田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

リナリアの丘 ゆにガーデン(写真編)

2009-08-21 17:32:18 | 札幌(圏)探訪
  メカ(カメラ)に弱いということは悲しいことです。どこかのボタンに触れたために画質が上がり昨日の投稿ではブログ上で受け付けてもらえませんでした。それから悪戦苦闘の末、昨日の写真をなんとか投稿できるように編集し直しました。
 
 昨日の投稿では文章ばかりで、私の思いが伝えきれていない悔しさが残りました。
 ブログ上で受け付けてもらえないということは、画質が上がり設定されている以上の画素数のために受け付けられないと判断し、画質を落とす試みをしてみました。
 何度も何度もトライし、かなりの時間を要してなんとか受け付けてもらえるまで画質を落とすことができました。(フーッ)
 そこで昨日の投稿ではいまいち伝え切れなかったところを写真で補ってみたいと思います。(昨日のレポートと合わせてご覧ください)
        
        ※ ガーデンの方から英国風のセンターハウスを見たところ
         です。一見整備されている庭園に見えるのですが…


        
        ※ 庭園の中央の丘からコテージを望んだところです。「ブロ
          ードウォーク」と名づけられたバージンロードのような位置
          づけでしょうか?しかし、手前を見るとご覧のように雑草が
          目立ちます。

        
        ※ これが話題の(?)のリナリアの花です。最も花の状態
         が良いところを撮ったつもりなのですが…。

        
        ※ 「スペシャルガーデン」と呼ばれる庭園です。これも比較
         的良く取れた写真です。しかし、花はまったく見えませんね。

        
        ※ 一緒に参加されたみなさんが職員から説明を受けています。

 しかし、メカに弱い弱い病はなんとかしたいと思いながらもどうにもなりませんね。
 失敗を重ねながら一つ一つ克服していくしかありません。
 それには時間が…。


リナリアの丘 ゆにガーデン

2009-08-20 21:35:18 | 札幌(圏)探訪
 札幌からおよそ1時間、由仁町にある「ゆにガーデン」に行ってきましたが、ちょっと寂しさも感じた英国風庭園でした。
 
 某団体の厚生部を担当している関係から、野外散策行事の目的地に「ゆにガーデン」(場所はこちら)を選定し、今日(20日)会員46名と行ってきました。
 札幌市内からバスで1時間強、由仁町の街外れに英国風のセンターハウスをしつらえた「ゆにガーデン」がありました。

 「ゆにガーデン」について興味のある方はこちらのHP()を見ていただくとして、「ゆにガーデン」について私の率直な印象を述べておきたいと思います。
 広い敷地(14ha)内にさまざまなタイプの英国風ガーデンが点在していて、さまざまな花が栽培されていて入園者の目を楽しませています。特にリナリア(和名 姫金魚草)の花を重点的に栽培しているようです。
 しかし、私の目から見たら「管理が十分行き届いていないのではないだろうか」と見たのですが…。確かに入園料を徴収して(600円)いるのですからそれなりに整備はされているのですが、私には意外に雑草が目に付いたのです。

 入園者は平日ということもあり、私たち以外には数えるほどの人しか入園していませんでした。北国のガーデンにとってはかきいれどきの夏の季節のはずです。
 これでは管理に十分な資金を投入できないのかもしれません。

 以前に沖縄で同じようなガーデン(英国風ではなく、あくまで沖縄風でしたが…)を見たことがありますが、こちらは1年中がシーズンで入園者も多かったですから整備も行き届いていました。
 「ゆにガーデン」の案内を見ると、開演期間は4月半ばから10月半ばまでの6ヶ月間です。北国でこうした類いの行楽施設を運営することの難しさを見た思いがしました。

 また、リナリアという花を重点的に栽培している理由もよく理解できませんでした。
 花柄は小さく、広い園内でそれほど見栄えするとも思えません。しかも、多年草ではなく一年草とのことです。確かに花言葉は「私の心を知ってください」とロマンチックではあるけれど、管理が十分に行き届かないガーデンで一年草はなおさら困難さが伴うと考えるのは素人の考えなんでしょうしょうかねぇ???

