インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

ジャガーの牙

2012-04-04 07:07:10 | カスタネダ『呪術の実践』 !
  昨日は台風の如き強風で、道路のものなどが飛び散り、意識が揺すぶられた。

 さて、本日も、言葉と記号でグダグダ書こうかと思ったが、結局何も伝わらなければ意味がないので、

 イメージだけを優先で行きたい。

 吾輩が、奇妙な観念にとりつかれているのは、古代メキシコの呪術師の観点からすれば、

 「意識のエリアに、宇宙からエネルギーの矢が飛んできて、そういう奇妙な考えの的を貫いているから」ということである。

 ふつう意識は「大脳がどうの…」と説明されるが、「宇宙エネルギーがどうの…」という解釈である。

 それはあたかも、人間の意識は大宇宙で回転する地球の如きであり、地軸の傾きが地上世界のあり方を決定している、というのに似ている。

 地軸が少し傾くだけで、地上世界がガラリと変わってしまうということか(これが集合点の移動か)。

 現に意識という輝く球体は、地球のように太陽みたいなエネルギー、パワーの周囲を公転しているわけである。

 吾輩が勝手にイメージを広げてみるに(まだ◎までに達していない)、

 「輝く卵=意識」が固定している様子は、ジャガーが上下の牙で噛んでいるのに似ているのではないかと思う。記号を使うなら、「▼○▲」ということになるか。

 生まれた瞬間は「▽○△」だったかも知れないが、年をとるにつれて「▼○▲」とジャガーの牙にじわじわ深くかじられていき、最後は「☠」となるのだろう。

文明社会に生きる我々現代人は、じわじわかじられる道を選んでいるのか(何か思考が暗いぞ!)