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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

そらちフットパスウォーク 14 奈井江町 前編

2013-10-01 20:20:56 | フットパスウォーク & トレッキング
空知支庁10市14町では空知総合振興局の勧め(?)で各市町それぞれ1コースずつのフットパスコースを設定し、それをまとめたルートガイドを発刊した。いずれもが各市町の見どころを満載したルートとなっている。私はこの24のコースを時間をかけて、ゆっくりと完歩したいと思い立った。 

水辺の景色にいやされる奈井江ルート 

     
     ※ 一周約8.4㎞の奈井江町のフットパスルートのマップです。

 石狩川右岸に位置する月形町、浦臼町から石狩川左岸に渡って奈井江町を歩いた。奈井江町は国道12号線、JR函館本線に沿って形成された街である。その二つの線を跨ぎながら奈井江の街を歩いた。 

 月形町、浦臼町を歩いたのと同じ日(9月5日)、最後に歩いたのが奈井江町だった。そのレポートが「福岡の旅」との関係で今日までレポートすることができなかった。時期が相当ずれてしまったが記録として残すために本日と明日にわたってレポートすることにした。

 奈井江町フットパスコースのスタート&ゴールは、建物が特徴的な「道の駅 ハウスヤルビ奈井江」だった。「ハウスヤルビ」とは奇抜なネーミングだと思い、調べたところ奈井江町の友好都市であるフィンランドの町ハウスヤルビから採ったということだ。特徴ある建物も北欧風の建物を意識したものということで納得できた。

          
          ※ スタート&ゴール地点となっていた「道の駅 ハウスヤルビ奈井江」の北欧風の建物です。

 奈井江の道の駅があるところは、美唄市から滝川市まで延びる日本一長い直線道路(29.2Km)のちょうど中間点ということで、そのことを表した立看板が立てられていた。

          
          ※ 道の駅のところには写真のような立看板が立てられていました。

 国道12号線は北海道の中央部を貫く幹線道路である。大型トラックなどたくさんの車が行き交う道路沿いをしばらく歩いた後、ルートはJR函館本線と交差する道路に入る。道路が線路の下をくぐる形で、「奈井江神社」に向かう。

          
          ※ 国道12号線は大型トラックなどが行き交う幹線道路です。

          
          ※ フットパスルートはJR函館本線の下を潜ります。

 「奈井江神社」に近づくと何やら華やいだ雰囲気で、参道には露店も並んでいた。しかし露店をひやかす人の姿はあまり見えなかった? 本殿まで近づくと関係者のような方がいたので聞いてみると「奈井江神社の秋の例祭の後祭りの日」ということだった。

          
          ※ 奈井江神社を訪れた日は秋の例祭が行われていました。
          
          
          ※ 例祭は後祭ということで露店に繰り出す人もあまりいませんでした。

 再びJR函館本線の下をくぐり、国道12号線沿いの歩道を歩いて行くと、「奈井江町開拓記念」碑が国道沿いに立っていた。資料によると、明治3年に伊達邦直がナエイ川とナエ川の河口に杭を立てて開拓の準備に取りかかったのが奈井江の開拓の起源とされているようだ。

          
          ※ 国道沿いに立てられていた「奈井江町開拓記念」碑です。

          
          ※ 雨が続いていたせいもあり、奈井江川の水量はいつもより多いようでした。

 ルートは奈井江川沿いから街の外れに向かい、「奈井江商業高校」に至る。
 この高校のグランドで微笑ましい(?)光景に出会った。グランドの野球用のバックネットのところに「心に描いた夢の舞台へ」と書かれたボードが目に入った。学校側が生徒たちに対して発したメッセージだと思われた。
 するとグランドのもう一方に、これは野球部の生徒が描いたと思われる「甲子園」という文字が目に入った。夢は大きい方が良い。奈井江商業高校野球部がいつの日か甲子園出場という夢を掴んでほしいと思いながら、私はウォークを続けたのだった…。

          
          ※ 奈井江商業高校の校舎です。

          
          ※ グラウンドのバックネットのところ「心に描いた夢の舞台へ」という文字が見えます。

          
          ※ そのグラウンドの一方の端に見えた「甲子園」の大きな文字です。

                                                   
                                                    (続きは後編で)


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