※「ゆにガーデン」の写真をたくさん撮ってきたのですが何かの原因で1枚しかアップできません。しかもそれは本文とは関わりのない1枚です。それをアップしてお茶を濁します。残念!


        
        ※ センターハウスから最も離れたところに建つコテージで販
          売されていた山葡萄のジュースです。これが美味でした!
         この後「ゆにガーデン」に行かれる方はぜひご賞味あれ!


         

爆発寸前!大もっこり展

2009-08-19 16:37:54 | 札幌(圏)探訪
 「まりもっこり」というちょっと下品で、笑えるキャラクターが北海道・阿寒湖畔から生まれ、人気に火が付きました。その人気は燎原の火のように全国に広がり、次々とご当地バージョンが誕生しました
 
 「爆発寸前!大もっこり展~まりもっこりと仲間たち~」という展示会が札幌パルコ(場所はここ)で開催されていると聞き、ちょこっと覗いてきました。
 「まりもっこりなんて知らないよ!」という方のためにちょっと説明しますと「まりもっこりは北海道生まれのマスコットキャラクターである。国の特別天然記念物である阿寒湖の『まりも』をキャラクター化したもので、2005年に株式会社キョーワが発売した。擬人化されたまりもの股間が、大きく男性器をディフォルメして表現し、もっこりとしている」とWikipediaでは説明しています。
        
      ※ まりもっこりのぬいぐるみです。原点はストラップなんでしょう?

 展示会はパルコ5階の片隅で行われていました。
 いました! いました! まりもっこりとその仲間たちが・・・。
 大小さまざなまりもっこりが、まりもっこりの親子が、まりもっこりを写したTシャツやハンカチが、そしてもっこり神社まで登場させていました。
        
      ※ まりもっこりの親子バシージョンはガラスケースに入っていました。

 笑わせてくれたのが各地域限定バージョンのストラップです。宮城限定「ずんだもっこり」、東京限定「東京タワーもっこり」、名古屋限定「信長もっこり」などなど、何でもありです。
 商魂たくましいというか、悪のりというか、何かがヒットすると必ずと云っていいほど類似バージョンが出回りますね。
        
        ※ 仙台名物「ずんだ餅」をもじったもっこりくんです。

        
        ※ こちらは東京タワーをモチーフにしたもっこりくんです。

 帰宅してネットで調べると、奈良限定の「大仏もっこり」は東大寺関係者の怒りをかって発売中止になったとか、悪のりしすぎですね。
        
        ※ 出ました!「もっこり神社」です!これはもう悪のりですね。

 こんな下品(?)な話題を取り上げてしまい、私の品格に影響しますかね?
 好奇心旺盛(?)な私はつい悪のりしてしまいましたm( .. )m 。
 それにしても展示会の名称「爆発寸前!」というネーミングはどうなのでしょう?
 既にまりもっこりブームは十分爆発していると私には見えるのですが、関係者にとってはまだまだ大きく爆発させたいということなのでしょうか?

市電沿線ぶらりまちあるきマップ 2

2009-08-18 19:48:37 | 札幌ウォーク & Other Walk
~山鼻・曙 屯田兵の歴史をたどるコース~ 後編
 
 札幌でも比較的早くから拓けた曙地区界隈はディープな雰囲気がまだ残っており、なかなか興味深いコース(コースマップはこちらでした。 

 山鼻公園を後にし、札幌中心部に向かって東屯田通を北上します。
 この通りも狭い道で両側には歴史のありそうな商店、それにマンションやアパート、住宅などが混在する地区です。昔懐かしい駄菓子屋さんがあったり、道端でパンク修理をする自転車屋さんがあったりと、なかなか興味深い光景が続きます。
        
