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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌公園めぐり「モエレ沼公園」

2007-05-08 22:20:07 | 札幌(圏)探訪
 ここまで広大で、ここまで人工的に造られた公園はかなり珍しいのではないでしょうか。

【モエレ沼公園】
 <住  所> 札幌市東区モエレ沼公園1-1
 <開園時間> 特に指定なし  <休園日> なし
 <入園料 > 無料      <駐車場> 無料

 モエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチが基本設計を担当し、公園の全ての施設・設備にイサム・ノグチの思いが凝縮されている公園といわれ、平成17年7月にグランドオープンしたばかりの新しい公園です。

 公園のシンボリックな建造物として「モエレ山」があります。(写真はプレイマウンテンから見たモエレ山です)公園のある東区は平坦な地形のため、人工的に造成された高さ50mのモエレ山がかなり遠くからも眺めることができます。また、山に登ることによって公園全体を鳥瞰することもできます。

 モエレ山のほか、さまざまな施設が公園内には点在しますが、プレイマウンテン(高さ30m)とその裏側が階段となっていて野外コンサート会場の観覧席を兼ねる形となっているところが気に入りました。

 また、この公園の呼び物の一つではないかと思われますが「海の噴水」は、この公園を訪れたからにはぜひ見ておきたいものの一つです。40分間という長いプログラムですが、大量の水を用いて水がダイナミックに変化する様は一見の価値有りです。

 さらに、全面をガラス張りにした「ガラスのピラミッド」もぜひ訪れたい施設です。この施設には雪冷房システムが取り入れられているということですが、現代の環境にも配慮した公園ということでしょう。

 このように、モエレ沼公園は、徹底して人工的に造られています。札幌市内の他の公園がもともとの自然を残しつつ、あるいは活用しながら公園造成をしているのとは対照的に、まったく何もなかったところに建造物を建て、その間を芝生で繫いでいるといった感じです。

 スケールの大きな芸術の結晶の中に人々を包み込む公園というのも、公園の一つの在り方として面白く感じました。
 


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