いや~、齢78歳にはちょっときつかった植樹ボランティアでしたぁ~。所属するNPO法人「シーズネット」の森林植樹ボランティアに参加したのですが、想像以上に過酷な作業だった。それでも作業を終えた後にはなんとも言えない満足感に包まれたのも事実でした。
一昨日(5月7日)午前、NPO法人「シーズネット」が、野幌森林公園の風倒木地域の回復を期しての植樹活動のボランティアが行われました。
名前だけ会員として名を連ねているような不良会員の私ですが、知人のKさんから参加を促されて参加することにしました。
当日は、風もなく気温も適度で作業をするには適したコンディションでした。
朝9時、車で野幌森林公園まで移動し、そこから徒歩で1キロほど森林公園内部の植林地域に移動しました。
参加したのは私とほぼ同年代の14名(うち6名が女性)です。
一昨日(5月7日)午前、NPO法人「シーズネット」が、野幌森林公園の風倒木地域の回復を期しての植樹活動のボランティアが行われました。
名前だけ会員として名を連ねているような不良会員の私ですが、知人のKさんから参加を促されて参加することにしました。
当日は、風もなく気温も適度で作業をするには適したコンディションでした。
朝9時、車で野幌森林公園まで移動し、そこから徒歩で1キロほど森林公園内部の植林地域に移動しました。
参加したのは私とほぼ同年代の14名(うち6名が女性)です。

※ 事前に植樹方法についてレクチャーを受けました。
まずは森林センターの職員の方が植樹の仕方についていろいろとレクチャーしてくれました。
それによると、畑を耕す鍬を用いて表土を削り、植樹する樹木の根の長さほどの穴を掘り、そこへ次々と植樹していくのです。そしてその上にマルチといって表土が乾かぬように木の葉や石などで根元を覆って一つの植樹が完了となります。
と書くと、案外簡単なように聞こえるかもしれません。
ところが整地されていない原野同然の植樹地域は、さまざまな植物の根が縦横に張り巡らされていて、そこに20センチ程度の穴を掘るのですから、老年には大変な重労働です。

※ 私たちが植樹の穴を掘った鍬です。
植樹する樹種は、トドマツとヤチダモを計百数十本です。
鍬を振るうのは当然のように男性の役割となり、女性は苗木を植える役割を担うことになりました。
植樹する箇所は、予め事前にロープを張って、ポイントが明示されていたので、迷うことはなく作業を進めることができました。しかし、穴を3~4個掘ると、もう息が上がってしまいました。
一息を入れながら、いくつ穴を掘ったでしょうか?おそらく20穴弱の穴を掘ったのではと思います。

※ こうしたところに植樹していったのです。

※ 植樹した直後のエゾマツです。根元の乾燥を防ぐためにマルチしています。
作業を終えたときには、もう体はボロボロでした。
それでも計画された作業を終えたときには、私も周りの人たちもホッと安堵の表情を湛えていたのが印象的でした。
全員で作業終了の記念写真を撮り、場所を移動し公園内の「自然ふれあい交流館」で楽しい昼食の時間となりました。私をボランティアに誘ってくれたKさんはなんと私の昼食までも用意してくれました。
食事時の歓談も楽しいものでした。

※ ボランティア作業を終え、「シースネットの森」の看板の前で記念写真です。
野幌自然公園のことについて、別なことろで講演を聴いた際に「国内的に見ても、大都市近郊で、しかも平地にこれほど大規模な自然公園が存在しているのは珍しい」と伺ったことがあります。
作業地域までの行き帰りに、路傍に咲く山野草の花々は野幌自然公園に行くたびに癒されていますが、この日もエンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、ヒトリシズカ、ニリンソウなどの花々が私たちの目を楽しませてくれました。

※ ヒトリシズカです。

※ オオバナノエンレイソウです。
体はかなり辛かったのですが、この歳になっても多少は社会のために貢献できたことに何とも言いようのない満足感を感じることができました。
次回は来月になりますが、今回植樹した苗木の周りの雑草を除去する作業だということです。体力的には今回ほどではないでしょう。身体の許すかぎり参加したいと思っています。
体はかなり辛かったのですが、この歳になっても多少は社会のために貢献できたことに何とも言いようのない満足感を感じることができました。
次回は来月になりますが、今回植樹した苗木の周りの雑草を除去する作業だということです。体力的には今回ほどではないでしょう。身体の許すかぎり参加したいと思っています。