    ※ 子どもの姿は見えなかったですが、昔懐かしい駄菓子屋さんです。

 通りから少し入ったところに「妙心寺」というお寺があり、そこに木造の「日蓮聖人座像」があるそうです。境内までは入ったのですが、どうやら座像は寺院内に安置されているらしく残念ながら目にすることはできませんでした。
        
        ※ 日蓮聖人の木製坐像があるという「妙心寺」の前門です。

 さらに行くと、やはり通りからは少し離れて「旧鎌田志ちや」のレンガ倉庫を改装した建物があるとの案内だったのですが、私の目には古い木造住宅のようにしか見えませんでした。う~ん。これがなぜレンガ造り?(写真を見てください)
        
        ※ 「旧鎌田志ちや」ですが、どうみても木造ですよね~。

 コースをさらに外れて札幌軟石の石倉を改装した洋菓子屋「パリ16区」に立ち寄り、ここでちょっとコーヒーブレイク。
 店のママさんと話をしていると現在は経営者が替わり「Cafe マール」という店名だということが判明しました。なかなかおしゃれな店内でしたが通りに面していないこともあって店内にお客の姿が見えないのが、他人事ながらちょっと心配です。
        
        ※ こちらは紛れもなく札幌軟石で造られた「Cafe マール」です。

 コーヒーブレイクを終え、コースは「山鼻温泉屯田湯」の前を通ります。
 古い住宅街のごみごみした(失礼!)ど真ん中に温泉とは意外な組み合わせです。
        
      ※ さまざまな建物が建てこんだ中に忽然と現れた「山鼻温泉」です。

 そして最後は電車通りにも近い「新通市場」です。
 昨年もここを訪れその衰退ぶりを嘆いたのですが、事態はさらに進みもう市場の形態を成していないほどです。開店している店は数えるほど・・・。ほとんどはシャッターを閉じていました。時代の流れとはいえ残念な光景でした・・・。
        
        ※ シャッターが下りた店が目立った「新通市場」です。

 ちょっと危ない雰囲気も感ずるこうした街並みを巡るのも札幌の魅力の一つですね。
《ウォーク実施日 ‘09/08/09》

市電沿線ぶらりまちあるきマップ 1

2009-08-17 17:39:18 | 札幌ウォーク & Other Walk
~山鼻・曙 屯田兵の歴史をたどるコース~ 前編 

 明治天皇、そして明治、大正の皇太子が通ったという行啓通界隈は古さと新しさが同居しているような街並みでした。
 
 札幌の市電を愛する「市電倶楽部」では、市電沿線の面白いところ、興味深いところを巡り歩くまちあるきマップを作成しています。8つのコースがある中、「おやじの仲間づくり21の会」の9月の研修地の候補の一つと考えている2つのコースを歩いてみました。

 まずは山鼻・曙 屯田兵の歴史をたどるコース(コースマップはこちら)です。
 市電の「行啓通」停留所を降りると、そこはもう行啓通りでした。
 片側1車線しかない狭い通りですが、明治天皇が、そして明治、大正時代のその時の皇太子がこの通りを行啓したことから「行啓通」と名付けられようです。
 古くから拓けた通りらしく新旧入り交じった商店街が形成されています。
        
        ※ レトロモダンな雰囲気を漂わす行啓通です。

 その商店街の一角に「シャトレーヌ」という洋菓子店があり、そこに「路面電車の詩」というサブレが販売されているというので寄って購入してきました。そのサブレを包んだ包装紙に次のような詩が印刷されていました。
        
        ※ ちょっとくたびれた感じの「シャトレーヌ」の外観です。

      路面電車の詩

   沿線の家では 始発電車の音に起こされ
   終電車の走り去る音で
   一日は終わったと なんとなく思う
   路面電車は市民の足であり
   生活のリズムでもあり
   思い出の詩でもある
        
