インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

忘れ難い、生きている瞬間。

2012-06-11 05:43:12 | 身の回り
 
 このブログは備忘録であり、2012年の今、を写真付きでピックアップしている。他人の備忘録等見ても、何ら面白くはないであろうが、

自然の写真で少しでも癒されるならば、訪問の価値はあるのかもしれない。梅雨というわけでもなく、蚊も少なく、今は森の絶好シーズンか。ハンモックはないが、とにかくゴロンと横になり、読書やら小説の構想を練っているのであった。



 すっきりとしない天候であったが、まばゆい光が、若葉の奥から差し込んできた。四ヶ月前は味気ない枝が交錯していただけなのに、全く大自然の力は神秘的である。

 

 風に誘われて葉っぱが踊っているのを、放心状態で眺めながら、眠れない夜にはあの瞬間をイメージしようと、考えたりするのであった。

 カスタネダを読んでいて非常に、心に響いた文章がありました(『沈黙の力』p144より)

 
  死を澄み切った目で見つめることがなくては、秩序も平静も、美もありえないんだ。

 (呪術師はこの貴重な洞察を得るために奮闘し、それによってあたうかぎりの深いレヴェルで、誰の人生であろうとそれが今を超えてずっと続いていくという保証がないことを知る。この認識が呪術師に、忍耐強くしかも行動的であるための勇気、愚かであることなしに従順であるための勇気をもたらすんだ)

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