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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

PMF2025 オープニング・ナイト

2025-07-10 19:27:20 | ステージ & エンターテイメント
 いよいよ今年もPMFの夏がやってきた!クラシック音楽には造詣の浅い私だが、いつもこのイベントは楽しみにしている。今年も今のところ6つのコンサートを聴くのを楽しみにしている。その第一弾が昨夜の「オープニング・ナイト」だった。

       
        ※ 今年のPMFのガイドブックです。

 1990年に故レナード・バーンスタインの提唱によって創設されたパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は今年第35回目を迎え、札幌の夏の風物詩としてすっかり定着した感があります。
 私も2009年以来、毎年のようにPMF関連のコンサートを楽しませてもらってきました。
 今年も今のところ昨夜のオープニングナイトを含めて、6つのコンサートに参加予定でチケットを準備しています。

    
※ メイン会場のKitaraのある中島公園内には雰囲気を盛り上げるペナントがたくさん掲げられていました。

 その第一弾が、PMFの開幕を告げる昨夜の「オープニング・ナイト」だったのです。
 出演は、1,344名の希望者の中から選び抜かれた95名の若手音楽家の95名からなる「PMFオーケストラ」と、PMFの教授陣である「PMFウィーン(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー)、「PMFベルリン(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー)の方々でした。
 そして指揮は、PMF修了生でもあるアメリカ人のカリーナ・カネラキスさんが務めました。

    
    ※ 会場のKitaraには一段と大きなペナントが掲げられていました。
 
 演奏された曲目は、
 ◇レナード・バーンスタイン/「キャンデード」序曲
 ◇ヨハン・シュトラウス二世/オペレッタ「ウィーンのカリオストロ」序曲
 ◇ヨハン・シュトラウス二世/ウィーンのボンボン 作品307
 ◇ロベルト・シューマン/4本のホルンと管楽器のためのコンシェルトシュテュック へ長調 作品86

    
    ※ 開演前のステージの様子です。(演奏中はもちろん撮影はNGです)

 正直に吐露して、私には「キャンディード序曲」以外は、初めて聴く曲でありその良さを感得することも難しかったなぁ、というのが正直な思いでした。
 ただ、いつも感ずることですが、優れた音楽家たちが奏でる曲が流れだすとき、「あゝ、管弦楽っていいなぁ~」という思いが私の中に満ちてくることを感じます。今回も最初の曲「キャンディーズ序曲」が流れ出したとき、その思いを強くしました。

 そのこととともに、今回思わぬ幸運にも恵まれました。
 それは会場外のホワイエにおいてプレコンサートが行われたのですが、4人のPMF生の弦楽四重奏を目前で聴くことができたことです。
 彼らの繊細な指の動き(運指?)を間近に見ることができたのですが、その指の動きを私のような素人から見ると「やはり選ばれた人だなぁ」、「才能ある人が鍛錬することによってこそ成せる技だ」ということを実感させられました。

    
    ※ プレコンサートの様子です。

 そうした彼らの鍛錬の成果を、これから何度か聴かせていただくことをとても楽しみにしています。


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