        ※ どこか懐かしさも漂う「路面電車の詩」の包装です。

 商店街が終わる頃に開校131年の歴史を誇る山鼻小学校が見えてきます。その手前隣にあるのが「山鼻記念会館」です。この建物は3階建てになっているのですが、1階部分はなんと「ラ・ヴェリテ」という洋菓子店が入り、2・3階部分が記念会館になっています。
 私は昨年「札幌ウォーク」で訪れましたが、屯田兵に関する資料がなかなか充実していました。山鼻地区が屯田兵の入村によって栄えた歴史を物語っています。
        
     ※ 外観から受ける印象は記念館というよりも洋菓子店という感じですね。

 記念会館の斜め向かい(山鼻小の道路向かい)に街区公園に類型される「山鼻公園」があります。街区公園としては広さもあり、設備も充実した公園です。
        
        ※ 鬱蒼とした木々が印象的な山鼻公園です。 

 歴史的には山鼻屯田兵村の練兵場として使用されたり、歴代の天皇や皇太子が行啓された際に立ち寄ったりしたという由緒ある公園だそうです。
 この日はとても暑く、遊水路のある公園内ではたくさんの子どもたちが水遊びに興じていました。
        
        ※ 子どもたちは公園内の水場で楽しく水と戯れてしました。

(ディープな街曙地区のレポートは後編で)

《ウォーク実施日 ‘09/08/09》


ビクトリノックス

2009-08-16 17:49:23 | その他

  ビクトリノックス・・・、と聞いてマニアは「わぉ~!」と叫ぶかもしれません。しかし「何それ?」という人も多いのではないかと思います。
  「ビクトリノックス・インターナショナル・アニバーサリー・ロードショー」というやたら長い名前の特設ミュージアムを覗いてきました。 
 
 私はナイフのマニアでもなければ、アーミー好きでもありません。
 ただビクトリノックス社製のアーミーナイフは特別です。
 少しでもアウトドア志向の者であればビクトリノックスのアーミーナイフは必携品の一つではないでしょうか?

 私は1985年、スイス・フランスを旅したときにビクトリノックス製のアーミーナイフを現地で買い求め、それ以来愛用しているのですが、いつまで経っても一向にその性能が落ちない技術の高さに驚いています。
        
        ※ 20数年愛用しているビクトリノックス製アーミーナイフです。

 そのビクトリノックス社の創業125周年を記念して、同社の製品を展示する特設ミュージアムがサッポロファクトリー(場所はこちら)で開催されていると知り覗いてきました。
 長々とした立派な名前が付いたミュージアムということで、私の中ではかなり期待していた部分があったのですが、案に相違して小規模のものでした。
        
        ※ ご覧のように意外に小規模なミュージアム(?)でした。

 サッポロファクトリーのアトリウムの一角にガラスケースを置かれ、その中にビクトリノックスの製品の一部が展示されていました。その横には同社の専門技術者がアーミーナイフを組み立てる工房のようなものがしつらえてあり、そこで実演があるらしいのです。
 そこのスタッフが「ビクトリノックスの製品を購入するとアーミーナイフの製作体験をしたうえで、それをプレゼントしますよ」とささやかれました。
 しかし、当日の実演はすでに終わっていたので他日を期すことにしました。

 私はスタッフに一つ質問をしました。
 「スイスのアーミーナイフではウェンガーも有名ですが両者の関係はどうなのですか?」と…。
 するとスタッフは「ウェンガーはビクトリノックスに吸収されましたが、ブランドは残っています」とのことでした。
 実は私は2000年にスイスへ行ったときにウェンガーのミレニアム(2000年)記念バージョンも買い求めていたのです。
        
