田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北根室ランチウェイ旅日記 10

2015-06-25 20:03:43 | ロングトレイルフットパス
贅沢な夜を過ごしています。

 電気がなく、暗い室内にまきストーブだけが赤々と燃えています。聴こえてくるのは、薪が爆ぜる音だけ…。

 私一人のために、先ほどからたくさんの薪をストーブにほおっています。

 持参したウィスキーをちびりちびりと舐めながら至福のひと時を過ごしています。

北根室ランチウェイ旅日記 9

2015-06-25 19:28:15 | ロングトレイルフットパス
ラッキーです。弱いながらも、なんとか西別岳山小屋から通ずるようです。この旅の前にドコモに機種変更したのが正解でした。

 さて第9信をレポします。

 ワイルドなコースなど楽しんでいたのは、今日の午前中まででした。

 午後のルートはきつくて、辛くて…。

 コースの途中に「モアン山」というお椀をひっくり返したような特異な形状の山があるのですが、(弟子屈町から中標津町に向かうとき、左側にある山で、山の中腹に「牛」と書いてある山なので、知っている方も多いと思います)ルートはその山の裏側を通るルートだったのですが、このルートが凄かった。

 急登があったかと思うと、急な下りが現れる。中には、ロープを伝って登り、ロープを伝って降りるところも…。もうはんぱな登山よりはるかにキツいルートでした。

 私の体力は一気奪われました。おまけに、カメラを崖下に落とすは、ルートを間違えてしまうは、散々でした。

 それからの後半は、我慢我慢の3時間でした。

 第4ステージのゴール、西別岳の山小屋に着いたのは17時20分、都合10時間行動していたことになります。その間、休んだのは、養老牛温泉でブログ投稿を兼ねて休んだ20分間だけ。お昼も遅れが気になり前日買って残っていたおにぎり(賞味期限切れ?)を立ったままで食べただけで済ませる始末。

 まあ、このようなことになったのも、私の体力がないということなのですか…。 

 見方を変えれば、そうしたことも含めて楽しんでいるということなのかもしれません。

 西別岳の山小屋はなかなか立派な建物です。そこに今日の宿泊客は私一人です。管理人もいないので純粋に一人です。電気はなく、持参したヘッドランプが頼りです。まきストーブを炊いて、一人で過ごす夜もオツなものです。

 明日は、スタート直後に西別岳に登る本格的な登山です。有終の美を、と思っているのですが、外は霧雨が降っています。

 雨があがることを願いながら早目に寝ることにします。では…。

北根室ランチウェイ旅日記 8

2015-06-25 10:37:39 | ロングトレイルフットパス
少し早いですが、この先は電波の状態が悪くなりそうなので第8信をレポします。

 10時20分、第3ステージのゴール地点の養老牛温泉に到着しました。

 歩き始めてみると、やはり昨日の疲れが残っているようで、体が重く体調万全とは言えません。

 コースは一部を除いて、昨日以上にワイルドです。疲れを感じながも、ワイルドなコースを楽しんでいます。

 まだ昼には早いので、もう少し先へ行ってからと思っています。

 そうそう、今朝NHKの取材を受けました。いろいろ聞かれたのですが、あまり上手くは答えられなかったですね。放送日は秘密です。

 この2日間、コメントが入らないのが寂しいです。

 これからの17.4キロはかなり苦戦しそうですが、意地で頑張ろうと思っています。

 さて、その結果を西別岳山小屋からレポートできるでしょうか??

北根室ランチウェイ旅日記 7

2015-06-25 05:03:56 | ロングトレイルフットパス
6月25日間の朝が明けました。

 すぐに窓の外に目をやりましたが、残念ながら雨は降っていないものの、今日も深い霧に包まれています。今回は霧に恵まれたということなのでしょう。今日も一日霧との付き合いを楽しみます。

