っている。

 新年度を迎えるにあたって、新入生やら新社会人やら新聴講生?やら、新鮮な思いをしている方々も多いと思われる(新しい教科書、新しい制服、新しい仲間…)。

 も、最近不思議な体験を色々しているが、ガラリと変わる世界へ飛び出すほどの、何かがまだない。軍資金の問題というより、○の問題かもしれない。

 自分の人生は自分でどのようにでもできるわけで、実際そうであろう。吾輩が実際そうすればいいのであるが、如何せん疑問視している能力がある。

 整理整頓、ど忘れしない能力、決断の速さ(優柔不断でない)、頭の回転…

 …といったことになるか(要するに「真剣さ」が足らないのか)。

 精霊の導くままに行動してみよう!(☆の力によって)、

 …では、一体どうなるのか(しかし、こうやって言葉に変換してグダグダ考えずに生きられるのか)。

 「☠を先延ばしするだけの人生なんて」、と考えるなら、新世界へ飛び出したらいいだろうが…、

 正月にあまりの歯の痛さを体験し、恐ろしくなったかも(こんなな心では働きながら作家を目指すのが精一杯か)

戦士と◎

2012-04-02 07:08:30 | カスタネダ『呪術の実践』 !
 カスタネダの本には、「戦士」という言葉が多々あり、◎になろうとする○をもっている者こそが、戦士なのだろう。幅広く言うなら、自分の○を良い方向に変えようとする者も(成功哲学?)、戦士になるのか。

 とするなら、呪術☆は○を変えるための「戦士の戦術」であるということになるか。

 ストーリーを更に進めるに、0の状態では…

 世界はかつて一つであった。

 まだ▽天と△地が分かれず、▽陽と▼陰にも分かれていなかった。

 だから○も▲も□も◎も何もない。

 目の前にある世界が現れた時は、既に○は操作され、飲み込まれていた。

 ○にはVがないので、

 噛み砕かれる感じで、▼と▲の間で、がっちりと○が固定されている。

 戦士は☆によって、そこから逃れ(∬)、いろいろ修行して(卍、∞、+、♪…)、

 ジャガーの牙から外れ(集合点の移動)、

 ◎の境地に足して、区別区分のない状態の世界を知覚するということか。


 ただ、◎の境地に達したあとが問題のようだ。

 『時の輪』より抜粋。

 未熟な戦士たちの最も根の深い構造的な欠点は、自分たちの「見て」いる不思議さを「見る」さきから忘れてしまうところにある。

 連中は自分たちが「見た」という事実に圧倒され、自分にはありがたくも天賦の才があるなどと思い込む。

 われわれ人間の置かれた状況ではいかんとも克服できないだらしなさを乗り越えるために、老練な戦士ほど、修行における鑑であらねばならない。

 「見ること」それ自体よりも、その「見た」もので戦士たちが何をするのかが、より重要なのだ。