      ※ 2000の文字が図案化されて刻印されているウェンガー製のナイフです。

 「スイスといえば時計」ですが、スイスの高級時計など求められない私にとっては、「スイスといえばアーミーナイフ」なのです。
 けっしてナイフマニアではありません。


札幌ウォーク 私のバス活用法

2009-08-15 07:28:01 | 札幌ウォーク & Other Walk
 札幌新参者にとって市内バスを利用することは至難の技です。ところがウェブ上に便利なサイトがあるのを発見しました。多くの人が利用していると思われますが、改めて私から紹介することにします。
        
        ※ 札幌市内を走るバスをパチリ
 
 札幌ウォークを進めていくうちに困った問題が持ち上がってきました。
 地下鉄沿線に広がるコースであれば問題ないのですが、沿線を外れて、しかもコースがワンウェイの場合に車や自転車を使うことが出来ません。
 バスを利用してスタート地点に立つしか方法がないのです。

 そのバスを利用できずに困っていた私の前に天使が現れました。
 天使の名は「Sapporo ekibasu nabi」(サイトはこちら)というウェブサイトです。
 このサイトを私は次のように利用しています。
 私の「札幌ウォーク」で残っているコースの一つに「サッポロさとらんど」周辺を巡るワンウェイコースがあります。スタート地点は地下鉄駅からは遠く離れた東陵高校です。

 そこでバスの利用を考えて「Sapporo ekibas nabi」のサイトを開きました。それからの操作は次の通りです。
①まず「バス路線図」を開くと市内を九分割した地図が表示されます。(大まかな区分です)
②大まかな九分割の中から、自分が乗車する場所が含まれる地区をクリックします。するとその地区をさらに九分割した地図が表示されます。
(都合、札幌市内が81に分割された地図が用意されているということです)
③その中から自分が乗車する区域をクリックします。すると、具体的な停留所名が表示されます。停留所名をクリックするとナビの出発地に入力されます。
④到着地も同じ操作を繰り返すことで、入力されます。
⑤出発地、到着地の入力を終えたら、「ルート検索」をクリックします。すると両地点を通る全ての路線が表示され、それぞれの所要時間と料金が明示されます。
⑥表示された路線の中から利用しようとする路線の「詳細」をクリックすると、具体的な時刻表が提示される。

 ということで、私は自宅から地下鉄で東豊線「環状通東」駅まで行って下車し、「環状通東ターミナル」から中央バスの「東苗穂線[東66]」に乗車し、「東陵高校前」で下車すればよいことが分かりました。ちなみにこの路線は本数が少なく、8:50 9:20 10:20と間隔が開いているのでその時間を睨みながら自宅を出ることが要求されるようです。
        
※ 突然イラストを入れる技を手に入れました。
 
(余話)
 札幌市内にはいったいどれくらいのバス路線があるのでしょうか?
 言葉は悪いのですが「Sapporo ekibas nabi」を見る限り蜘蛛の巣を張り巡らすようにバスは市内を網羅しています。
 そのバス路線を活用するのは私のみならず、誰にとっても大変なようです。
 なにせバスを含めた公共交通機関の利用促進のために研究を重ねるNPO法人「交通倶楽部ゆうらん」(ゆうらんのホームページはこちらただ今工事中らしいです)という組織があるくらいなのですから・・・。
 

札幌ウォーク 99 東区・D-2コース 後編

2009-08-14 19:33:16 | 札幌ウォーク & Other Walk
  札幌小学校、大友公園、札幌村郷土記念館と札幌のいにしえを辿るD-2コースの後半となりました。 
 
 コースの正式名東区・伏古公園・パープルロード散策D-2コース(マップはこちら 約3.3Km)の後半は環状通り沿いに点在する歴史ある施設を訪ねるコースでした。

 札幌刑務所を過ぎ、環状通りに戻ってくると通りから少し入ったところに、またまた意味不明な「ドレミファ公園」という街区公園があり寄ってみました。
 公園名にはそれぞれ何らかの由来があるのではと思われるのですが、外からの者には全く想像がつきません。(公園の一隅にドレミファと描かれた踏み石がありましたけどね・・・)
        
