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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北一条教会昼休みコンサート at September

2023-09-08 16:51:02 | ステージ & エンターテイメント
 北一条教会の昼休みこんサート「秋季シリーズ」が始まった。礼拝堂に響き渡るヴァイオリンの調べにしばしの間耳を傾けた。いつも思うのだが、北一条教会の礼拝堂はとても音響に優れた空間であることを今回も痛感させられた。
     
 いつも楽しみにしている札幌北一条教会の昼休みコンサート「秋季シリーズ」が昨日9月7日(木)より始まった。演奏時間は僅か30分間なのだが、選りすぐりの音楽科が演奏するコンサートが無料で聴けるとあって周辺住民(いや遠くからも来ている?)の音楽好きにとっては楽しみなコンサートである。
 この日出演された音楽家はヴァイオリンの船橋潤子さんオルガンの小泉優香さんのお二人だった。この日演奏された曲は次の6曲だった。
 ◆ G.F. ヘンデル/ヴァイオリンソナタ 第4番 ニ長調 op.1-13
 ◆ J.S. バッハ/アリオーン
 ◆ J.S. バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005より 
 ◆ A. ドヴォルザーク/我が母の教えたまいし歌
 ◆ 山田耕作/赤とんぼ
 ◆ 山田耕作/この道
        
        ※ ヴァイオリンの船橋潤子さん
 ヴァイオリンの船橋さんの技量が素晴らしく、どの曲目も礼拝堂内に心地良く響き渡り、私もそうしたのだが瞑目しながら聴いている人が多かったようだ。というのも、この教会のステージ(?)は、オルガン奏者が演奏する背後の2階にあるのだ。つまり私たちが座る椅子の後方となるため、演奏者を観るためには体を捩じらなければならない。そのため聴衆の方々は自然に瞑目の姿勢をとって聴く方が多いようだ。
    
    ※ オルガンの小泉香織さん
 さて、そうした中で私が最も素晴らしく聴こえたのは1曲目のヘンデルの「ヴァイオリンソナタ」だった。特にその第1楽章が素晴らしかった。曲の解説の中でも書かれていたが「特に第1楽章の旋律の線の太さ、神々しいまでの高貴さと存在感は、唯一無二です」とあったが、その音はまるで今まで聴いてきたヴァイオリンの音とは別の音かと思えるくらい "太さ” を感じさせるものだった。その “太い” 音がまるで音響装置を通したかのような素晴らしい響きで礼拝堂内に響き渡ったのがとても印象的だった。
 北一条教会の昼休みコンサートは、これから12月まで毎月開催される。都合がつくかぎり毎回聴きたいと思っている。


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