 宿舎のレストラン牧舎敷地内にある「マンサードホール」は思っていた以上に快適でした。シャワーも、炊事設備、暖房も完備していて、まったく不便を感じませでした。

 さあ、今日は第3ステージ9.2キロ、第4ステージ16.8キロの26キロです。

 最も北根室ランチウェイの魅力を満喫できるコースとも言われているようです。

 昨夜入念にストレッチをしたせいでしょうか、思っていたほど疲れが残っていないようにも感じています。

 張り切ってスタートしようと思っています。

 そうそう、ここはとても電波状態が悪く、ドコモは繋がったり、切れたりの状態です。うまく繋がってくれるといいのですが…。ダメな場合はなんどもトライしてみます。

北根室ランチウェイ旅日記 6

2015-06-24 17:22:02 | ロングトレイルフットパス
15時20分、第2ステージのゴール、そして本日の宿泊地の佐伯牧場(レストラン牧舎)に無事到着しました。

 天気は変わらず、といった感じでしたが、あまり霧雨には当たりませんでした。ただ、午前の霧雨のためにコース脇の草が濡れていたため、下半身はかなり濡れました。と言っても、レインウェアのパンツとその上にスパッツを装着したので、直接肌が濡れることはありませんでした。

 コースは期待していた以上に素晴らしく、ほとんどがフットパス専用のコースで、文字通り山野を跨ぎ、丘を越えて、という感じのコースでした。

 一度などは牧場内を歩いたために、乳牛のすぐ脇を恐る恐る通過する場面もありました。

 先ほど、このコースを造り、管轄する佐伯さんという方とお話をさせていただき、氏のフットパスコースにかける意気込みを聞かせてもらいました。

 霧雨にたたられてしまいましたが、第1日目をおおいに楽しみました。


北根室ランチウェイ旅日記 5

2015-06-24 11:03:28 | ロングトレイルフットパス
第1ステージのゴール地点「開陽台」に10時45分に到着しました。

 朝、ホテルを出るときは雨の装備をしていなかったのですか、外へ出てみると細かな霧雨がメガネを曇らせたため、スタート地点のバスセンターで雨装備をする羽目になってしまいました。

 雨の状況は、細かな霧雨が降ったり止んだりという状況です。まだ、雨に困ったという状況ではありませんが、湿気が多いのに悩まされています。

 ところで開陽台ですが、晴れていれば360度眺望が効く素晴らしいところなのですが、今日は全く眺望が効きません。

 まあ、私は以前に来たことがあるので諦めることにします。

 ここでちょっと早い昼食を摂り、残り10.1キロ頑張ります。坂道はやはり重いザックが堪えます。

北根室ランチウェイ旅日記 4

2015-06-24 06:03:19 | ロングトレイルフットパス
24日の朝を迎えました。

 さっそく外を見たところ、雨は降っていませんでした。ただ重い雲が垂れ込めていて、油断はできません。

 レインウェアの着用をどうしようか迷いましたが、天気予報を信じて出発時は晴天仕様でスタートすることにしました。

 さあ、今日はレストラン牧舎のある佐伯牧場までの24.9キロです。距離に対する不安はありませんが、9Kg超のザックの重さがどれだけ負担になるか? そのことと、やっぱり天気ですねー。

 案ずるよりスタートするのみ、それでは第一歩を印すことにします。

北根室ランチウェイ旅日記 3

2015-06-23 17:49:57 | ロングトレイルフットパス
午後3時50分、中標津に着きました。

 着いた時、雨は降っていませんでしたが路面は濡れていました。

 気温は釧路よりさらに寒く感じました。テレビでは今日の最高気温が9.7度と報じていました。

 ホテルにチェックインした後、街へ買い物に出たのですが、天気は霧雨に変わっていました。

 どうやら今回のフットパスは天候との戦いになりそうです。

 ところで、釧路からのバスの中ではほとんど寝ていたのですが、中標津に近くなって眼を覚ますと、窓外は一面の大平原でした。「あんなところを一人征くのかぁ…」と思うと、ちょっと気の遠くなる思いもします。しかし、そのことを望んで、札幌から8時間もかけてやって来たんですから、天候うんぬんなんて言っておれません。

 今日はゆっくり鋭気を養い、明日に備えます。

北根室ランチウェイ旅日記 2

2015-06-23 13:50:20 | ロングトレイルフットパス
釧路に着きました。

 途中、小雨が降り続いていてあまり気分の良いものではありませんでしたが、釧路では雨は止んでいます。

 ところが、バスを降りたとたん寒い寒い!

 半袖だった私は、すぐさまレインパーカーを着込みました。さすが釧路です。

 ここから、バスを乗り換えて、中標津へ向かいます。