インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

自立の風~カンバス~

2008-11-21 22:15:36 | 苦しみを分かち合う
 NHK教育で「好きな町で生きていく~シャルコ・マリー・トゥース病 横川由紀さん~」好きな町で暮らしたい何でも挑戦、が放送され、色々考えさせられた。

 インディオは貧乏だとはいえ、健康だし自分のことは何でも出来る。好き勝手にあちこち行って暮らしている。

 難病で自由が利かない横川さんは、施設から脱出し、憧れの地、函館で自立を試みたようだ。施設は時間に束縛され、何もかも決まっている。自由を求めたのだ。
しかしシャルコ・マリー・トゥース病である彼女は独りでは生きて行かれない。「どう考えても独りでは出来ないので巻き込んでいく」ということになり、援助を募った。

 自立の風 カンバス参照。通信『小石』が多くの場所においてあるようだ。

 インディオが同じ立場であれば、そんな行動が出来るか。苦しみは自分の中にだけ押しとどめ、ひっそりと暮らしているだろう。迷惑をかけるのが申し訳なくて、施設から一生出ない(消極的)。

 今のような神々が死んでいる偽善的社会は、老人や障害者にとっては非常に過酷な世界なのだから。

 彼女には並ではない才能や運があったのだろうが、悟りのようなものがあったようにも思われる。自分で何も出来なければ助けてもらえばいい、神様は人間がそうするように創ったのだから。

 インディオも共感する。
 人は頼らなければならない。そして助けてあげる。

 とかく、自分のことは自分でしなければならない、人に頼ってはならない、ようなケチな?生活を送っていると、人間に可愛らしさがなくなる。

 相手に委ねることが重要。

 インディオな新しい文化を独力で創ることは不可能である。本一冊どころか、この『インディオ通信』ですら、多くの人間が関わってくれなければ、世界は広がらない。

 独りで抱え込んでも仕方がない。


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