        ※ 小さな公園でしたが緑は豊かな公園でした。

 公園を離れ少し行くと、「札幌市立札幌小学校」が見えてきます。沿革を辿ると学校創設時は札幌市とは別の、札幌村に設立された唯一(?)の学校だったので「札幌小学校」という由緒正しい名が付けられたようです。
 ですからその歴史はさすがです。校舎の窓には「開校136周年」という文字が誇らしげに掲げられていました。この年数は道内の学校の中でも最古の部類に属するでしょう。
        
        ※ 創立136周年を誇る札幌小学校です。

 コースはゴールの地下鉄「環状通東」駅に向かって環状通りを西に向かいます。
 駅の直ぐ近くに札幌の開祖といわれる「大友亀太郎」ゆかりの「大友公園」と「札幌村郷土記念館」があり、そこに寄ることにしました。

 「大友公園」は街区公園の一つですが、札幌市の「個性あふれる公園整備事業」によって整備され、大友亀次郎が手がけた「大友掘」を模した流れが造られ、御影石に現在の札幌市の地図と大友堀があった位置が重ねて描かれたものがあり、一般の街区公園とは比較ならないほど整備されていました。
        
        ※ 公園内に造られた「大友堀」を模した流れです。

        
        ※  街区公園(児童公園)にしては整備されている公園でした。

 「大友公園」のすぐ近くには「札幌村郷土記念館」があります。
 私が訪れたときには午後4時近かったためにすでに閉館になっていました。(残念!)
        
        ※ 一見普通の民家を改装したような「札幌村郷土記念館」です。

 その場所は大友亀太郎の居宅跡ということですが、記念館自体は民家を改造したような造りに見えたのですが、はたして真相は?
 記念館前には以前創成川ほとり建立されていた大友亀太郎像が記念館前庭を守るように置かれていました。
        
        ※ 創成川沿いから移設された大友亀太郎像です。

 江戸幕府の命を受けて北海道開拓を担った大友亀太郎と、明治政府から派遣されて北海道開拓にあたった島義勇ではその後の顕彰の度合いがまったく違っています。
 もし江戸幕府がもう少し続いていたら・・・、歴史のいたずらを感じた8月1日の午後でした。
《ウォーク実施日 ‘09/08/01》

札幌ウォーク 99 東区・D-2コース 前編

2009-08-13 19:39:47 | 札幌ウォーク & Other Walk
※ とうとう「札幌ウォーク」も99に達しました。残り5コースです。残りのコースを一つ一つ味わいながら歩を進めたいと思っています。

 趣のある伏古公園、そして塀しか見えない札幌刑務所と面白い組み合わせの東区・D-2コース前半でした。 

 コースの正式名東区・伏古公園・パープルロード散策D-2コース(マップはこちら 約3.3Km)は伏古公園コースと称しても良いコースです。

 パープルロードのすぐ横に接する「伏古公園」は札幌市内に25ヶ所ある地区公園の一つです。公園の紹介では東区を代表する公園と謳っていますが、野球グランドやテニスコート、噴水広場、芝生広場、遊具広場、休養広場などさまざまな機能を有した公園です。
 木々もたくさん繁っていてなかなか趣のある公園です。
        
        ※ 緑が豊かなのが印象的な「伏古公園」でした。

        
        ※ 中央に噴水を配した噴水広場です。暑い日は人気でしょうね。

 伏古公園の緑の中を通り、コースから少し外れるのですが「チビデカ公園」という面白いネーミングの公園を目ざしました。
 住宅街の中にある公園はごく小さな街区公園の一つですが、なぜ「チビデカ」なのかと現地で考えてみたのですが私の乏しい想像力では思い浮かびません。「チビ」は分かるとしても、なぜ「デカ」と付けるのか??
 公園で遊んでいた小学校高学年の子どもたちに聞いたのですが、彼らはそんなことにとんちゃくはしていないようで、けっきょく分からずじまいでした。
 何せ札幌市内には街区公園が2,300以上もあるのですから、それぞれ違った名前を付けるだけでも大変なことと想像されます。こちらの方の想像はつくんですけどねぇ…。
        
