インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

決定の中心=V

2012-03-27 06:21:50 | カスタネダ『呪術の実践』 !
  あまりに寒いからか(四月になるのに8.1度!)、寝違えたからか、左肩甲骨から首の付根が痛い。本日は「意思決定」についてもっと理解せよというお告げか。

 古代メキシコの呪術師にいわせるならば、「決定の中心」とでも言うべき場所である(厳密には、「首の付け根の胸骨の天辺あたりで、鎖骨がV字型をこしらえている箇所」)。

  意思決定を行う能力は、そのV字型の部分から発生するというのである(よって、「V」と省略しよう。どんどん複雑になっていく…)

 昨日の「見る者」◎が観察するに、人間は意思決定を行う能力Vを持っていない。それゆえに、我々は、そのVの役目を担ってくれるような社会秩序、制度▲を作ったのだという。

 つまり○にはVがない。だから、○は▲に従うことによって、Vを行うというわけだ。

 古代メキシコの呪術師(見る者◎)は、体のエネルギーを取り巻いている渦を覗き込むことができるようだ(どのように? たぶん、○を★の状態にして◎するのだろう)。

 特に巨大な渦が6つあって、特別扱いすべきだという。

  ①肝臓と胆嚢あたり
  ②すい臓と脾臓あたり
  ③腎臓と副腎あたり
  ④体の全面の首の付け根のくぼみ  ←決定の中心
  ⑤子宮の周辺
  ⑥頭のてっぺん

 この6つのうち、①~⑤は円運動をするエネルギーの渦で、「じょうごが時計の針と逆回転しているように見える」らしい。

 問題は、⑥であり、それは「どこか心臓の鼓動を思わせる振り子のような前後の動きをする」という。

 ⑥は侵略者(捕食者)▼によって乗っ取られており、その▼をやっつけるには、他のすべての中心を強化するしかない、という。

 さて、④の「決定の中心V」であるが、そのエネルギーの回転は6つの中で一番弱いという。

 ◎からすれば、水に似た「独特の透明さ」を持っており、その液体に似た外観は、Vに「フィルターとしての機能が備わっていることのしるし」であるという。

 「Vに入ってくるエネルギーをいちいち選別して、液体のような性質を持つエネルギーだけを受け入れる」。

 ただ、その機能はあまりにも弱いから、人間は滅多に判断を下せない。それでも、Vのマジカルパス♪を実践すると、Vが活性化し、それまで一歩も踏み出せずにいたのが、思いのまま決断が下せるようになるのだ、という。

 優柔不断なは、Vのエネルギーが弱いということかもしれず、もっと♪を実践するしかないのか

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