        ※ なぜ「チビデカ公園」なのか?どなたか教えてください。

 チビデカ公園を過ぎ、コースマップに沿って歩いていくと、突然道路の向かいに高い壁が長く伸びているのが見えてきます。マップでは「札幌刑務所」とあります。
 なるほど塀は高く、塀の中で行われていることは見ることができません。何事にも物見高い私ですが、こればっかりは中を見たいとは思いませんよ!
        
        ※ しっかりと高い塀で囲まれた「札幌刑務所」です。

 刑務所に続いて「札幌少年鑑別所」の建物が見えます。外観はなかなか立派ですが、中も同様に立派なのでしょうか??
        
        ※ こちらは刑務所に比べると、なんだか少し開放的ですね。

 そうした寒い光景の中が続く中、道路をはさんで反対側に札幌軟石でできた倉庫を改造したCaféがありました。「siesta」(昼寝というスペイン語?)と書かれた看板がありました。
        
        ※ 一見石でできた倉庫ですよね。これがCafe siestaです。

 [刑務所]の横で[昼寝]とはまったくのミスマッチのようにも思えるのですが、繁盛しているんでしょうかねぇ・・・。(いらぬおせっかい?)
 店内も眺めてみたい誘惑にかられましたが先を急ぐことにしました。
《ウォーク実施日 ‘09/08/01》

「札幌魅力マップ」づくり その後

2009-08-12 19:04:17 | 札幌学 & ほっかいどう学
 「札幌魅力マップ」の全貌がいよいよ見えてきました。 
 22日の市民に対するプレゼンに向けて、それぞれの考えを出し合いました。
          
 
 「札幌魅力マップ」づくりのためのバスツァーを受けて(そのときの様子はこちら)、8日(土)第3回目のグループワークが中央図書館で行われました。
 集まったのは私たち「おやじの仲間づくり21の会」のメンバー + α と少なかったのは残念でしたが、それぞれの考えを出し合い意味のあるグループワークとなりました。

 まず、主催者(札幌青年会議所)からバスツァー後のアンケート結果が公表されました。
 そして、そのアンケート結果も加味した形で「札幌魅力マップ」に掲載するスポットが提案されました。
 提案は市内10区からそれぞれ5ヶ所をリストアップし、計50ヶ所の魅力あるスポットをマップに掲載するという形です。

 集まった方々は「札幌魅力マップ」づくりに積極的に関わっていこうとしている人ばかりですから、たくさんの意見が出されました。
 提案のスポットを差し替えたところも何ヶ所かありました。そんな中、バスツァーで巡った5ヶ所はやはり全て掲載されることになりましたが・・・。

 そのこととは別に、私から一つの提案をさせてもらいました。
 それは私のブログにもたまあに登場する「札幌秘境100選」等の著者である秘境探検隊長氏をアドバイザー的な立場で関わってもらってはどうでしょう、という提案をさせてもらいました。
 隊長氏ほど札幌を熟知している方はいないのではないかと考えたからです。
 青年会議所の方たちは同意してくれ、その後隊長氏と会い助言をいただくことができました。(隊長氏からは成果を本にして自主出版しないかとの提案もいただきました)

 マップのデザイン、制作は札幌市立大学のデザイン専攻課程の学生に依頼しているそうです。
 そうした経過を重ねながら8月22日(土)に藻岩山山頂において「札幌魅力マップ50選」の市民向け発表会が行われます。
 出来レースの感がしないでもないのですが、関わった以上最後まで責任を果たさなくちゃ、と思っているところです。